電気代を少しでも抑えたい方には、2016年の電力自由化によって参入した電力会社「新電力」への切り替えがおすすめです。
新電力は大手電力会社(東京電力や関西電力等)よりも料金プランを安くしてしている会社が多く、ポイント還元や新規契約キャンペーン等独自の特典を設けていることもあります。
しかし電力自由化以降、新電力は次々参入し、2024年9月時点では734社もの新電力が登録されています。

引用:資源エネルギー庁|電力・ガス小売全面自由化の進捗状況について2024年10月29日「小売電気事業者の登録数」
大量の新電力会社の中から一つずつ比べて自分に合う1社を探すのは大変な作業です。
そこでこの記事では、各新電力の料金の安さ・特典の充実度・サービスの使いやすさ・口コミ評判などを総合的に評価して、おすすめランキングとして紹介します。
人気電力会社ランキング | 1位:Looopでんき | 2位:エネワンでんき | 3位:東京ガス | 4位:CDエナジー | 5位:idemitsuでんき | 6位:U-POWER | 7位:シン・エナジー | 8位:ストエネ | 9位:楽々でんき | 10位:TERASELでんき |
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解約金 | なし | 3,300円(1年未満) | なし | なし | なし | なし | なし | なし | 0円 or 5,000円(プランによる) | なし |
セット割 | 電気+ガス | 電気+ガス+水 | 電気+ガス | 電気+ガス | なし(車向け特典) | なし | なし | 電気+ガス+ネット | なし | なし |
ポイント制度 | なし | Ponta | パッチョポイント | カテエネポイント | 楽天・Ponta・dポイント | なし | JALマイル | なし | なし | 楽天ポイント |
詳細 | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
毎月の基本料金や電力量料金が安いだけでなく、Amazonギフトカードなどの特典がもらえる会社や、解約金ゼロで気軽に乗り換えできるプランを提供する新電力も多数あります。
また、ファミリー世帯・一人暮らし・オール電化住宅など、住まいのスタイルに応じた選び方も後半で詳しく解説しています。
各電力会社の詳細ページではメリット・デメリット、セット割やキャンペーンの有無、リアルな評判も紹介しているので、電力会社選びの参考にしてください。
また、自分ではどの電力会社が良いかよくわからない、条件に合う電力会社を代わりに探してほしいという方は、くらしテクをご活用ください!
コンシェルジュがあなたに代わって、希望条件にマッチする電力会社を提案いたします。
また、希望の電力会社への乗り換え手続きも一括で承りますので、くらしテクへの連絡一本で電力会社探しから契約まで完了できます。
費用は一切かかりませんので、お気軽にお問い合わせください!
全国の電気料金比較ランキング!大手10社で一番安いのは?世帯別・地域別・季節別の電気料金も紹介
電力会社おすすめランキング10選
以下では、料金の安さ、特典・キャンペーン、サービスの充実度、契約のしやすさ、利用者の口コミ、をもとに厳選したおすすめの電力会社をランキング形式で紹介します。
- 【料金の安さ】基本料金・電力量料金の単価や燃料費調整額に上限があるかを評価
- 【特典・キャンペーン】新規契約でのキャッシュバック、ポイント付与特典の有無を比較
- 【サービス内容】ガスやネットとのセット割引、オプションの充実度を確認
- 【契約しやすさ】解約金の有無、対応エリア、申込から利用開始までのスムーズさを評価
- 【口コミ・評判】実際の利用者からの満足度やサポートの対応に関する評価を反映
人気電力会社ランキング | 1位:Looopでんき | 2位:エネワンでんき | 3位:東京ガス | 4位:CDエナジー | 5位:idemitsuでんき | 6位:U-POWER | 7位:シン・エナジー | 8位:ストエネ | 9位:楽々でんき | 10位:TERASELでんき |
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解約金 | なし | 3,300円(1年未満) | なし | なし | なし | なし | なし | なし | 0円 or 5,000円(プランによる) | なし |
セット割 | 電気+ガス | 電気+ガス+水 | 電気+ガス | 電気+ガス | なし(車向け特典) | なし | なし | 電気+ガス+ネット | なし | なし |
ポイント制度 | なし | Ponta | パッチョポイント | カテエネポイント | 楽天・Ponta・dポイント | なし | JALマイル | なし | なし | 楽天ポイント |
提供エリア | 全国(一部離島除く) | 全国(沖縄・一部離島除く) | 全国(沖縄・一部離島除く) | 全国(沖縄・一部離島除く) | 全国(沖縄・一部離島除く) | 全国(一部離島除く) | 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 栃木県 群馬県 山梨県 静岡県(富士川以東)(沖縄除く) | 東京電力パワーグリッド供給区域内 | 全国(沖縄・一部離島除く) | 全国(沖縄・一部離島除く) |
特徴 | 市場連動型で単価が30分ごとに変動 | 家族構成別の最適プラン | 契約300万件・ガス会社の安心感 | 即日開通・豊富な特典 | 車向け特典が充実 | 301kWh超で単価が安くなる | 時間帯別に昼・夜プラン選べる | Fプランは基本料金0円 | かけつけサービス無料・動画特典あり | 楽天ポイントが貯まるプラン有 |
詳細 | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
ライフスタイルに合った最適な電力会社を見つけるヒントにしてください。
1位:Looopでんき

Looopでんきの基本情報 | |
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供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア・沖縄電力エリア |
電気ガスセット割 | あり |
オール電化住宅向けプラン | なし |
プランの形態 | 市場連動型プラン |
契約手数料 | 0円 |
解約金 | 0円 |
クレジットカード | 利用可能 |
ポイント還元 | なし |
運営する電力会社 | 株式会社Looop(ループ) |
所在地 | 東京都台東区上野3丁目24番6号 上野フロンティアタワー15階・22階(本社) |
小売電気事業者登録番号 | A0021 |
Looopでんきは、経済産業省が公表している「電力需要実績」において、独立系(大手の子会社でない)新電力各社の中で第1位の実績を取得している新電力です※。

新電力の中でも、Looopでんきは特に実績のある電力会社であるとといえます。
特徴的なのは、電力市場の価格に合わせて30分ごとに電気の単価が変わる「スマートタイムONE」という料金プランです。

一般的な3段階料金のプランだと、電気の使用量に伴い電気料金が高くなってしまいますが、Looopでんきなら昼間や深夜の電気が安い時間帯(需要が低い時間帯)に電気を使うことで自然と電気代を抑えることができます。
さらに、Looopでんき専用のスマホアプリを使えば、現在の電気単価や電気代の予測がすぐに確認できるため、節約のタイミングが一目でわかります。
また、「スマートタイムONE」では多くの新電力会社で毎月発生する基本料金や燃料費調整額といった料金は0円で、使った分だけの電気料金を支払うシンプルな料金体系となっています。
一人暮らし、二人暮らし、三人暮らし以上の場合の電気料金を東京電力と比較したシミュレーションでは、いずれの場合もLooopでんきの方が電気代が安くなる結果となりました。
Looopでんきと東京電力の料金比較 | 東京電力 | Looopでんき |
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一人暮らし | 約5,474円/月 | 約4,908円/月 |
二人暮らし | 約10,444円/月 | 約9,231円/月 |
三人暮らし~ | 約12,918円/月~ | 約11,304円/月~ |
解約金や契約期間の縛りも一切ないため、初めて新電力会社を検討している方でも安心して利用開始できます。
東京エリアでは、Looopガスとのセット契約により、1kWhあたり1円の割引も受けられるため、電気とガスをまとめて節約したい方にもおすすめです。
- 30分ごとに単価が変動する市場連動型プラン「スマートタイムONE」を提供
- 基本料金・燃料費調整額が0円で支払いは使った分だけ
- 電気単価の安い時間帯をアプリで確認し、節約が可能
- 契約期間の縛りや解約金なし。初期費用も不要
- 東京エリアではLooopガスとのセット割引が利用可能
- 全国(離島除く)で契約可能
Looopでんきの評判・口コミ!やばい・高いって本当?メリット・デメリットを徹底解説
引用:Looopでんき公式YouTube「新しいスタンダード!?30分ごとに変わる電気の価格~知るほどナットク!スマートタイムONE~」
Looopでんきのメリット・デメリット
Looopでんきの最大のメリットは、電気を使う時間を工夫するだけで電気代を節約できる点です。
電気料金が30分単位で変動する「スマートタイムONE」は、深夜や早朝など単価の安い時間帯を狙って電気を使うことで大きな節約効果を期待できます。
また、Looopでんきでは燃料費調整額が0円に設定されており、エネルギー価格が高騰しても影響を受けにくい設計になっています。

契約期間の縛りがなく解約金もかからないため気軽に利用開始でき、他の新電力が気になった時にはいつでも乗り換えができます。
ただし、Looopでんきの電気料金単価は電力市場に連動しており、市場価格が高騰すると電気料金も高くなります。

例えば電力需要の高い夕方の時間帯や、猛暑・真冬の冷暖房需要が高い時期等は市場価格が高い傾向にあります。
カテゴリ | メリット | デメリット |
---|---|---|
料金プラン |
・燃料費調整額が0円なので燃料価格高騰の影響を受けにくい ・日中や深夜電気料金単価が安い傾向にある ・電気とガスのセットで1円/kWhの割引がある ・契約期間なし、解約金なしで始めやすい |
・電気料金単価が日によって変動する ・安く使うには使用時間帯を意識する必要がある ・セット割は東京ガス供給エリアに限られる |
サービス |
・専用アプリで電気料金単価の変動を予測できる ・キャンペーンでAmazonギフト券がもらえる特典あり ・独立系新電力各社の中で電力需要実績1位の実績あり※ |
・単価の変動を気にしすぎて精神的に疲れてしまう可能性がある ・支払い方法がクレジットカードのみ ・ガスとのセット提供は関東エリアに限られる |
市場連動型プラン「スマートタイムONE」はピークシフトでお得になる
スマートタイムONEは、電気を使う時間帯を調整する「ピークシフト」を行うことで、電気代を節約しやすくなる市場連動型プランです。
電力市場の価格変動に合わせて、30分ごとに電気単価が変わる仕組みが特徴です。
電力需要のピークである夕方~夜間の時間帯よりも、日中や深夜の電気料金単価が安い傾向にあります。

つまり、単価が安い時間にまとめて電気を使えば、トータルの使用電力量を減らさなくても月々の光熱費を抑えられます。
タイマー機能付きの家電やスマート家電と相性が良く、エコキュートや洗濯乾燥機、食洗機など、日中や深夜に運転予約すれば、仕事中や就寝中でも安い時間帯の電気を活用できます。
タイマー機能付きの家電がなくても、在宅ワーカーや専業主婦の方、勤務時間が不規則な方等、日中に在宅していることが多い生活スタイルの方にはLooopでんきがおすすめです。

Looopでんきアプリ、もしくは公式サイトの「でんき予報」機能で電気料金単価の予測を簡単に確認できるため、節約タイミングを予想しやすいのも嬉しいポイントです。
- 30分ごとに料金単価が変動する「市場連動型プラン」
- 単価の安い時間帯(主に日中や深夜)に家電を使うだけで電気代を節約可能
- アプリで単価変動の予測を確認できる
電気・ガスセット割引あり【東京エリア限定】

Looopでんきは、Looopガスとセット契約すると「電気代が1kWhあたり1円引き」になるセット割を提供しています。
例えば、毎月324kWh(戸建て4人世帯の平均電気使用量※)の電力を使用する家庭なら、1カ月で約324円、年間では約3,888円の節約につながります。
※出典:東京都環境局「家庭の省エネハンドブック」2024年度(令和6年3月発行)」
対象となるのは東京電力エリアの都市ガスユーザーです。
またLooopのガスと東京ガスの料金を比較してみると、0〜20m³までの基本料金は東京ガスが安いですが、従量料金と20m³〜の基本料金は全面的にLooopのガスが安いです。
使用量区分 | 東京ガス(2025年6月検針分) | Looopガス |
---|---|---|
0〜20m³ |
基本料金:759円 従量料金:179.79円/m³ |
基本料金:1,000円 従量料金:128円/m³ |
20〜80m³ |
基本料金:1,056円 従量料金:164.94円/m³ |
|
80〜200m³ |
基本料金:1,232円 従量料金:162.74円/m³ |
|
200〜500m³ |
基本料金:1,892円 従量料金:159.44円/m³ |
|
500〜800m³ |
基本料金:6,292円 従量料金:150.64円/m³ |
|
800m³超 |
基本料金:12,452円 従量料金:142.94円/m³ |
さらに、世帯人数・住居種別ごとの平均ガス使用量をもとにLooopのガスと東京ガスのガス料金を算出したところ、いずれの場合においてもLooopのガスが安い結果となりました。
世帯構成 | 平均使用量(m³/月)※ | Looopガス料金(円) | 東京ガス料金(円) |
---|---|---|---|
集合住宅・1人暮らし | 15 | 2,920 | 3,455 |
戸建住宅・1人暮らし | 20 | 3,560 | 4,354 |
集合住宅・2人暮らし | 30 | 4,840 | 6,004 |
戸建住宅・2人暮らし | 37 | 5,736 | 7,158 |
集合住宅・3人暮らし | 40 | 6,120 | 7,653 |
戸建住宅・3人暮らし | 47 | 7,016 | 8,808 |
集合住宅・4人暮らし | 46 | 6,888 | 8,643 |
戸建住宅・4人暮らし | 57 | 8,296 | 10,457 |
※参照:東京都環境局「平成26年度 東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査」
ガスと電気をまとめて契約することで光熱費全体を効率的に抑えたいと考えている方には、Looopのでんきをガスとセットで検討してみましょう。
- 電気ガスセット契約で電気料金が1kWhあたり1円引き
- 対象は東京電力エリアの都市ガスユーザー限定
- Looopでんき「スマートタイムONE」とLooopのガスの契約で自動適用
最大30,000円分のAmazonギフトカードがもらえる乗り換えキャンペーンあり

Looopでんきでは、乗り換えもしくは新規契約を検討している方を対象に最大30,000円分のAmazonギフトカードをプレゼントする「乗り換えキャンペーン」を実施中です。
5,000円分のAmazonギフトカードを全員に、さらに抽選で100名には追加25,000円分のAmazonギフトカードが当たります。
申し込みはWeb上の専用フォームから行う必要があります。
また、電気の供給開始が2025年7月31日までに完了していること、キャンペーンの特典が進呈される期日までLooopでんきとの電気供給契約が継続していること等の条件があります。
必ずキャンペーン規約に目を通し、ご自身がキャンペーンの適用条件を満たしていることを確認しましょう。
Looopでんき乗り換えキャンペーンの詳細 | |
---|---|
キャンペーン期間 | 2025年5月8日~2025年6月9日 |
対象者 | キャンペーン専用ページ経由で新規申し込みした方(Looop既契約者の引越し再契約は除く) |
対象プラン | スマートタイムONE(電灯) スマートタイムONE(動力) |
特典内容 | 特典1:5,000円分 Amazonギフト券(全員) 特典2:25,000円分 Amazonギフト券(抽選で100名) |
供給開始期限 | 2025年7月31日まで |
進呈時期 | 2025年8月末頃より順次 |
申込方法 | 専用ランディングページからWebフォームで申し込み |
注意事項 | 他キャンペーンや割引との併用不可 紹介者コードの誤入力や未入力は対象外 |
Looopでんきの口コミ・評判
Looopでんきは、電気代の見える化や、生活リズムに合わせた電気の使い方で節約しやすい点を高評する口コミが多く見られます。
特に市場連動型プランの「スマートタイムONE」を活用し、日中や深夜に電力を集中させる工夫をしている利用者が多く、「月1,000~2,000円程度の節約ができた」という声も目立ちます。
アプリで使用量をリアルタイムに確認できる点も、節電意識の向上につながっており、「使い勝手がよく、料金の納得感もある」という実用面での評価が中心です。

評価:★★★★★5点
在宅しているので洗濯も朝していて、私の生活スタイルに合っていました。
Looopでんきに切り替え前より月1,000円近く安くなりました。
アプリで時間帯ごとの使用量が確認できるので、節電意識も高まります。

評価:★★★★★5点
朝出勤前に洗濯物や食器を回収するようにしています。
「どの時間にどれだけ使ったか」もアプリでわかるので、意識的に使い方を変えられました。

評価:★★★★★5点
Looopでんきにしてからは晩ご飯の仕込みも意識して早いうちに済ませるようになりました。
以前は月の電気代が1万2千円ほどでしたが、今は1万円を切ることもあります。
2位:エネワンでんき

エネワンでんきの基本情報 | |
---|---|
最低料金(基本料金) | 902円25銭~(30A)※エネワンハッピー 東京電力エリアの場合 |
解約金(違約金) | 3,300円(1年以内の解約) |
契約手数料 | 0円 |
電気ガスセットプラン | あり |
ポイント還元 | Pontaポイント |
クレジットカード | 利用可能 |
プラン一覧 | エネワンBプラン、エネワンスタンダードプラン、エネワンハッピー 等 |
エネワンでんきは、1945年創業の老舗エネルギー企業「Gas Oneグループ」の新電力サービスです。
中部電力ミライズグループに属しており、知名度のない電力会社は不安という方にもおすすめです。
メインのプランは使用量や世帯人数に応じて3つから選べ、「エネワンハッピー」「エネワンバリュー」「エネワンダフル」という構成になっています。
エネワンでんきの代表的な料金プラン | |
---|---|
エネワンハッピー | 1~2人暮らし向け |
エネワンバリュー | 3~5人暮らし向け |
エネワンダフル | 6人以上の大家族や二世帯住宅向け |
単身者から大家族まで、それぞれのライフスタイルに合ったプラン選択が可能です。
現在最大10,000円の割引が受けられる期間限定キャンペーンを実施しており、新規申込にお得なタイミングとなっています。
※最新のキャンペーン情報は公式サイトをご確認ください。
- 中部電力ミライズグループの一員で、送電は地域電力会社が担当
- 最大10,000円割引(毎月1,000円×10ヶ月)のキャンペーンを実施
- プランは「ハッピー」「バリュー」「ワンダフル」の3種類から選択可能
エネワンでんきのメリット・デメリット
エネワンでんきの最大の特徴は、契約者の人数や家庭の規模に合わせた3つの料金プランが用意されている点です。

目安として、1~2人暮らしには「エネワンハッピー」、3~5人の世帯には「エネワンバリュー」、6人以上の大家族には「エネワンダフル」がおすすめです。
また、毎月の電気料金に応じてPontaポイントが貯まるため、日常の買い物にも使えるお得な仕組みがあります。
さらに、食品ロス削減や再エネに貢献できるユニークなSDGsオプションも用意されており、環境への配慮をしながら電気を使いたい方には魅力的です。
一方で、燃料費調整額や市場調整費に上限がないため、エネルギー価格の高騰が起きた際には電気代が上昇するリスクもあります。
カテゴリ | メリット | デメリット |
---|---|---|
料金プラン |
・3つの世帯向けプランから選べる(ハッピー/バリュー/ワンダフル) ・使用量に応じた設計で、家族構成ごとに最適な料金体系 ・新規申込で最大10,000円の割引キャンペーンあり ・契約期間・解約金なしで始めやすい |
・燃料費調整額に上限がなく、市況変動の影響を受けやすい ・使用量によっては地域電力会社の従量電灯より高くなる可能性あり ・キャンペーン利用には条件(継続1年など)あり |
サービス |
・電気料金の支払いでPontaポイントが自動で貯まる ・サイサンのガスやウォーターサーバーとセットで割引あり ・「食べとくエコBOX」など独自のSDGsオプションが利用可能 |
・Pontaポイント付与は200円(税込)につき1ポイントと還元率は控えめ ・オプションは有料で、電気料金に加算される ・ウォーターサーバーやガスとのセット割は一部エリア限定 |
家族構成や生活スタイルに合ったプランを選びたい方や、電気を使いながら環境にも配慮したい方に、エネワンでんきは特におすすめです。
ガスやウォーターサーバーとのセット割引がある

エネワンでんきを運営する株式会社サイサンは、ガスやウォーターサーバーなど複数のライフラインサービスを展開しています。
同じサイサングループの「Gas One(ガスワン)」や「Water One(ウォーターワン)」を組み合わせて契約することで、セット割引が適用されます。
LPガス | エネワンでんき | ウォーターワン | 都市ガス(東G) | 都市ガス(東G以外) | 割引額(税込) |
---|---|---|---|---|---|
● | ● | – | – | – | 220円 |
● | ● | ● | – | – | 275円 |
– | ● | ● | – | – | 165円 |
– | ● | ● | ● | – | 385円 |
– | ● | ● | – | ● | 275円 |
– | ● | – | ● | – | 330円 |
– | ● | – | – | ● | 220円 |
– | – | ● | ● | – | 330円 |
– | – | ● | – | ● | 220円 |
エネワンでんきでは、電気料金の支払い200円(税込)ごとに1ポイントのPontaポイントが貯まりますが、エネワンでんきだけでなく「Gas One(ガスワン)」や「Water One(ウォーターワン)」もポイント還元の対象です。
ライフラインをサイサンのサービスにまとめることで、ポイントが貯まりやすくなり節約効果を高めることができます。
またライフライン契約を一本化することで、請求をまとめることができ、光熱費の管理が楽になるのもメリットです。
Pontaポイントが貯まる
エネワンでんきでは、毎月の電気料金の支払い200円(税込)ごとに1ポイントのPontaポイントが自動的に貯まります。

たとえば月8,000円の電気代なら40ポイント、年間では約480ポイントが貯まり、ローソンやじゃらんなどのPontaポイント提携店で利用できます。
日常的にPontaを活用している人にとっては、電気料金の支払いで自然とポイントが増える嬉しい特典です。
エネワンの提携サービスであるガスやウォーターサーバーの支払いもポイント還元の対象なので、セット契約できる場合はより多くのポイントが獲得できます。
- 電気料金200円(税込)につき1ポイント付与
- 「Gas One(ガスワン)」や「Water One(ウォーターワン)」もポイント還元の対象
ポイント還元がない電力会社も多い中、日々の電気代が無駄にならず、お得にポイントを貯められるのがエネワンでんきのメリットです。
最大10,000円分のAmazonギフトがもらえるキャンペーンあり

エネワンでんき 最大10,000円割引キャンペーンの詳細 | |
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キャンペーン期間 | 2025年4月1日~2025年8月31日 |
対象者 | 新規で「エネワンでんき(従量電灯A/B/C相当)」に申し込み、2025年10月末までに供給が開始された方 |
対象プラン | エネワンハッピー エネワンバリュー エネワンダフル |
特典内容 | 電気料金から毎月1,000円×10カ月間の割引(最大10,000円分) |
供給開始期限 | 2025年10月31日まで |
進呈時期 | 供給開始後、毎月の検針時に自動適用 |
申込方法 | キャンペーンコードを入力し、専用ページからWeb申し込み |
注意事項 | 1年未満で解約すると割引分と3,300円の手数料が発生 過去1年以内のキャンペーン利用者や代理店経由申込は対象外 |
※最新のキャンペーン情報は公式サイトをご確認ください。
エネワンでんきでは、エネワン10周年を記念した、最大10,000円の割引キャンペーンを実施中です。
申し込み後、供給が開始されてから10カ月間、毎月1,000円の電気料金割引が適用されます。
割引の対象となるプランは、「エネワンハッピー」「エネワンバリュー」「エネワンダフル」の3種類で、契約アンペアや使用量に応じた選択が可能です。
10,000円の割引を受けるためには、2025年10月末までに供給を開始し、1年以上継続して利用することが条件です。
途中解約があった場合は、割引額と同額の清算金および3,300円の事務手数料が発生するため、長期利用を見込んで契約を検討することが求められます。
エネワンでんきの口コミ・評判
エネワンでんきはファミリー世帯からの高評価な口コミが多く、「電気代が安くなった」「ガスとセットでお得になった」という声が多いです。
また料金の支払い200円ごとにPontaポイントが1ポイント貯まり、ポイ活をしている方やPontaポイントユーザーに人気があります。

評価:★★★★★5点
東京電力よりも月々数百円安くなって、電気の使い方は変えてないのに節約になって嬉しいです。
ポイントが貯まるのも嬉しく、貯まったPontaポイントは買い物に使っています。

評価:★★★★☆4点
ガスも合わせて契約したため、220円/月安くなってお得感があります。
アプリで使用量を見ながら節電意識も高まり、ムダ遣いが減りました。

評価:★★★★★5点
申し込み時のキャンペーンで10カ月間毎月1,000円の割引も受けられてお得感が大きかったです。
エネワンでんきの評判・口コミ!メリット・デメリットや大手との料金比較も解説
3位:楽々でんき

楽々でんきの基本情報 | |
---|---|
基本料金(関西エリア) | ライトシンプルプラン:0円 新生活安心プラン:470.322円 |
解約金(違約金) | 新生活安心プラン:0円 その他プラン:5,000円(非課税) |
契約手数料 | 3,850円(税込) |
電気ガスセットプラン | なし |
ポイント還元 | なし |
クレジットカード | 利用可能 |
プラン一覧 | ライトシンプルプラン・新生活安心プラン・オール電化プラン |
楽々でんきは、大手電力会社と比較して基本料金が約10%安く設定されているのが特徴の新電力です。
また、よくある三段階制料金プランとは異なり、電力量料金が一律単価なので、使用量が増えても料金が急激に跳ね上がることはありません。
さらに、水回りや照明の不具合など生活インフラのトラブルに対応する「かけつけサービス」も無料で付帯しています。
U-NEXTの2か月無料や毎月1,200円分のポイント付与といった独自も特典も用意されており、電気料金以外でもお得感が感じられる電力会社です。
楽々でんきの評判・口コミ!電気代が高い?大手の料金プランと比較して解説!
楽々でんきのメリット・デメリット
楽々でんきは、大手電力会社と比べて基本料金が約10%安い点が大きな魅力です。
また、電気・水道・ガスのトラブルに対応する「かけつけサービス」が無料で付帯されており、日常の不安にも備えられます。
さらに「U-NEXT for 楽々でんき」が2か月無料になる等、他にはない楽々でんきならではのメリットが多いです。
一方で、契約時に3,850円の手数料がかかることや、一部プランに5,000円の解約金が設定されている点はデメリットといえます。
また、市場価格が高騰すると電気代が大きく変動する「市場電源調達調整費」が加算される料金体系にについても事前に把握しておくようにしましょう。
カテゴリ | メリット | デメリット |
---|---|---|
料金プラン | ・基本料金が大手電力より約10%安い ・電力量料金が一律単価で使うほどお得 ・新生活安心プランは解約金が0円 ・沖縄県を除く全国で利用可能 |
・契約時に3,850円の手数料がかかる ・ライトシンプルプランなど一部プランは解約金5,000円 ・市場価格高騰時は電気代が高くなる可能性がある |
サービス | ・電気・ガス・水道の「かけつけサービス」が無料付帯(60分以内) ・U-NEXTが2か月無料+毎月1,200円分のポイント付与 ・契約〜手続きまで「くらしテク」が無料代行 |
・かけつけサービスは一部作業が有料(部品・特殊作業など) ・ガスやネットとのセット割がない ・問い合わせ窓口が混雑時につながりにくい |
基本料金が大手電力会社より10%安い
楽々でんきの「新生活安心プラン」は、大手電力会社と比較して基本料金が約10%安く設定されています。

たとえば東京電力の月額基本料金が623.50円(20A)に対し、楽々でんきでは561.15円(20A)なので、基本料金だけで毎月約62円の差が生まれます。
年間に換算すると約744円の固定費を抑えることができ、電気の使用量にかかわらず節約につなげることができます。
以下は東京電力エリアにおける基本料金の比較です。
料金項目 | 東京電力(スタンダードS) | 楽々でんき(新生活安心プラン) |
---|---|---|
基本料金(20A契約) | 623円50銭 | 561円15銭 |
電力量料金(〜120kWh) | 29円80銭/kWh | 27円00銭/kWh |
電力量料金(121〜300kWh) | 36円40銭/kWh | 27円00銭/kWh |
電力量料金(300kWh超) | 40円49銭/kWh | 27円00銭/kWh |
基本料金も電力量料金も楽々でんきの方が安く設定されており、特に電力量料金は電気使用量が多いほど楽々でんきの方が割安です。
電気使用量が多いファミリー世帯や、在宅時間が長いリモートワークの方は特に楽々でんきでお得になりやすいといえます。
かけつけサービスが無料付帯している

対象カテゴリ | 対応内容(60分以内の応急処置) |
---|---|
水まわり | トイレ、洗面所、給排水管の詰まり・水漏れなど |
電気設備 | 照明、コンセント、スイッチ、換気扇などの不具合調査と対応 |
ガス機器 | 給湯器やガスコンロなど、家庭用機器の動作不良への応急対応 |
楽々でんきの「新生活安心プラン」には、水道・電気・ガスのトラブルに対応する「かけつけサービス」が無料で付帯されています。
トイレの詰まりや蛇口の水漏れ、コンセントの不具合など、生活に欠かせないインフラトラブルに60分以内の応急処置で対応してくれます。
特に初めての一人暮らしや、高齢の家族がいる家庭におすすめです。
※作業に必要な消耗品代や特殊工具を用いる場合は、別途料金が発生します。
U-NEXT for 楽々でんきが2か月無料

楽々でんきのユーザーは、動画配信サービス「U-NEXT」を2か月間無料で利用できます。
この特典には、毎月1,200円分のU-NEXTポイントも含まれており、有料作品や電子書籍、映画チケットの割引などに使うことができます。
映画・ドラマ・アニメ・雑誌など、35万本以上のコンテンツを自由に楽しめるため、エンタメ好きには大きなメリットです。
無料期間終了後も、月額プランへ自動移行されるため、継続するかの判断は期間中に行いましょう。
- U-NEXT月額プランが2か月無料で利用可能
- 毎月1,200円分のU-NEXTポイントが自動付与
- ポイントは配信動画や漫画、映画割引チケットに利用できる
- 無料期間終了後は自動的に通常プラン(月額2,189円)へ移行
楽々でんきの口コミ・評判
楽々でんきは、料金プランの安さや独自のオプションサービスが高く評価されています。
特に、急な水漏れや電気トラブルにも対応してもらえる無料かけつけサービスが重宝したという声が多いです。
また、基本料金と電力量料金がどちらも安く、電気使用量が多い家庭ほど節約効果を実感しやすい傾向にあります。
一方で、楽々でんきの料金には市場価格に連動する「市場電源調達調整費」が含まれているため「急に価格が高騰しないか不安」といった声もみられました。
全体としては「基本料金の安さにメリットを感じる人」や「オプションの充実度を重視している人」に向いている電力会社といえます。

評価:★★★★★5点
無料で60分以内に対応してくれて、本当に助かりました。
毎月の電気代も以前より安くなっていて、満足しています。

評価:★★★★★5点
U-NEXTの2カ月無料特典もあり、子どもと一緒に映画を楽しんでいます。
ただ、市場価格によって月によって請求額が変わる点だけ気になりました。

評価:★★★★★5点
契約時の手数料はかかりましたが、長期的に見れば基本料金が安いのでお得になってると思います。
サポートセンターの対応も丁寧で安心感がありました。
4位:ストエネ

ストエネの基本情報 | |
---|---|
最低料金(基本料金) | Fプラン:なし Pプラン:590.48円(20A)※東京電力エリアの場合 |
解約金(違約金) | 0円 |
契約手数料 | 0円 |
電気ガスセットプラン | あり |
ポイント還元 | なし |
クレジットカード | 利用可能 |
プラン一覧 | Pプラン、Fプラン、オール電化プラン |
ストエネのメインのプランは、電気をよく使う家庭向けの「Pプラン」、電気代を安くおさえたい人向けの「Fプラン」、オール電化住宅向けの「オール電化プラン」の3種類があります。
基本料金が0円のFプランは、ひとり暮らしや共働きで電気の使用量が少ない家庭向きのプランです。
Pプランは基本料金がかかりますが、電力量料金が安く設定されているため、電力消費量が多い家庭ほどお得に使いやすいです。
例として東京電力と比較した表が以下の通りです。
料金項目 | 東京電力(スタンダードS) | ストエネ(Pプラン) | ストエネ(Fプラン) |
---|---|---|---|
基本料金(20Aの場合) | 623円50銭 | 590円48銭 | 0円 |
電力量料金(〜120kWh) | 29円80銭/kWh | 24円90銭/kWh | 30円00銭/kWh |
電力量料金(121〜300kWh) | 36円40銭/kWh | 24円90銭/kWh | 30円00銭/kWh |
電力量料金(300kWh超) | 40円49銭/kWh | 24円90銭/kWh | 30円00銭/kWh |
ストエネのメリット・デメリット
ストエネは東京電力と比べてもかなり電力量料金が安いのが大きな特徴です。(特にPプラン)
また、電力量料金が段階的に高くならず一定なので、複雑な料金プランが苦手な方にもおすすめです。
電気とガスやインターネットをまとめることで光熱費の支払いと管理を一本化できるのもメリットです。
契約手数料や解約金が0円なので、引っ越しや乗り換えをいつでも気軽に行えます。
一方で電気代に「市場価格調整額」が含まれており、JEPX(日本卸電力取引所)の市場価格に連動しているため、電力の市場価格が高騰すると請求額が上がるリスクもあります。

また、楽天ポイントやVポイント等のポイントが貯まる特典がない点で物足りなさを感じる可能性もあります。
カテゴリ | メリット | デメリット |
---|---|---|
料金プラン | ・基本料金0円の「Fプラン」があり、電気をあまり使わない人に最適 ・「Pプラン」は電力量単価が安く、使用量が多い家庭に向いている ・契約期間の縛りがなく、解約金・手数料がかからない ・ガスとのセットで毎月110円の割引がある |
・JEPX市場価格に連動するため、価格変動リスクがある ・ポイント還元や特典付きプランが用意されていない ・再生可能エネルギーなど環境配慮型プランがない |
サービス | ・月額550円で家電・スマホの修理サポートが追加できる ・インターネット(WiMAX)とのセット割で550円の割引あり ・マイページが見やすく、使用量や金額をグラフで確認できる ・沖縄・離島を除く全国で利用可能 |
・WiMAXセット割やガス割は一部地域に限定されている ・環境配慮や省エネ意識の高い人には魅力が弱い ・付帯サービスはオプション料金が必要になる |
手数料・解約金無料
電力会社の中には、〇年契約や最低利用期間などの制約を設けているところもあり、引っ越しなどで電力会社を解約する時にはタイミングを計って解約しないと違約金の支払いが必要になってしまいます。
ですがストエネでは契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金が発生しないため、引っ越しやお試し利用にも向いています。
また、契約手続きや切り替えにかかる契約事務手数料も0円なので、気軽に始められるのが魅力です。
- 契約事務手数料は無料
- 解約金・違約金0円でいつでも解約可能
- 引っ越しや他社への乗り換えもスムーズにできる
月額550円でモバイル修理サポート、家電修理サポートオプションがつく

ストエネでは、月額550円で「モバイル修理サポート」と「家電修理サポート」の2つのオプションが利用できます。
モバイル修理サポートは、スマートフォンやタブレットが故障した際に、修理費用の一部を補償してくれるサービスです。
一方、家電修理サポートでは、冷蔵庫や洗濯機などの主要家電が故障した場合に、専門業者による修理対応が受けられます。
修理費が高額になりがちな機器に対応していて、トラブル時の出費を抑えられるのがメリットです。
- モバイル修理サポート:スマホやタブレットの破損・故障時に補償
- 家電修理サポート:冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどの修理対応
- どちらも月額550円(税込)で加入可能
セット割引が豊富

ストエネでは、FプランやPプランに加えてガスを契約すると、月額110円(税込)の「電気・ガスセット割引」が適用されます。

また、ストエネの提供するWiMAXを同時に契約すると、WiMAXの月額料金が550円(税込)割引になります。
電気・ガス・ネットの3つをまとめることで、固定費を効果的に抑えられるため、節約志向の家庭には特におすすめです。
ただし、いずれのセット割も提供地域に制限があり、ガスは東京ガスエリア、WiMAXは一部エリアのみ対応となっています。
- 電気+ガスのセット契約で月110円割引(P/Fプラン対象)
- 電気+WiMAXのセットで月550円割引
- いずれもエリア限定のため事前確認が必要
ストエネでライフラインをセット契約することで、光熱費・通信費をまとめてお得にできます。
ストエネの口コミ・評判
ストエネを実際に利用した人からは、電気を宅段使っても料金単価がが上がらないシンプルさや料金設定の安さが高く評価されています。
また、マイページで月ごとの使用量や請求金額をグラフで確認できる機能が、見やすくて便利と好評です。
一方で、市場価格調整額が料金に含まれていることで、燃料価格が高騰すると電気代に反映されやすいのが不安という声も見られます。

評価:★★★★★5点
よくある段階制のプランではなく、単価が一定なのでわかりやすいです。
契約もネットだけで完結できたので簡単でした。

評価:★★★★★5点
基本料金はかかりますが、電力量料金が安いので、電気使用量が多い我が家では結果的に電気代を抑えられています。
マイページのグラフ表示がわかりやすく、家計管理にも役立っています。

評価:★★★★☆4点
市場価格の影響を受ける点は、少し気になります。
料金体系が新電力の中でもシンプルなのは気に入っています。
5位:U-POWER

U-POWERの基本情報 | |
---|---|
供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア |
電気ガスセット割 | なし |
オール電化住宅向けプラン | なし |
調整費用の種類 | 市場調整額 ※日本卸電力取引所の市場価格と連動 |
契約手数料 | 0円 |
解約金 | 0円 |
クレジットカード | 利用可能 |
ポイント還元 | なし |
運営する電力会社 | 株式会社U-POWER※遷移先は親会社「株式会社U-NEXT HOLDINGS」 |
所在地 | 東京都品川区上大崎三丁目1番1号 目黒セントラルスクエア |
小売電気事業者登録番号 | A0213 |
U-POWER(ユーパワー)は、環境に優しい再生可能エネルギーを活用しつつ、電気料金を抑えたい家庭に選ばれている新電力会社です。
特に月間使用量が多い家庭では、大手電力会社よりも電気代を安く抑えられるケースがあります。
さらに、解約金が不要でいつでも自由に乗り換え可能な点も利用者にとって大きな安心材料です。
再生可能エネルギー比率を10%、50%、100%から選べる再エネプランで、環境配慮とコストメリットに合わせた選択ができます。
項目 | 料金(税込) | 備考 |
---|---|---|
基本料金 |
・10A:296.16円 ・20A:592.32円 ・30A:888.48円 ・40A:1,184.64円 ・50A:1,480.80円 ・60A:1,776.96円 |
アンペア数に応じて段階制 |
電力量料金 |
・〜120kWh:29.80円/kWh ・121〜300kWh:36.40円/kWh ・301kWh〜:30.36円/kWh |
段階的に単価が変動 |
GREENホーム10 | +0.00円/kWh | 追加費用なしで再エネ電力 |
GREENホーム50 | +0.58円/kWh | 電気の50%を再エネ由来に |
GREENホーム100 | 月額550円 | 実質100%再エネ電力に対応 |
全国供給に対応しており、引っ越しが多い方でも安心して継続利用できます。
- 301kWh超の使用で電力量単価が割安になる設計
- 環境に配慮したエネルギーを利用できる
- 解約違約金なしでいつでも切り替えOK
電気料金を抑えながらも環境負荷を減らしたいと考える方におすすめの新電力です。
U-POWER(ユーパワー)の評判・口コミ!電気代が高い?大手の料金プランと比較して解説!
U-POWERのメリット・デメリット
U-POWERは、電気料金の割安さと環境配慮を両立させた新電力会社です。
再生可能エネルギーを利用した電力を手頃な料金で提供しており、地球環境への貢献を実感しながら使えるのが最大の強みです。

U-POWERは3段階で電力量料金が変動しますが、3段階目である301kWh以上使用すると単価が下がるのが大きな特徴で、電気使用量の多い大家族や在宅時間の長い家庭にとってコストメリットが大きくなります。
また、解約金が一切かからず、契約や乗り換えの自由度が高いことも魅力の一つです。
一方で、ガスとのセット割や基本料金が無料になるプランは用意されていないため、電気の使用量が少ない単身世帯には割高に感じることもあります。
カテゴリ | メリット | デメリット |
---|---|---|
料金プラン | ・301kWh以上の電力量料金が割安 ・基本料金が大手電力会社より安いエリアが多い ・契約期間の縛りなし・解約金0円で乗り換えが自由 ・再生可能エネルギーを活用しつつ低価格を実現 |
・使用量が少ないと割高になる可能性がある ・セット割(電気+ガス)がない ・市場調整額やその他調整費で月ごとの請求額に変動がある |
サービス | ・解約金不要で気軽に契約・解約が可能 ・キャンペーンでキャッシュバックを受けられることがある ・全国対応(沖縄を除く)で引っ越し後も継続利用しやすい |
・問い合わせは基本的に電話のみでWeb解約ができない ・支払い方法が口座振替に非対応(クレジットカード必須) ・プラン内容がややシンプルで選択肢が少ない |
再生可能エネルギーを選びたい利用者や、電力消費量が多い家庭にはU-POWERがおすすめです。
環境に配慮した電力を提供している

U-POWERは、再生可能エネルギーの導入を特徴とする新電力会社です。2022年から本格的に小売電気事業へ参入し、脱炭素社会の実現を目指した電力供給を行っています。
家庭向けには「GREENホーム10」「GREENホーム50」「GREENホーム100」という3つのプランがあり、実質的に再生可能エネルギーの利用比率を10%・50%・100%から選択できます。
再生可能エネルギー比率とコストのバランスを自分で決められるため、環境配慮と経済性を両立したい家庭に向いています。
引用:U-POWER 公式YouTube「【ユーパワー】ご家庭向け電気プラン「GREENホーム」のご紹介」
再生可能エネルギーを活用することで、電力使用に伴うCO₂排出量を削減し、家庭でできる地球温暖化対策の一環として効果的です。
また、U-POWERは全国対応(沖縄除く)であり、引っ越し先でも継続利用しやすいため、ライフスタイルが変わっても長く使い続けられます。
- 再生可能エネルギー利用率を10%・50%・100%から選べるプランを提供しています
- 「GREENホーム10」は追加費用なしで環境に優しい電力を使用できます
- 全国で契約可能なため、継続的にCO₂排出削減に貢献できます
再生可能エネルギーを使いたいがコストが気になるという家庭にとって、U-POWERは現実的で持続可能な選択肢といえます。
301kWh以上は電力単価が下がる
U-POWERでは、毎月の電力使用量が301kWhを超えた場合、1kWhあたりの電力量料金単価が下がる料金体系を採用しています。
東京電力の「スタンダードS」では、301kWh以上の単価が40円49銭ですが、U-POWERの「GREENホーム10」では30円36銭(東京電力エリア)と、約10円安く設定されています。
料金項目 | 東京電力(スタンダードS) | U-POWER(GREENホーム10) |
---|---|---|
基本料金(20A) | 623.50円 | 592.32円 |
電力量料金 (〜120kWh) |
29.80円/kWh | 29.80円/kWh |
電力量料金 (121〜300kWh) |
36.40円/kWh | 36.40円/kWh |
電力量料金 (301kWh〜) |
40.49円/kWh | 30.36円/kWh |
たとえば月に350kWh使用する家庭では、301kWhを超える49kWh分にこの差額が適用されます。
1kWhあたり約10円の差があるため、月で約490円、年間では約5,880円の節約が期待できます。
一般的な電力会社では、使用量が増えるほど電力量単価も上がる段階料金制が多く見られますが、U-POWERは逆に下がるというユニークな料金設計が特徴です。
電気を多く使用する傾向にあるファミリー世帯や在宅勤務の方には、U-POWERの料金体系は非常に相性が良いといえます。
- 301kWhを超えると電気料金単価が下がる
- 使用量が増えるほど割安な電気を使える割合が増えてお得
キャッシュバックキャンペーンを開催中

キャンペーン名 | 条件 | 特典内容 |
---|---|---|
10,000円キャッシュバック | ・対象プランで契約 ・365日間継続利用 ・申請フォームから登録 |
現金10,000円(セブン銀行ATMにて受け取り) |
Amazonギフト1,000円 | ・クレジットカード決済を選択 ・自動適用、申請不要 |
Amazonデジタルギフト券1,000円分 |
U-POWER(ユーパワー)では、最大10,000円のキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを実施中です。
キャンペーンは2種類あり、1つは1年間の契約継続で10,000円をキャッシュバック、もう1つはクレジットカード決済登録でAmazonギフト券1,000円分がもらえる内容です。
いずれも終了日未定ですが、予告なく終了してしまう可能性もあるため、 U-POWERが気になっている方はお得なタイミングを見逃さないようにしましょう。
キャンペーンを活用すれば、実質的に初年度の電気代を最大11,000円削減できます。
U-POWERの口コミ・評判
U-POWERは「再エネを使っているのに料金が安い」と高評する声が多く見られます。
特に電気の使用量が多い家庭や、環境意識の高いユーザーから高評価を得ています。
キャンペーンのお得さが契約の決め手になったという声もみられました。

評価:★★★★★5点
環境にいいことをしている実感があって嬉しいのと、子供の教育にもいいかなと思いました。
エコ系のプランは割高なイメージでしたが、乗り換え前とあまり変わらず、想像以上に安くて驚きです。

評価:★★★★★5点
他にも安いところはありましたが、どうせなら環境にいいエネルギーを使える方がいいと思いユーパワーに決めました。
毎月300kWhは超えてしまうので、家族が多い家庭に合ったプランで使いやすいです。

評価:★★★★☆4点
キャッシュバックキャンペーンでお得に始められたのも良かったです。
6位:シン・エナジー

シン・エナジーの基本情報 | |
---|---|
供給エリア | 北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力エリア |
電気ガスセット割引 | なし |
契約手数料 | なし |
解約金 | なし |
クレジットカード | 利用可能 |
ポイント還元 | なし |
運営会社 | シン・エナジー株式会社 |
所在地 | 兵庫県神戸市中央区御幸通8丁目1番6号 神戸国際会館14階 |
登録番号 | A0056 |
毎月の電気代を節約したいなら、シン・エナジーは非常におすすめの新電力会社です。
昼間または夜間の電気の使い方に合わせて「生活フィットプラン」が選べるため、無駄な電気代を払わずに済みます。
たとえば、在宅勤務で日中に電気を使う人なら【昼】生活フィットプランを選ぶことで、安い単価で電気を使えます。
逆に、共働きで夜や休日に家事をする家庭は【夜】生活フィットプランがぴったりです。
東京電力と比べて基本料金・電力量料金ともに安く、JALマイルも電気代で貯められるので、料金と特典の両方を重視したい人にも向いています。
- 在宅ワークや育児などで昼間に家にいることが多い人
- 夜間や休日に電気を多く使う共働き家庭
- 毎月の電気代を抑えたい上に、JALマイルも貯めたい人
シン・エナジーのメリット・デメリット

シン・エナジーは10万件以上の契約実績があり、経済産業省の「省エネコミュニケーション・ランキング制度」で評価★5を獲得するなど、高い外部評価を受けています。
また、電気代の支払いでJALマイルが貯まる特典があり、旅行好きにうれしい独自の特典も提供されています。
一方で、20A以下の契約ができないことや、ガスとのセット割引がないなどの注意点もあります。
また、電気を仕入れる市場の価格が上がると、それにあわせて電気料金も高くなる場合がある等、契約前に電気料金の仕組みを知っておくことも大切です。
カテゴリ | メリット | デメリット |
---|---|---|
料金プラン | ・昼と夜の時間帯に応じた料金プランを選べる ・東京電力より電力量料金が安い(〜120kWh:19.67円) ・JALマイルが電気代で貯まる特典あり ・契約手数料・解約金が0円で気軽に始められる |
・契約アンペアが20A未満では申し込み不可 ・オール電化住宅向けの専用プランがない ・ガスや通信とのセット割引が用意されていない |
サービス | ・契約件数10万件以上の実績 ・マイページで時間帯別の電気使用量を可視化できる ・毎月の使用量に応じた「ぴったりプラン診断」が自動表示される ・公式サイトから簡単に申し込み可能、手続きもシンプル |
・Web明細の操作がややわかりづらいという声もある ・支払い方法が口座振替・クレジットに限定される ・市場価格が上がると電気料金も高くなることがある |
電力量料金が安い
シン・エナジーは大手電力会社に比べて電力量料金が安く、電気使用量が増えるほどお得になりやすいです。
たとえば、東京電力の従量電灯Bと比べると、同じ使用量でも単価に10円以上の差があり、300kWh以上使う家庭では毎月の請求額に大きな違いが出ます。
料金項目 | シン・エナジー(きほんプラン) | 東京電力(スタンダードS) |
---|---|---|
基本料金(30A) | 796.06円 | 935.25円 |
電力量料金 (〜120kWh) |
19.67円/kWh | 29.80円/kWh |
電力量料金 (121〜300kWh) |
24.78円/kWh | 36.40円/kWh |
電力量料金 (301kWh〜) |
27.71円/kWh | 40.49円/kWh |
さらに、生活スタイルに合わせた【昼】【夜】生活フィットプランを選べば、特定の時間帯の電力量単価をさらに抑えることも可能です。
シン・エナジーの料金体系はとにかくわかりやすく、「安くて安心」という声が多いのも納得です。
同じ量の電気を使っていても、電力会社を変えるだけで家計の負担が大きく軽減されます。
電気代をしっかり節約したい方には、シン・エナジーは非常におすすめです。
生活スタイルに応じて昼・夜プランも選択できる
シン・エナジーは「昼」か「夜」どちらに電気を多く使うかで、電力量単価が有利になるプランを選べます。

きほんプランの他に【昼】生活フィットプランと【夜】生活フィットプランの2種類があり、自分のライフスタイルに応じて最適なプランに加入できる点が大きな魅力です。
たとえば日中に在宅時間が長く、エアコンや家電を多く使う方には【昼】生活フィットプランが向いています。
一方で共働き世帯や深夜に家事・入浴・洗濯をまとめて行う方は【夜】生活フィットプランで、電気代を抑えやすくなります。
また、契約後に「思ったより使う時間が違った」と感じた場合でも、マイページから無料でプラン変更が可能です。
- 在宅ワーク中心で昼間の電気使用が多い方(→【昼】生活フィットプラン)
- 共働きや夜間の家事が多い家庭(→【夜】生活フィットプラン)
- 時間帯ごとの電気料金をしっかり抑えて節約したい方
生活時間帯に合わせて契約内容を最適化できるのは、シン・エナジー独自の強みといえます。
マイページで最適なプランを自動診断できる
シン・エナジーでは、契約者専用のマイページで最適な電気料金プランを自動診断できます。
自宅の過去の電気使用実績をもとに、昼プラン・夜プラン・きほんプランそれぞれのシミュレーション結果が表示されます。
マイページにログインするだけで、どのプランが一番お得かが一目でわかるため、電気代を効率よく抑えたい人にとって非常に便利な機能です。
「今のプランが合っているか不安」「生活スタイルが変わった」というときも、再診断することで簡単に最適なプランを再確認できます。
しかも、プラン変更は手数料無料で、マイページ上からワンクリックで申請可能です。
変更は次回の検針日から反映されるため、手間も時間もかかりません。
- 使用実績から自動で最安プランを提案してくれる
- プラン変更もオンラインで簡単・無料
- 検針日単位で切り替えられるから無駄がない
誰でも簡単に最適な契約内容に切り替えられる点が、シン・エナジー利用者から高く評価されています。
シン・エナジーの口コミ・評判
シン・エナジーは、電気代の安さと選べるプランの柔軟さで多くのユーザーから高い評価を得ています。
特に、生活スタイルに合わせた「昼・夜」プランが便利という声が目立ちます。
契約・解約にかかる手数料が一切なく、マイページで簡単にプラン変更できる便利さも高評価です。
一方、ガスとのセット割がない点や、燃料費調整額の上限がないため、燃料価格が高騰した時に影響を受けやすい点には不安があるという口コミも見られます。

評価:★★★★★5点
電気代が以前より月1,000円以上安くなっていて、もっと早く切り替えればよかったと思います。

評価:★★★★☆4点
ナイトタイムの単価が安くて、使用時間帯が合えばすごくお得です。
ただ、平日の昼間に使うと少し割高なので注意が必要です。

評価:★★★★★5点
東京電力から乗り換えましたが、今のところ電気代は前より安いです。
燃料費が高騰すると影響を受けやすい仕組みのようなので、もしかしたら高くなることもあるかもしれませんが、様子を見たいと思います。
7位:東京ガスの電気

東京ガスの電気の基本情報 | |
---|---|
即日開通の条件 | 電話申込(平日9:00〜19:00/土日祝9:00〜17:00) |
供給エリア | 東京電力エリア |
解約金・違約金 | 0円 |
備考 | ガスとセット契約で電気料金0.5%割引・パッチョポイント付与あり |
東京ガスの電気は、都市ガス国内最大手の「東京ガス」が提供する信頼性の高い新電力サービスです。
東京電力管内で契約でき、契約件数は300万件を超える実績を誇ります。
ガスのイメージが強い東京ガスですが、実は自社発電所を保有し、発電から販売まで一貫して手がけている点が大きな特徴です。
東京電力の「従量電灯B」よりも電力量料金が安く設定されており、使用量が多くなるほどお得に感じやすい料金体系になっています。
また、ガスとのセット契約で電気代が0.5%割引される「ガス・電気セット割」が適用される点も好評です。
引越しや新規契約時には基本料金が1か月無料になるキャンペーンも用意されており、初めて電気を切り替える人にもおすすめできます。
東京ガスの電気のメリット・デメリット
東京ガスの電気のメリットには、電気代が0.5%割引になるガスとのセット割や、基本料金1か月無料特典などがあります。
加えて、契約期間の縛りがなく、解約金や違約金もかからないため、引越しが多い人でも安心して利用できます。

一方で、燃料費調整額に上限がないため、原油価格が高騰した際には他社よりも電気代が高くなる可能性があります。
また、セット割の対象は電気代のみで、ガス代は割引されない点も把握しておきたいポイントです。
カテゴリ | メリット | デメリット |
---|---|---|
料金プラン | ・東京電力よりも電力量料金が安く設定されている ・新規申込で基本料金が1か月無料になる特典あり ・電気とガスをまとめると電気代が0.5%割引される ・契約期間の縛りなし、解約金なしで気軽に始められる |
・燃料費調整額に上限がなく、価格高騰時に料金が上がりやすい ・セット割は電気代のみに適用され、ガス料金は割引されない ・120kWh未満の使用では東京電力とほぼ同等かやや割高になることもある |
サービス | ・myTOKYOGASで使用量・請求額が見える化され、家計管理がしやすい ・Web明細やLINE連携などのデジタル対応が充実している ・契約でポイントが貯まり、提携ポイントと交換できる |
・ガスと電気の供給エリアが異なり、セット割対象外の地域もある ・マンションなど集合住宅では導入できない場合がある ・myTOKYOGASの登録や連携がやや面倒と感じる利用者もいる |
新電力の中でも契約件数が最多
東京ガスの電気は、全国に数百社以上ある新電力の中で、契約件数が最も多いサービスです。

出典:新電力ネット「全国の電力販売量ランキング」(2025/02における実績値)
上位9位までは地域の大手電力会社が並び、10位に東京ガスの電気がランクインしています。
2024年3月時点での累計契約数は300万件を突破しており、多くの家庭で利用されています。
契約数が伸び悩む新電力も多い中で、東京ガスはガスとのセット提案や、電気代の割引サービスなどを武器にシェアを拡大しています。
都市ガス業界で国内シェアNo.1という背景もあり、電気事業でも信頼されやすい土台があるのが強みです。
また、myTOKYOGASという会員ページでは毎月の電気・ガス使用量を確認でき、ポイントも貯められるため、節約意識の高い家庭にも好評です。
東京ガスの契約実績 | |
---|---|
契約件数 | 約300万件(2024年3月時点) |
主な選ばれる理由 | セット割引/知名度と信頼性/使用量の見える化/ポイント還元 |
対象エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県など1都8県 |
電気・ガスセット割引あり【東京電力エリア】
東京ガスでは、都市ガスと電気をセットで契約すると、毎月の電気料金が0.5%割引されます。
セット割引の対象となるのは「基本プラン」または「ずっとも電気3」で、東京ガスの都市ガスと同一住所・同一名義で契約していることが条件です。
たとえば月々の電気代が10,000円なら、50円が自動的に割引される計算です。少額でも毎月継続的に割引されることで、年間トータルでは家計に嬉しい効果があります。
ガスと電気の請求を一本化できるため管理もラクになり、myTOKYOGASで使用量や請求額を一括で確認できる点も便利です。
都市ガスの利用が前提になるため、山梨県や静岡県(富士川以東)などガス供給エリア外ではセット割の適用はありません。
- 東京ガスの都市ガスと電気を同じ住所で使用していること
- 契約者名義が電気・ガスで同一であること
- 料金を合算して支払うこと(別々支払い不可)
- 対象プランは「基本プラン」または「ずっとも電気3」
東京ガスの電気の口コミ・評判
実際に東京ガスの電気を利用している人からは、料金面の満足度や安心感に関する声が多く寄せられています。
電気とガスを一括で管理できて便利、という点も多くのユーザーから高評価を得ています。
切り替え手続きが簡単で、基本料金が1か月無料になる特典に惹かれて契約したという声もあります。
一方で、燃料費調整額に上限がないことや、電気料金の単価が少し高めに感じるという指摘も見られま

評価:★★★★★5点
基本料金が1か月無料になったのが嬉しくて、切り替えてよかったと思っています。

評価:★★★★☆4点
ポイントも貯まるし、楽天ポイントに交換して買い物にも使えています。
ただ、燃料費調整額が上限なしなので、そこは少し気になっています。

評価:★★★★★5点
初めての新電力だったので、有名な会社がいいと思い東京ガスの電気に決めました。
8位:CDエナジーダイレクト

CDエナジーの基本情報 | |
---|---|
基本料金(シングルでんき) | 295.24円/10A) |
解約金(違約金) | 0円 |
契約手数料 | 0円 |
電気ガスセットプラン | あり |
ポイント還元 | カテエネポイント(楽天ポイントdポイントに交換可能) |
クレジットカード | 利用可能 |
プラン一覧 | シングルでんき・ベーシックでんき・ファミリーでんき 等 |
CDエナジーダイレクトは、即日開通やポイント還元が魅力の新電力会社です。
「シングルでんき」「ベーシックでんき」「ファミリーでんき」などの世帯人数別プランがあり、無駄なく電気料金を抑えられる設計が特徴です。

中部電力ミライズと大阪ガスが共同出資しているため、信頼性や安定性も高く、初めての電力会社切り替えでも安心して利用できます。
さらに、楽天ポイントやdポイントが最大6%還元される「ポイントでんき」や、Amazonプライム付きの「エンタメでんき」など、ユニークな特典も豊富です。
即日開通に対応している点も強みで、急な引っ越し時にも便利な電力会社として高い支持を得ています。
出典:CDエナジーダイレクト公式YouTube「CM『引越し篇(15秒)』」
CDエナジーのメリット・デメリット
CDエナジーでは、電気使用量や家族構成に応じて「シングルでんき」「ベーシックでんき」「ファミリーでんき」が用意されており、自分に合うプランがわかりやすいです。

また、電気とガスをセットで契約すると、毎月の電気・ガス料金からそれぞれ0.5%割引が適用されます。
さらに、電気料金100円ごとに1ポイントが貯まる「カテエネポイント」制度があり、貯まったポイントは楽天ポイントやdポイント、Pontaポイントなどに交換でき、電気代の支払いにも使えます。
中部電力ミライズと大阪ガスが共同運営しており、安定した供給体制とサポート面でも信頼感があります。
一方で、燃料費調整額に上限がないため、燃料価格が高騰すると電気料金が上がる可能性がある点は注意が必要です。
また、ポイント還元を受けるには「カテエネ」への登録が必要です。
カテゴリ | メリット | デメリット |
---|---|---|
料金プラン | ・世帯人数に応じた選べるプラン(シングル・ベーシック・ファミリー) ・東京電力よりも電気代が安くなるケースが多い ・電気とガスのセットで0.5%割引が適用される ・解約金・違約金がかからず気軽に切り替え可能 |
・燃料費調整額に上限がなく、高騰時に割高になる可能性 ・プラン選択を誤ると東京電力より高くなることがある ・一部プランはセット割の対象外 |
サービス | ・即日開通に対応(電話申込で当日対応可能) ・楽天・dポイントなどに交換可能なカテエネポイントが貯まる ・カテエネで電気使用量をグラフで確認でき節電に役立つ ・Amazonプライム年会費込みプランなど特典が豊富 |
・ポイント還元にはカテエネ登録が必須 ・支払い方法は主にクレジットカード・口座振替に限定 ・解約時にポイントが失効する可能性がある |
中部電力ミライズと大阪ガスが共同出資して設立

CDエナジーダイレクトは、2018年に中部電力ミライズと大阪ガスがそれぞれ50%ずつ出資して設立された新電力会社です。
東海地方と関西地方を代表するインフラ企業が連携していることで、信頼性・安定性の両面に強みを持っています。
中部電力ミライズは中部電力グループの小売電気事業者であり、長年にわたり安定した電力供給を実現しています。
大阪ガスは都市ガス供給のリーディングカンパニーとして知られており、ガス事業のノウハウを電力サービスにも活かしています。
両社が培ってきた技術と顧客対応のノウハウが融合しており、新電力サービスでありながらも安心して利用できる環境が整っています。
- 設立:2018年
- 出資比率:中部電力ミライズ50%、大阪ガス50%
- 主な提供エリア:東京電力エリア(関東地方)
楽天ポイント、Vポイント、dポイント、Pontaポイントに交換できる「カテエネポイント」が貯まる
CDエナジーでは、電気料金100円ごとに1ポイントの「カテエネポイント」が貯まり、さまざまな共通ポイントに交換できます。

貯まったポイントは、楽天ポイント・Vポイント・dポイント・Pontaポイント等と交換が可能で、日常の買い物や携帯料金の支払いにも活用できます。
カテエネポイントは、CDエナジーのWEB会員サービス「カテエネ」に登録し、電気の契約情報を登録するするだけで自動的に付与され、毎月の電気代に応じて還元されます。
カテエネのマイページでは電気使用量や前年同月との比較をグラフで確認でき、節電意識を高められます。
また、貯めたポイントは電気料金の支払いに充当することもでき、実質的な電気代の割引と考えることもできます。
- 100円の電気利用ごとに1ポイント付与
- 楽天ポイント・Vポイント・dポイント・Pontaポイント等に交換可能
- 電気代の支払いにも利用可能で節約効果大
即日開通に対応
CDエナジーダイレクトは、東京電力エリアにおいて数少ない「即日開通」に対応している電力会社です。
平日は9時~19時、土日・祝日は9時~17時までに電話で申し込むことで、当日中に電気の使用が可能になります。
急な引っ越しや電気の申し込みを忘れていた場合でも、CDエナジーなら即日開通できる可能性があり、新生活への支障を最小限に抑えられます。
- 申し込みは電話限定(WEB申し込みは翌日以降)
- 平日9:00〜19:00/土日・祝日9:00〜17:00まで受付
- 対象エリアは東京電力エリア限定
CDエナジーダイレクトの口コミ・評判
CDエナジーダイレクトでは「引っ越し当日でもすぐに電気が使えた」「電気代が安くなった」「ポイントが電気代に使えるのが便利」といった声が多数寄せられています。
特に即日開通できる対応の速さは、他の新電力にはなかなかないメリットです。
また、電気料金100円ごとに1ポイント貯まる「カテエネポイント」は、楽天ポイントやdポイント、Pontaポイントなど好きなポイントに交換できる点も好評です。
会員限定Webサービス「カテエネ」では使用量のグラフ表示や、似た家族構成の平均値との比較ができるなど、サービス面の利便性も高い電力会社です。

評価:★★★★★5点
対応も丁寧で、安心して手続きを進められました。

評価:★★★★★5点
利用人数や使用電力量の目安付きで料金プランが紹介されているので、自分たちに合ったプランがすぐわかりました。
カテエネのポイントをdポイントに交換してスマホ料金に使えるのが個人的にかなり便利です。
電気使用量をグラフで確認できるので、無駄が見えて節電意識も高まりました。

評価:★★★★★5点
カテエネポイントを楽天ポイントに交換できるのも嬉しく、買い物に活用しています。
セットでガス契約もして、電気・ガスどちらも割引になり、光熱費全体がかなり抑えられています。
9位:idemitsuでんき

idemitsuでんきの基本情報 | |
---|---|
運営会社 | 出光興産株式会社 |
提供エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
契約縛り・違約金 | なし |
特典コース | ガソリンコース/EVコース |
ポイント還元 | 楽天ポイント/Pontaポイント/dポイント |
idemitsuでんきは、ガソリン代や電気自動車の充電費の割引を受けられる珍しい新電力です。
たとえば「ガソリンコース」に加入すると、出光のガソリンスタンドでの給油が月100Lまで2円/L割引になります。
また、電気自動車を所有している方なら「EVコース」を選ぶことで毎月の電気代が200円割引されます。
普段から車を使う方、電気自動車を所有している方に相性が良く、光熱費とガソリン費を同時に抑えられる点が、他の電力会社にはない強みです。
料金プランも基本的に大手電力会社より安く設定されているため、車を持っている方なら、光熱費とガソリン費の両方でお得になります。
例えば東京電力とidemitsuでんきの東京エリア料金を比較すると、基本料金は同じですが、電力量料金は第二段階からidemitsuでんきのほうが安く設定されています。
関西電力(従量電灯A)プラン比較.png)
月の使用量が120kWhを超える場合には、idemitsuでんきを検討してみましょう。
料金比較:東京電力エリア | ||
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料金項目 | idemitsuでんき(Sプラン) | 東京電力(スタンダードS) |
基本料金(10Aあたり) | 311円75銭 | 311円75銭 |
最低月額料金(1契約) | ― | 328円08銭 |
電力量料金(〜120kWh) | 29円80銭/kWh | 29円80銭/kWh |
電力量料金(120〜300kWh) | 34円76銭/kWh | 36円40銭/kWh |
電力量料金(300kWh超) | 37円10銭/kWh | 40円49銭/kWh |
idemitsuでんきのメリット・デメリット
idemitsuでんきは、車を持っている家庭にうれしい特典が豊富な電力会社です。
一方で、車を使わない家庭にとっては恩恵を感じにくい場合があります。

たとえば、ガソリンをよく使う方なら「ガソリンコース」で月100Lまで2円/Lの割引が受けられます。
また、電気自動車を所有していれば「EVコース」により電気代が毎月200円安くなります。
契約期間のしばりがなく、引っ越し時にも解約金が発生しない点も安心材料です。
全国(沖縄・離島を除く)で利用できるため、幅広い世帯で導入しやすいのも特徴です。
ただし、電気料金そのものは他の新電力と比べて最安とは言えず、車を使わない家庭にとっては他社のほうが向いている可能性もあります。
カテゴリ | メリット | デメリット |
---|---|---|
料金プラン | ・ガソリン代が月100Lまで2円/L割引(ガソリンコース) ・電気自動車所有者は電気料金が月200円割引(EVコース) ・電力量料金が東京電力より安い(第二段階以降) ・契約期間や違約金0円 |
・車を使わない人にはメリットが少ない ・他の新電力と比べて最安水準とはいえない ・セット割引(電気+ガス)は提供していない |
サービス | ・楽天・Ponta・dポイントがたまる ・出光の大手ブランドで信頼性が高い ・全国(沖縄・離島除く)で利用できる ・マイページで使用量を時間別に確認可能 |
・ポイント還元率は使用量によっては少額になる ・給油割引は登録カードの利用が必要 ・サポート窓口が混み合うことがある |
ガソリン代が2円/L割引される(ガソリンコース)
ガソリンコース.png)
ガソリンコースの詳細 | |
---|---|
割引額 | 2円/L(上限100L/月) |
月間節約例 | 50L給油で100円割引 |
年間節約額 | 約1,200円(毎月50L給油時) |
追加割引 | apollostation cardで+2円/L |
idemitsuでんきの「ガソリンコース」では、出光のガソリンスタンドで給油する際に1リットルあたり2円引きされます。
対象は月100リットルまでで、車を頻繁に利用する方にはうれしい内容です。
たとえば、ガソリンを毎月50リットル使う場合、1Lあたり170円とすると本来のガソリン代は8,500円です。
ここから2円/Lの割引が適用され、1カ月あたり100円の節約、年間で1,200円の削減が可能です。
割引は、事前に登録したクレジットカードで支払うだけで自動的に適用されます。
さらに、apollostation card(年会費無料)を使えば、追加で2円/L割引され、合計で4円/Lの値引きも可能です。
ガソリン価格が高止まりしている中、こうした定額割引は年間で見ると大きな節約につながります。
車を日常的に使う方にとって、ガソリンコースは非常に実用的な特典です。
電気自動車なら電気料金が月200円割引き(EVコース)
EVコース.png)
idemitsuでんきでは、電気自動車を所有している方を対象に、電気料金が毎月200円割引される「EVコース」を用意しています。
1カ月に200円の割引が受けられるため、年間では2,400円の節約につながります。
idemitsuでんきの契約名義人またはその家族の名義で電気自動車を所有し、自宅などに充電器が設置されていることが条件となっています。
充電ステーションなどでの充電は対象になりm左縁が、電気自動車を自宅充電している方には嬉しい特典となっています。
idemitsuでんき「EVコース」の概要 | |
---|---|
対象 | 電気自動車を保有している契約者 |
割引内容 | 毎月の電気料金から200円を割引 |
年間の節約額 | 最大2,400円(200円×12か月) |
適用条件 | idemitsuでんきの契約名義人またはその家族の名義で電気自動車を所有し、 自宅などに充電器が設置されている |
idemitsuでんきの口コミ・評判
idemitsuでんきでは、「電気代が下がった」「車関連の特典が便利」といった口コミがみられました。
とくに、車通勤している方やEV車を所有している方には特典が手厚く、満足度が高い傾向にあります。
車の使用頻度が少ない世帯からは「特典を活かしきれない」という声もありますが、契約縛りがない安心感や、出光ブランドへの信頼感が、選ばれる理由となっています。

評価:★★★★★5点
いつもの出光のスタンドで給油するだけで自動で割引されるのでとても便利です。
月50Lでも100円引きになるので、毎月ちょっとお得な気分です。

評価:★★★★★5点
電気自動車の充電費用は意外と積み重なるので、こういう割引はありがたいです。
アプリでも使用量が細かく見られるのが良いですね。

評価:★★★★☆4点
クレジットカード払いだけでガソリンが自動で割引されるのがとてもラクです。
ただ、引越しをして車通勤しなくなってからはガソリン割引の恩恵が少なくなりました。
ガソリン代や電気代の節約を実感している方が多く、車をよく使う家庭ほど満足度が高い傾向です。
普段の生活の中で、少しずつ確実にコストを抑えたい方におすすめです。
10位:TERASELでんき

TERASELでんきの基本情報 | |
---|---|
基本料金(TERASEL東京B) | 300.31円 |
解約金(違約金) | 0円 |
契約手数料 | 0円 |
電気ガスセットプラン | なし |
ポイント還元 | 楽天ポイント |
クレジットカード | 利用可能 |
プラン一覧 | 超TERASELプラン・TERASELプラン・マーケットプラン・マーケットあんしんプラン |
TERASELでんきは、伊藤忠エネクスグループが運営する新電力サービスで、沖縄を除く全国の9電力エリアに対応しています。

家庭のライフスタイルに応じて「TERASELプラン」「超TERASELプラン」「TERASELマーケット」「TERASELマーケットあんしんプラン」の4種類から選べるのが特徴です。
「TERASELプラン」は基本料金を抑えた一人暮らしや共働き向け、「超TERASELプラン」は電気使用量が多いファミリー層向けに設計されています。
「TERASELマーケット」はJEPX(日本卸電力取引所)の市場価格に連動して料金単価が変動するため、昼間や深夜にまとめて電気を使える方には最適です。
「TERASELマーケットあんしんプラン」では市場価格に上限単価が設定されており、価格高騰リスクを抑えながら市場連動型のメリットも享受できます。
さらに、楽天ポイントが電気料金200円(税込)につき1ポイント貯まり、楽天市場や楽天ペイ利用者には嬉しい還元が毎月得られます。

期間限定で、最大8,000円相当の楽天ポイントやAmazonギフトカードがもらえる特典も提供されています。
- 単価固定プランと市場連動型プランを両方提供
- 東京電力と比べて電気料金がや憂くなるシミュレーション結果がある
- 電気料金200円につき楽天ポイント1Pが自動的に貯まる
- 契約手数料・解約金0円
- 契約時に特典(楽天・Amazon・Apple等)が選べる
TERASELでんきのメリット・デメリット
TERASELでんきは、固定単価プランと市場連動型プランを両方提供する珍しい新電力です。

プランは固定単価プランで2つ、市場連動型プランで2つの合わせて4種類あり、使用電力量や電気を使う時間帯をもとに選ぶことができます。
また、電気代の支払い200円ごとに1ポイントの楽天ポイントが貯まるので、楽天経済圏を利用している方と相性が良いです。
一方で、契約アンペア10Aや15Aの契約には対応しておらず、使用電力量が少ない一人暮らしの方には向かない可能性があります。
カテゴリ | メリット | デメリット |
---|---|---|
料金プラン | ・固定単価プランと市場連動型プランを両方提供している ・東京電力より電気代が安くなるシミュレーション結果がある ・契約手数料・解約金0円 |
・10A・15A契約の世帯では利用できない(TERASEL/超TERASEL) ・市場連動プラン(TERASELマーケットプラン)は市場価格高騰の影響を受けやすい |
サービス | ・電気料金200円ごとに楽天ポイントが1ポイント貯まる ・キャンペーンでAmazonギフトカードやPayPayポイントがもらえる ・大手エネルギー商社「伊藤忠エネクス」グループ会社の運営で信頼性が高い |
・電気とガスのセット割引は提供されていない ・オール電化住宅向けの専用プランがない |
TERASELプランは固定単価で東京電力より安い
TERASELプランは、東京電力の「スタンダードS」と比べて、基本料金・電力量料金ともに低く設定されている固定単価制のプランです。
東京電力もTERASELでんきも、使用電力量に応じて3段階で電気料金単価が上がりますが、どの段階においてもTERASELでんきの方が安く設定されています。
また、基本料金もTERASELでんきの方が約23円安くなっています。(20Aの場合)
料金項目 | 東京電力(スタンダードS) | TERASELプラン(東京B) |
---|---|---|
基本料金(20A) | 623円50銭 | 600円62銭 |
~120kWh | 29円80銭/kWh | 29円00銭/kWh |
121〜300kWh | 36円40銭/kWh | 35円34銭/kWh |
301kWh超 | 40円49銭/kWh | 39円26銭/kWh |
TERASELマーケットプランは日中や深夜の電気が安い
TERASELマーケットプランは、電気の単価が30分ごとに変わる「市場価格連動型」の料金プランです。
電気の需要が少ない日中(平日昼間)や深夜の時間帯は、電気料金が大幅に安くなることがあり、タイミングを見て電気を使える人にはとてもお得です。
たとえば、洗濯や食洗機、エコキュートの湯沸かしなどを単価の安い時間帯に使うよう意識するだけで、月の電気代を節約しやすくなります。
逆に、朝や夕方の時間帯、寒波や猛暑などで電力需要が高まると料金単価が上がる傾向にあります。
電気を使う時間を自分で調整できる方、蓄電池やタイマー家電を活用している方におすすめのプランです。

そしてマーケットあんしんプランは、TERASELマーケットプランの特徴を活かしつつ、電源料金の使用量当たりの単価に上限が設けられているため、市場価格が高騰しても電気料金の高騰リスクを抑えることができます。
- 在宅ワーク中心で日中に電気を多く使う
- 夜間に洗濯や調理をまとめて行う生活スタイル
- タイマー機能がある家電やスマート家電を使用している
電気料金200円ごとに1ポイントの楽天ポイントが貯まる
TERASELでんきでは、毎月の電気料金に応じて楽天ポイントが付与されます。
対象となるのは、基本料金・電力量料金・燃料費調整額を含む税込金額で、200円ごとに1ポイントが貯まります。
たとえば、月の電気代が6,000円の場合は30ポイントが還元され、1年間で360ポイント貯まる計算になります。
楽天ポイントは、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天サービスはもちろん、毎日の買い出しや飲食店の支払いなど幅広いサービスで利用できます。
- 楽天市場や楽天トラベル等の楽天サービス
- ファミリーマート
- すき家
- ミスタードーナツ
- くすりの福太郎
- スポーツデポ
- ビックカメラ 等
TERASELでんきの口コミ・評判
TERASELでんきをでは、電気料金の安さと楽天ポイントが貯まる点で良い評判が多く見られます。
特に東京電力など大手電力会社から乗り換えた人は、同じ電気の使い方でも節約できたと好評です。
さらに、毎月の電気代に応じて楽天ポイントがもらえる点も高く評価されており、特に楽天経済圏をよく利用している方に人気です。
一方で、「思ったより電気代が下がらなかった」といった声もありました。
全体的には、料金とサービスの総合点で納得している人が多く、「切り替えてよかった」という意見が多い印象です。

評価:★★★★★5点
電気をよく使う在宅勤務で節約できることが限られているので、あまり使い方を変えずに安くできたのはありがたいです。
楽天市場をよく使っているので、楽天ポイントが貯まるのも決め手でした。

評価:★★★★☆4点
家族で電気をたくさん使うので、東京電力より明らかに安くなりました。
TERASELでんきのシミュレーションツールを使って一番安くなりそうなプランがすぐにわかったのが楽でした。

評価:★★★☆☆3点
でも楽天ポイントが貯まるのは嬉しいし、キャンペーンでギフト券ももらえてお得でした。
解約金がないのも安心でした。
一人暮らしにおすすめの電力会社
一人暮らしでは電気の使用量が少ない分、固定費である基本料金が電気代全体に占める割合が大きくなりがちです。
そのため、少ない使用量でも無駄なくコストを抑えられるプランを選ぶことが、電力会社選びのポイントとなります。
以下では「基本料金ゼロ」「従量単価の安さ」「契約の自由度」といった観点から、一人暮らしに適したおすすめの電力会社を厳選して紹介します。
一人暮らしにおすすめの電力会社11選!安い新電力や選び方も紹介
Looopでんき

電気使用量が少ない一人暮らしの場合、電気代のうち固定で発生する基本料金の負担が相対的に大きくなります。
基本料金ありのプランでは、あまり電気を使っていないにも関わらず電気代が割高になることも多いですが、その点Looopでんきのプランはは基本料金が0円です。
使った分だけ支払うシンプルな料金体系で無駄な支払いが発生しないので一人暮らしにも相性のよい。
さらに、日中や夜間の電気料金が安い時間帯を狙って使用することで、より一層の節約が期待できます。
在宅勤務が多い人や、日中に家にいる時間が長い人はもちろん、夜に電気を多く使う生活リズムの方にも向いています。
Looopでんきは、電気料金が30分単位で変動する市場連動型プランを採用しており、専用アプリでリアルタイムの料金がチェックできます。
- 在宅勤務でエアコンやパソコンを日中使う人
- 生活リズムが夜型で深夜に家電を使う人
- 一人暮らしの光熱費をとことん節約したい人
- 引っ越しやライフスタイルの変化が多い人(解約金なし)
とくに都市部に住む一人暮らしでは、スマホひとつで管理できるLooopでんきの利便性が大きな魅力になります。
契約期間の縛りや解約金がないため、初めての一人暮らしにも安心して導入できる電力会社です。
シン・エナジー

シン・エナジーは、電気代を少しでも節約したい一人暮らしの方にぴったりの電力会社です。
基本料金と電力量料金がリーズナブルに設定されており、使った分だけしっかり節約につながります。
たとえば、東京電力「スタンダードS」とシン・エナジー「きほんプラン」の料金を比べてみると、120kWhまでの電力量料金が約10円/kWh安く設定されており、月の電気使用量が少ない一人暮らしには大きな差になります。
また、契約期間のしばりや解約金もなく、ライフスタイルに合わせて気軽に始められるのも魅力です。
項目 | シン・エナジー 「きほんプラン」 |
東京電力 「スタンダードS」 |
---|---|---|
基本料金(30A) | 796.06円 | 935.25円 (311.75円×3) |
電力量料金 〜120kWh |
19.67円/kWh | 29.80円/kWh |
電力量料金 121〜300kWh |
24.78円/kWh | 36.40円/kWh |
電力量料金 301kWh〜 |
27.71円/kWh | 40.49円/kWh |
月の電気使用量が少ない一人暮らしにとって、基本料金・従量料金ともに抑えられているのは大きなメリットです。
東京電力と比較しても、条件次第では年間数千円の節約が見込めるケースもあります。
ファミリー世帯におすすめの電力会社
ファミリー世帯では電気の使用量が多くなるため、電力会社とプラン選びが家計に与える影響も大きくなります。
とくに、日中に在宅している時間が長い家庭や、エアコン・洗濯機などの使用頻度が高いご家庭では、電力量料金や割引特典の違いが年間で数万円の差になることもあります。
以下では、使用量が多い家庭向けにコストパフォーマンスの高い電力会社を厳選して紹介します。
Looopでんき

Looopでんきは、電気の使用量が多くなりがちなファミリー世帯に非常に適した電力会社です。
とくに「在宅時間が長い家庭」「子育て中の家庭」「共働きで深夜帯に家電を使う家庭」には強くおすすめできます。
理由は、Looopでんきが時間帯ごとに電気料金単価が変動する市場連動型プランを採用しているためです。
日中に家にいることが多い専業主婦のご家庭や、夜間に洗濯や食器洗いを行う共働き世帯は、比較的単価の安い時間帯に電気を使いやすいため、効率的に節約が可能です。
また、Looopでんきは基本料金が0円なので、電気を多く使う月でも無駄な固定費がかからず、従量料金だけで済むのもファミリー世帯に嬉しいポイントです。
- 在宅勤務の家族がいて、平日日中も電気を使う時間が長い家庭
- 小さな子どもがいて、エアコンや加湿器などの家電を長時間使う家庭
- 共働きで夜遅くに洗濯や料理をまとめて行う家庭
- 電気とガスの両方を契約していて、光熱費全体を抑えたい家庭
Looopでんきは、契約期間の縛りや解約金がないため、ライフスタイルの変化が多いファミリー層でも気軽に始めやすいです。
とくに1カ月の電気使用量が300kWh以上になるようなご家庭では、Looopでんきの従量課金制度のメリットを最大限に活かせます。
エネワンでんき

エネワンでんきは、二人暮らしや三人暮らし以上のファミリー世帯にとって電気代を抑えやすい電力会社です。
東京電力と比較した料金シミュレーションでは、世帯人数が増えるほどエネワンでんきの安さが際立つ結果が出ています。
たとえば、二人暮らしの場合、東京電力の従量電灯Bでは月額約10,444円の電気代がかかるのに対して、エネワンでんきでは月額約9,922円に抑えられます。
毎月約522円、年間では約6,264円もの差が生まれる計算です。
三人以上の家族でも、東京電力と比べてエネワンでんきのほうが毎月数百円の節約が期待でき、トータルで見れば家計に与えるインパクトは非常に大きくなります。
エネワンでんきは高い?大手電力会社との料金比較や安く使う方法を徹底解説
U-POWER

U-POWERは電気使用量の多いファミリー世帯にとって特におすすめの新電力会社です。
電気使用量が300kWhを超えると電力量単価が下がるため、家族が多い家庭や在宅時間が長い方、ペットを飼っていて冷暖房をつけっぱなしにしている方等、月300kWh以上電気を使う方なら高い節約効果を期待できます。
たとえば東京電力スタンダードSの場合、301kWh以上の単価は40.49円、U-POWERは30.36円なので、1kWhあたり10.13円U-POWERの方が安いです。
毎月350kWh使う家庭なら、301kWhを超える49kWh分だけで月間約500円の差となり、年間に換算すると約6,000円の差が出ます。
環境に配慮した再生可能エネルギーをお得に使いたいファミリー世帯におすすめの新電力です。
「10,000円」キャッシュバックやAmazonデジタルギフトプレゼントキャンペーンなど、家計にうれしい特典もあります。
- 電気使用量が月300kWhを超える家庭
- 環境にやさしい再エネ電力を選びたい家庭
- お得なキャンペーンがある新電力を選びたい家庭
オール電化でおすすめの電力会社
オール電化住宅では、調理・給湯・冷暖房のすべてを電気でまかなうため、電力使用量が一般家庭よりも大幅に増加します。
深夜割引やオール電化専用プランなど、使用時間帯や設備に応じた料金設定のある電力会社を選ぶことが、電気代の節約につながります。
ここでは、オール電化の暮らしに適した料金体系や割引制度がある、おすすめの電力会社を厳選して紹介します。
Looopでんき

オール電化の家庭にとって、Looopでんきは特におすすめの電力会社です。
従来のオール電化向けプランと違い、Looopでんきは夜間に限らず日中や夕方にも安い時間帯があるため、時間を気にせず家電を使えるというメリットがあります。
市場連動型プランを採用しており、電気の使い方次第で大手電力会社のスマートライフプランよりも年間約12,000円お得になる試算もあります。
さらに、電気自動車を持つ家庭では約16,100円の節約になる可能性もあり、オール電化とEVの組み合わせには非常に相性が良いです。
加えて、電気代がリアルタイムで確認できる専用アプリ「Looopでんきアプリ」も提供されており、日々の節電管理にも役立ちます。
- 夜間だけでなく日中や夕方も安く使える市場連動型プラン
- 電気使用量が多い家庭ほど節約効果が高い
- EV所有者にも嬉しい大幅節電の可能性
- 専用アプリで電気代の見える化が可能
- 解約金ゼロ・契約期間の縛りなしで気軽に試せる
「夜間だけが安い」制限から解放されるため、共働きで日中の電気使用が多い家庭や、日中に暖房や調理家電を頻繁に使う家庭にもぴったりです。
Looopでんきなら、ライフスタイルに合わせて柔軟に節電を実現できるため、オール電化の家庭には非常に魅力的な選択肢です。
idemitsuでんき

idemitsuでんき「オール電化プラン」の特徴 | |
---|---|
電気料金 | エコキュートなどを使用する夜間の電気料金が割安 |
基本料金 | 地域電力のオール電化プランより基本料金が安い |
燃料費調整額 | 市場価格調整単価なしで、急な価格変動リスクを軽減 |
特典 | 「クルマ特割」でガソリン割引またはEV割引を選べる |
対象エリア | 沖縄・離島を除く全国(北海道〜九州まで) |
その他 | 解約金・手数料なし |
オール電化住宅をお使いのご家庭には、idemitsuでんきの「オール電化プラン」がおすすめです。
エコキュートなどを使用する夜間の電気料金が割安に設定されているのが特徴です。
さらに、地域の電力会社が提供しているオール電化プランから切り替えることで、基本料金がさらに安くなるのも特徴です。
たとえば東京電力の「スマートライフL」からidemitsuでんきのオール電化プランに切り替えると、10kVA契約の場合、基本料金が毎月110円安くなります。
加えて、idemitsuでんきは燃料費調整額の上限が設定されており、急激な価格変動による影響が少ない点も安心です。
離島と沖縄を除く全国で利用でき、幅広いエリアに対応しています。
idemitsuでんき「オール電化プラン」の料金体系 | |
---|---|
基本料金 |
・契約電流10A:300円75銭 ・契約電流15A:451円12銭 ・契約電流20A:601円50銭 ・契約電流30A:902円25銭 ・契約電流40A:1,203円00銭 ・契約電流50A:1,503円75銭 ・契約電流60A:1,804円50銭 |
ナイトタイム電力量料金 (1:00〜6:00) | 27.86円/kWh |
デイタイム電力量料金 (6:00〜翌1:00) | 35.76円/kWh |
電気ガスセットでおすすめの電力会社
電気とガスを別々の会社で契約していると、管理の手間やコストがかさみがちです。
「電気ガスセットプラン」がある電力会社なら、まとめて契約することで基本料金の割引やポイント還元などの特典が受けられ、毎月の光熱費を効率的に節約できます。
以下では、セット割引の内容やサービスの充実度に注目し、電気とガスをお得にまとめられるおすすめの電力会社を紹介します。
Looopでんき

Looopでんきは、電気とガスのセット契約で電気代が1kWhあたり1円引きになる「セット割引」を提供しています。
対象は東京電力エリアで都市ガスを利用している世帯に限定されますが、電気とガスの両方をお得に使いたい方には最適なプランです。
例えば、月間324kWh(戸建て4人世帯の平均使用量)を使う場合、年間で約3,888円の節約が見込めます。
ガス料金も非常に競争力が高く、東京ガスと比べて0〜20m³では基本料金がやや高いものの、20m³以上の使用帯では基本料金・従量料金ともにLooopガスが安く、家族世帯ほど恩恵が大きくなります。
また、一人暮らしや集合住宅世帯においてもLooopガスの方が総額で安くなるケースがほとんどです。
- 電気とガスの契約で電気代が1kWhあたり1円引き
- 対象は東京電力エリアで都市ガスを使っている家庭
- ガス料金は東京ガスよりも割安設定(20m³以上)
- セット割はLooopでんき「スマートタイムONE」とLooopガスの契約で自動適用
- 1人暮らし〜4人家族まで幅広い層がメリットを得られる
光熱費全体を抑えたい方は、LooopでんきとLooopガスのセット契約での節約効果をぜひシミュレーションしてみてください。
東京ガスの電気

「東京ガスの電気」のガスセット割では、電気料金の基本料金と従量料金の合計額(税込)から、毎月0.5%が自動的に割引されます。
毎月の電気代が10,000円なら、50円が割引され、1年間で約600円の節約になります。
東京ガスの都市ガス契約がある家庭で、東京ガスの電気で「基本プラン」または「ずっとも電気3」を選ぶと自動的に割引が適用されます。
また、電気とガスを同じ会社で契約すると、請求や契約管理が一本化されるため手間が減ります。
Web会員サービス「myTOKYOGAS」を使えば、電気とガスの使用量や請求額をいつでもスマホやパソコンで確認できます。
月に1度ログインするだけでポイントも貯まり、dポイントや楽天ポイントに交換可能です。
ただし、セット割が受けられるのは東京ガスのガス供給エリア(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など)に住んでいる家庭のみです。
山梨県や静岡県(富士川以東)など、電気のみ契約が可能な地域ではセット割が使えない点には注意が必要です。
- 対象プラン:「基本プラン」または「ずっとも電気3」
- 電気料金(税込)の合計から毎月0.5%を自動割引
- 電気・ガスともに同じ住所・同じ契約者名での契約が必要
- ガスと電気料金の合算支払いが条件
- 東京ガスのガス供給エリアのみ対象
電気会社(新電力)の基礎知識
電気会社を選ぶうえで、新電力に関する正しい知識は欠かせません。
新電力とは、2016年の電力自由化により一般家庭向けに参入した企業を指します。
電気の品質や安定性は従来の大手電力会社と同等で、安心して利用できます。
また、料金プランやポイント還元、セット割引など新電力ならではの柔軟なサービスが特徴です。
新電力の仕組みを正しく理解すれば、自分の生活スタイルに最適な電気会社を選びやすくなります。
新電力とは電力自由化によって新しく参入した電力会社
新電力とは、2016年4月の電力自由化により、一般家庭や小規模事業者向けに電気を販売できるようになった企業のことです。
国の登録を受けた小売電気事業者であり、通信・ガス・商社など多様な企業が参入しています。
大手電力会社と同じ送配電網を使うため、品質や停電リスクに差はありません。
価格競争が生まれたことで、基本料金が安いプランや、ポイント還元、スマホとのセット割など独自のメリットが広がりました。
新電力を選ぶことで、電気代の節約やライフスタイルに合わせた柔軟な契約が可能になります。
新電力の基本情報 | |
---|---|
開始時期 | 2016年4月(電力小売全面自由化) |
対象 | 一般家庭・小規模事業者 |
参入企業 | 通信・ガス・商社・自治体など多岐にわたる |
特徴 | 自由な契約・料金設定が可能 |
電力自由化とは?仕組みやメリット・デメリット、新電力の選び方も解説
新電力会社と大手電力会社の違いは電力供給の仕組み
新電力会社と大手電力会社の最大の違いは、電力の供給体制にあります。
大手電力会社は、発電・送電・配電・販売までを一貫して担います。
一方、新電力会社は、発電や送配電を他社に依存し、「販売」だけを担当するビジネスモデルです。
そのため、送配電網は地域の大手電力会社のものを利用しており、電気の品質や停電リスクに差はありません。

発電や送電施設が不要で維持費もかからないため、その分価格やサービス面でユーザーに還元し、大手と差別化を図っているのが新電力です。
新電力と大手電力の違い | |
---|---|
項目 | 内容 |
発電 | 大手:自社で発電 / 新電力:委託または仕入れ |
送配電 | 両社共に地域の送配電事業者を利用 |
料金体系 | 新電力の方が自由度が高く、割安なケースが多い |
電気料金の仕組み・計算方法
電気料金は、家庭で使った電力量だけでなく、契約プランや電力会社によって決まる複数の要素の合算で決まります。
多くの場合、「基本料金」「電力量料金」「再エネ賦課金」「燃料費調整額」の4要素で構成されます。
基本料金は契約しているアンペア数に応じて毎月一定額が発生し、契約が20Aであれば600〜700円台が相場です。
電力量料金は、使用した電気(kWh)に応じて段階的に加算され、多く使うほど1kWhあたりの単価が高くなる「3段階制」が一般的です。
再エネ賦課金は再生可能エネルギー普及のために国が定めた固定の負担金で、使用量1kWhあたりに単価を掛けて計算されます。
燃料費調整額は、原油やLNGなど発電に使う燃料の価格変動を電気料金に反映させるための金額で、毎月単価が見直されます。
電気料金の構成要素 | |
---|---|
項目 | 内容・計算方法 |
基本料金 | 契約アンペア数 × 単価(例:30A × 286円=858円) |
電力量料金 | 使用量(kWh) × 単価(段階制:~120kWh、121~300kWh、301kWh~) |
再エネ賦課金 | 使用量(kWh) × 単価(例:3.49円/kWh) |
燃料費調整額 | 使用量(kWh) × 毎月変動の単価(マイナスになる場合もあり) |
たとえば、30A契約で250kWh使用し、再エネ賦課金単価が3.49円、燃料費調整単価が2.50円の場合、以下のように計算されます。
- 基本料金:30A × 286円 = 858円
- 電力量料金(例):~120kWh×19.88円 + 121~250kWh×26.48円 ≒ 5,800円
- 再エネ賦課金:250kWh × 3.49円 = 872円
- 燃料費調整額:250kWh × 2.50円 = 625円
- 合計:8,155円(目安)
電力会社のおすすめの選び方
電力会社を選ぶ際は、ただ料金が安いかどうかを見るだけではなく、自分のライフスタイルや居住環境に合っているかどうかが最も重要です。
世帯人数・使用時間帯・契約容量・提供エリアなど、複数の観点から総合的に判断することが後悔しない選び方のポイントです。
一人暮らしのように使用量が少ない家庭では「基本料金が安い会社」、ファミリー層のように電気使用量が多い場合は「電力量料金が安い会社」がおすすめです。
さらに、スマホ・ガス・インターネットとのセット割や、ポイント還元・キャンペーン特典も要チェックです。
また、長期的に安心して利用するには、契約期間の縛りや解約違約金の有無、サポート体制にも注目してください。
世帯人数に合わせて選ぶ
電力会社を選ぶ際には、まず世帯人数に応じた電気の使い方を把握することが大切です。
一人暮らしとファミリー世帯では、最適な電気料金プランや会社が大きく異なります。
例えば、一人暮らしの場合は基本料金が低く設定されている会社や、契約アンペア数が低くても契約できるプランがおすすめです。
一方、4人以上のファミリー世帯では、使用量が多いため、電力量料金(従量料金)が安く設定されている会社を選ぶと、年間で大きな節約効果が期待できます。
また、ファミリー層向けには、ガスやインターネットとのセット割引がある会社を選ぶことで、月々の光熱費を抑えることが可能です。
- 一人暮らし:基本料金が安いプランを選ぶ
- 二人暮らし:料金バランス型のプランやポイント還元も視野に
- ファミリー世帯:従量料金の安さとセット割引の有無を重視
電気使用量に合わせて選ぶ
電力会社を選ぶ際は、月ごとの電気使用量に合った料金プランを選ぶことが重要です。
電気の使用量が少ない家庭と多い家庭では、選ぶべき会社や料金体系が異なります。
使用量が少ない場合、基本料金が無料または安く設定されたプランがおすすめです。無駄な固定費を抑えることができるため、節約効果が高くなります。
反対に使用量が多い家庭では、基本料金よりも従量料金(使った分に応じた電力量料金)の単価が安いプランが適しています。
また、電力使用量が多い時間帯が決まっている家庭では、時間帯別料金プラン(例:夜間割引)が適していることもあります。
- 使用量が少ない:基本料金無料や低額プランがおすすめ
- 使用量が多い:電力量単価が安いプランを重視
- ピーク時間が決まっている:時間帯別プラン(例:夜トクプラン)も検討
電気使用量が多い時間帯に合わせて選ぶ
電気代を賢く節約するには、電気をよく使う時間帯に適した料金プランを選ぶことが重要です。
昼間・夜間など、生活スタイルに合った時間帯別料金プランを選ぶことで、無駄なく電気を使えます。
たとえば夜間に電気を多く使う家庭では「夜間割引型」プランが向いており、電気使用量が集中する時間帯の料金が安く設定されています。
逆に昼間に電気使用が多い家庭では、「昼トクプラン」などの昼間優遇型プランを選ぶとよいでしょう。
特にオール電化住宅では、IHクッキングヒーターやエコキュートの稼働時間に合わせてプランを選ぶことで、大幅なコスト削減につながります。
- 夜間中心の家庭:夜間割引型(例:深夜割引、夜トクプラン)を選ぶ
- 昼間中心の家庭:昼トク型やフラットな単価のプランが有利
- オール電化家庭:IH・エコキュートの時間に合わせた最適なプランが必要
運営会社の安心感・知名度で選ぶ
電力会社を選ぶ際に「会社の信頼性」は非常に重要な判断基準になります。
大手企業や上場企業が運営する電力サービスは、経営の安定性が高く、安心して長期契約ができます。
特に新電力の場合、経営状況の悪化や撤退リスクがゼロではないため、契約先の運営母体の実績や事業継続性を確認しておくと安心です。
「東京ガス」「大阪ガス」「出光興産」などのように、本業で高い知名度と実績のある企業が提供する電力サービスは、料金面だけでなくサポート体制や災害時の対応力にも優れています。
また、知名度の高い会社はトラブル時の情報も入りやすく、利用者の口コミや評判も豊富に参考にできます。
- 上場企業やインフラ事業に強みのある大手が運営しているか
- 継続的な電力供給実績や顧客サポート体制があるか
- 利用者数や契約件数など、信頼に足るデータが開示されているか
ガスやスマホとのセット割引がある電気会社を選ぶ
電気代を少しでも安く抑えたいなら、ガスやスマホとのセット割引がある電力会社を選ぶことが有効です。
セット契約によって月々500円〜1,000円前後の割引が適用されることが多く、年間では数千円〜1万円以上の節約につながります。
たとえば「東京ガスの電気」と「auでんき」は、ガスや携帯電話の契約と合わせることで、電気代に加えポイント付与や割引が受けられる仕組みが整っています。
ガス・通信など生活インフラをまとめることで、家計管理もしやすくなるというメリットがあります。
ただし、契約条件や適用範囲は会社ごとに異なるため、各社のセット割引の詳細を確認することが大切です。
- 電気とガスを同一会社で契約することで割引が適用される
- スマホやネットとのセットでポイント還元や月額割引を受けられる
- 割引条件はプランや使用地域によって異なるので契約前に確認が必要
ポイント還元やキャッシュバックキャンペーンがある電気会社を選ぶ
お得に電力会社を乗り換えたい方には、ポイント還元やキャッシュバックのある電気会社がおすすめです。
Amazonギフト券やPontaポイントなど、実質的な値引きとして活用できる特典が豊富に用意されています。
たとえば「Looopでんき」では最大30,000円分のAmazonギフトカードがもらえる乗り換えキャンペーンを実施しており、切り替え初期の負担を大きく軽減できます。
また「エネワンでんき」は、電気代に応じてPontaポイントが貯まり、日常の買い物にも活用できます。
ただし、キャンペーンの多くは期間限定のため、契約前に最新情報を確認して申し込むことが重要です。
- Amazonギフト券や楽天ポイントがもらえるキャンペーンを実施している会社を選ぶ
- ポイント還元率や条件、付与タイミングも事前にチェックする
- キャンペーンは期間限定のため、公式サイトで最新情報を確認する
電力会社の乗り換え手続きはくらしテクにお任せ!
くらしテクでは、電気の面倒な乗り換え手続きを無料で代行しています。
また希望があれば、希望条件に合う電力会社をピックアップしてご提案することも可能です。
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くらしテクの口コミ・評判!本当に便利なのか、メリットや向いている人の特徴も紹介
くらしテクは電力会社の手続きを無料代行

くらしテクは、今のお家での電力会社の乗り換えや、引越しに伴う新居での新規契約手続きを無料で代行しています。
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Web手続きやLINEなら24時間受付可能です。
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対応内容 | くらしテクの対応内容 |
---|---|
元の電気会社の解約(引越しの場合) | 電力会社への連絡や停止日程の調整を代行 |
新し電力会社への申し込み | 最適なプランを提案し、申込みまで対応 |
料金見直し・希望に合う電力会社探し | 希望条件をヒアリングしマッチする電力会社やプランをご提案 |
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くらしテクでは、電気以外にもガス・インターネット・水道の引越し手続きをまとめて代行可能です。
複数のライフラインを一括で申し込めるため、引越しを予定している方に非常に便利です。
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もちろん費用は一切かかりませんので、安心してご相談ください!
- ガスの閉栓・開栓手続き
- インターネットの新規契約・乗り換え手続き
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荷物が多い一人暮らしの引っ越し費用は?荷物量の目安と多すぎる時の対策を紹介
電力会社選びの注意点
電力会社を選ぶ際は、料金や割引だけでなく注意点も押さえておくことが大切です。
知らずに契約すると、かえって損をする場合もあるため、各社の条件や仕組みをよく比較しましょう。
たとえば、解約時に違約金が発生するケースや、電力供給エリアが限定されているケースがあります。
また、新電力は燃料費調整額の上限が設定されていないため、原油高などで請求額が大幅に変動するリスクもあります。
家電量販店などで案内される新電力の一部には、長期契約が必要なプランもあるため、その場で契約せず必ず一度持ち帰って検討することが重要です。
解約時に違約金・解約金がかかる場合がある
電力会社の中には、契約期間の途中で解約すると違約金が発生するプランがあります。
知らずに解約してしまうと、5,000円〜10,000円ほどの解約金が請求されるケースもあります。
とくにキャッシュバックや特典付きのプランは、一定期間の継続利用が条件になっていることが多いため、契約時の利用規約を必ず確認してください。
また、「2年契約自動更新」など、契約期間の縛りがあるタイプでは、更新月以外の解約にペナルティが発生することもあります。
電気会社の中には解約金が一切かからないところもあるため、将来的な乗り換えの可能性がある場合はそうした会社を選ぶのもひとつの方法です。
- 契約期間が定められているか(例:1年契約・2年契約)
- 違約金の金額・適用条件を事前に確認する
- 特典付きプランには継続利用条件があるかチェックする
電気会社によっては提供エリアが限定されている
新電力会社の中には、一部の地域にしかサービスを提供していないケースがあります。
たとえば、「関東エリア限定」や「中部・関西エリアのみ」など、提供可能な地域が限られていることがあるため注意が必要です。
電力自由化により多くの企業が参入したものの、全国対応している会社はまだ一部に限られています。
そのため、公式サイトの「提供エリア」ページや郵便番号検索で、契約可能か事前にチェックすることが大切です。
また、引っ越し時には以前契約していた会社が新居で使えないこともあるため、引っ越し先でも利用可能か確認することをおすすめします。
- 電力会社の公式サイトで提供エリアを事前に確認する
- 郵便番号検索機能を活用して詳細なエリア対応を調べる
- 引っ越しの際は継続利用可能か確認してから手続きを進める
多くの新電力は燃料調整費に上限がない
新電力の中には、電気料金に含まれる「燃料費調整額」に上限が設けられていないものもあります。
「燃料費調整額」に上限がないと、燃料価格が高騰した際には、電気料金も大きく跳ね上がるリスクがあります。
燃料費調整制度とは、原油・LNG(液化天然ガス)・石炭といった燃料価格の変動を電気料金に反映させる仕組みのことです。
大手電力では一定の上限が設定されているため、ある程度までの価格高騰には対応していますが、新電力はこの上限がないことが多いため注意が必要です。
契約前に「燃料費調整額に上限があるかどうか」を確認することで、予期せぬ電気代の急増を防ぐことができます。
- 多くの新電力では燃料費調整額に上限がない
- 燃料価格の高騰時に電気代が大幅に上がる可能性がある
- 契約前に上限の有無や過去の調整実績を確認しておくと安心
家電量販店での新電力契約はおすすめしない
家電量販店では、その場で電力会社と契約すると家電を割引するという勧誘を行っていることがあります。
しかし、十分な比較検討をせずに勢いで契約すると、自分の電気の使い方に合わないサービスを契約してしまい、結果的に電気代が高くなるケースもあるため注意が必要です。
店舗スタッフは電力の専門家ではなく、販売インセンティブが目的で案内している場合もあります。
そのため、「自分の使用量やライフスタイルに合っているか」「他社と比べて本当に安いか」といった観点が欠けた状態で契約してしまうリスクがあります。
電力契約は長期的な支出に関わるため、安易にその場で決めるのではなく、複数社の料金体系やキャンペーンを比較してから選ぶことをおすすめします。
- 自分の電気使用量に本当に適したプランか確認する
- その場で決めずに複数社の料金・特典を比較する
- 後でキャンセルや変更が可能か、契約条件を事前に把握する
賃貸の場合自分で電気会社を選べないことがある
賃貸住宅では、建物全体が特定の電力会社と一括契約されているケースがあります。
このような場合、入居者個人の判断で別の電力会社へ乗り換えることはできません。
とくに新築マンションや大規模な賃貸物件では、管理会社や大家が一括で契約を結び、共用部や専有部の電気料金を統一管理していることがあります。
そのため、電気代が高くても他社と比較して乗り換えることができず、契約内容に納得できないまま利用せざるを得ない状況になることもあります。
賃貸物件に引っ越す際には、入居前に「電力会社を個別に選べるか」「一括受電契約があるか」を必ず確認するようにしましょう。
- 物件の契約形態によっては電力会社を変更できない
- 入居前に管理会社または大家に確認することが重要
- 一括受電契約がある場合、乗り換えは基本的に不可
おすすめの電力会社に関するよくある質問
新電力への切り替えや、各社の違いについて不安や疑問を感じている方は多くいます。
「新電力はやばいって本当?」「乗り換えると電気が止まらない?」など、安心して切り替えるためには基本的な疑問を解消しておくことが大切です。
ここでは、電力会社の乗り換えや選び方に関して、よくある質問とその回答をわかりやすく解説します。
電気の品質、安全性、電気代、ポイント還元などの違いを把握し、後悔しない選択をするためにも、疑問点をしっかり確認しておきましょう。
質問ごとの回答は次の見出しで個別に詳しく紹介しています。
新電力会社はやばいって本当?
「新電力はやばい」「倒産が多い」などの声を耳にすることがありますが、すべての新電力会社が不安定というわけではありません。
実際には、大手資本が運営している新電力も多く、長期的に安定供給を行っている会社も多数存在します。
新電力がやばいとされる背景には、燃料費高騰による価格競争の激化や、電力調達価格の変動による収益悪化などがあります。
しかし、経済産業省が定める「小売電気事業者」の登録制度に基づき、一定の基準をクリアした事業者だけがサービス提供を行っています。
契約前には、経営基盤・提供エリア・サポート体制などを確認し、安心して使える会社かどうかを見極めることが重要です。
- 急激な燃料価格変動により一部事業者が撤退
- 市場連動型プランの仕組みが理解されにくく混乱を招いた
- 大手資本・公共系が運営する新電力は安定性が高い
新電力はやばい? 後悔する?倒産・撤退・値上げのリスクや失敗しない新電力会社の選び方も紹介
新電力への乗り換えで電気の品質は変わる?
電力会社を新電力に乗り換えたとしても、家庭に届く電気の品質は一切変わりません。

すべての電力会社は共通の送配電ネットワーク(送電線)を使用しており、電圧・周波数などの品質は統一されています。
電気の供給は地域の一般送配電事業者(例:東京電力パワーグリッド、関西電力送配電など)が担っており、万が一新電力会社が倒産しても、即座に供給が止まることはありません。
そのため、新電力を選ぶ際は料金体系や特典、サポート体制などを重視して問題ありません。
電気の品質に不安を感じて新電力を避けている方も、安心して乗り換えることができます。
- 送電は地域の大手送配電会社が一括管理している
- 電圧や周波数は全国で規格化されており安定している
- 新電力の変更は「契約上の変更」であり、物理的な電気は共通
新電力への乗り換えで電気代は安くなる?
新電力へ乗り換えることで、多くの場合、電気代は今よりも安くなります。
多くの新電力は発電・送電設備を自社で持たず、大手電力会社の設備を使っているため設備費用や維持費が削減できます。
その分料金プランを安く提供するなどしてユーザーに還元しているため、大手よりお得な新電力が多いのです。
さらに、ポイント還元やキャッシュバックなどの特典がある新電力なら、実質的に電気代をさらに抑えることができます。
ただし、契約容量や生活スタイルによっては大手より割高になるプランもあるため、契約前にシミュレーションを行うことが重要です。
例えば、下記は新電力「Looopでんき」と「東京電力」二人暮らしの想定で比較した表です。

大手電力会社と新電力の料金比較(例) | |
---|---|
契約先 | 月額電気料金(291kWh使用時) |
東京電力(従量電灯B) | 約9,720円/月 |
Looopでんき | 約9,172円/月 |
差額 | 約548円/月 |
年間節約額 | 約6,576円/年 |
参考:Looopでんき公式シミュレーションツール
シミュレーションでは年間約6,576円もLooopでんきの方が安いという結果が出ています。
生活スタイルに合った電力会社を選ぼう
電気代の節約には、生活スタイルや世帯構成に合った電力会社の選択が重要です。
自分の電気使用量や電気をよく使う時間帯を確認することで、生活スタイルに合った電力会社やプランを見極めやすくなります。
一人暮らしなら基本料金が安いプラン、大家族なら電力量料金が安いプランを選ぶのがおすすめです。
また、ガスとのセット割引、ポイント還元、キャッシュバックキャンペーンなどの特典も活用しましょう。
本記事で紹介した電力会社は、コストパフォーマンスやサービス内容で高評価を得ている電力会社ばかりです。
ぜひ乗り換え先の候補にしてみてください。