オール電化住宅で電気代を少しでも抑えたい方には、2016年の電力自由化によって参入した電力会社である「新電力」への切り替えがおすすめです。
新電力は大手電力会社(東京電力や関西電力等)よりも安い料金プランを提供していることが多く、ポイント還元や割引等、独自の特典を設けていることもあります。
しかし電力自由化以降、新電力は次々参入し、2024年9月時点では734社もの新電力が登録されています。

引用:資源エネルギー庁|電力・ガス小売全面自由化の進捗状況について2024年10月29日「小売電気事業者の登録数」
大量の新電力の中から一つずつ比べて自分に合う1社を探すのは大変です。
そこでこの記事では、オール電化におすすめの各新電力の料金の安さ・特典の充実度・企業の信頼性などを総合的に評価して、ランキング形式で紹介します。
| 項目 | オクトパスエナジー | Looopでんき | Japan電力 | ストエネ | リボンエナジー | 東京ガスの電気 | ENEOSでんき | idemitsuでんき | CDエナジーダイレクト | ミツウロコでんき |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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| 料金プラン名 | オール電化オクトパス | スマートタイムプラン | オール電化プラン | オール電化プラン | オール電化割 | 時間帯別プラン | オール電化プラン | オール電化プラン | スマートでんきB | とくとくナイト12 |
| プランの種類 | オール電化専用プラン | 市場連動型プラン | オール電化専用プラン | オール電化専用プラン | 市場連動型プラン | 時間帯別料金プラン | オール電化専用プラン | オール電化専用プラン | 時間帯別料金プラン | 時間帯別料金プラン |
| ピークタイムの料金単価 | 24.50円/kWh | 市場連動 | 26.00円/kWh | 26.00円/kWh | 市場連動 | 35.60円/kWh | 35.75円/kWh | 35.76円/kWh | 35.96円/kWh | 42.83円/kWh |
| オフピークの料金単価 | 17.85円/kWh | 市場連動 | 24.00円/kWh | 24.00円/kWh | 市場連動 | 27.77円/kWh | 27.85円/kWh | 27.86円/kWh | 28.06円/kWh | 33.33円/kWh |
| 対応エリア | 全国(沖縄・一部離島除く) | 全国(一部離島除く) | 全国(沖縄・一部離島除く) | 全国(沖縄・一部離島除く) | 全国(沖縄・一部離島除く) | 東京電力エリア(関東・静岡県富士川以東) | 全国(沖縄・一部離島除く) | 全国(沖縄・離島を除く) | 東京電力エリア(関東・静岡県富士川以東) | 全国(沖縄・一部離島除く) |
| 備考 | 友達紹介割(8,000円割引)は何度でも利用可能 | 市場価格に30分単位で連動、日中と深夜の電気代が安い傾向 | ピークタイムの料金単価も安い | オール電化住宅向けの固定料金制。安定した単価で長期的に予測しやすい | オール割引・ファミリー割引・ペット割引など併用可能な割引が豊富 | 首都圏最大規模の自社発電所を所持し経営も安定 | ENEOSカードで支払うとガソリンや軽油が最大7円/L割引 | 「ガソリンコース」では給油が1L当たり2円引き | 電気料金100円毎に「カテエネポイント(様々な共通ポイントに交換可能)」が貯まる | 東京電力エナジーパートナーの「スマートライフプランS・L」にご加入のお客様が対象 |
| 詳細 | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
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電力会社おすすめ比較ランキング!乗り換えで一人暮らしや家族も安く使える新電力を紹介【2025年10月最新】
オール電化向け電力会社の選び方
オール電化住宅では、給湯や調理など生活のほとんどを電気でまかなうため、電気代が高くなりやすい傾向があります。
電気使用量が多いからこそ、電力会社の選び方次第では大幅な節約も実現可能です。
ポイントは、世帯人数や電気を使う時間帯等、自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことです。
ここでは、オール電化住宅に最適な電力会社を選ぶための具体的なチェックポイントを紹介します。
東京都のおすすめ電力会社比較ランキング!安い電気料金プランや世帯別の料金比較も解説
オール電化用プランがある
オール電化住宅では、給湯や暖房に電力を多く使用するため、一般家庭向けの従量電灯プランではコストが高くなりがちです。
そのため、まず確認すべきはオール電化専用プランが用意されているかどうかです。
オール電化プランは、夜間の電気使用を想定して割安単価が設定されている点が最大の特徴です。
エコキュートやIHクッキングヒーターを効率的に使えるように設計されており、無駄な電気消費を抑えられます。
| オール電化プランのチェック項目 | |
|---|---|
| 項目 | 確認ポイント |
| プラン名 | 「オール電化」の表記があるか |
| 対象設備 | エコキュート・IH・蓄熱暖房機に対応しているか |
| 料金単価 | ナイトタイムの料金が安いか |
時間帯別料金プラン・市場連動型プランがある
オール電化住宅では、エコキュートを夜に稼働させることが多い等、夜間に電気を多く使用することが多いです。
ただし、エコキュートの沸き上げ時間の設定は変更することができるので、日中の方が電気代が安いプランを契約した場合は、エコキュートを「昼間シフト設定」にすれば、安い時間帯の電気を使えます。
電力会社によっては、日中の電気代がお得なプランや、市場連動型プラン(日中と深夜の電気料金単価が安い傾向)を提供しています。
在宅ワークや専業主婦で日中の電気をよく使う家庭では、夜の電気が安いオール電化プランではなく、日中の電気が安い時間帯別料金プランの方がお得になることもあります。
また、電力会社によって電気料金単価が変わる区切りの時間帯が異なるため、自分の生活リズムと一致するプランを見つけることが大切です。
- 夜間の使用が多い家庭は深夜割引率が高いプランを選ぶ
- 日中在宅が多い家庭は昼間単価が安いプランを選ぶ
- 電気料金単価の変わり目の時間帯は電力会社によって異なるので注意
世帯人数に合った最安プランを見つける
家庭の電気使用量は、世帯人数や生活時間帯によって大きく変わるため、ご自身の電気使用量に合ったプランを選ぶことが大切です。
特に、電気使用量の多いファミリー世帯では、多少基本料が高くても従量単価が安いプランがおすすめです。
一方、1人暮らしや共働きで電気の使用量が多くない家庭の場合は基本料の負担が大きくなりやすいため、基本料金の安さも重要になります。
電力会社が提供するシミュレーションツールを活用し、実際の電気使用量を入力して年間コストを比較するのもおすすめです。
| 世帯人数別おすすめプラン | |
|---|---|
| 世帯人数 | おすすめの料金プランタイプ |
| 1人暮らし・共働き | 基本料金が低いプラン |
| 3人以上のファミリー世帯 | 従量単価の安いプラン |
ポイント還元やセット割引等の特典がある
オール電化向けの電力会社を選ぶ際は、ポイント還元やセット割引などの特典も重要な判断基準です。
例えばCDエナジーダイレクトでは電気料金100円ごとに、さまざまな共通ポイント(dポイント・WAONポイント・Vポイント等)に交換できる「カテエネポイント」が1ポイント貯まります。

また、ガスやインターネット回線とまとめて契約することで基本料金が割引される「セット割引」を展開している企業も増えています。
長期的に利用することを前提にするなら、ポイント還元やセット割引等の特典を比較して選ぶことも重要です。
| 特典の種類 | 内容例 |
|---|---|
| ポイント還元 | 電気料金支払いでPontaやdポイントが貯まる |
| セット割引 | 電気+ガス・ネット契約で基本料金が割引 |
| 紹介キャンペーン | 友達紹介で双方にポイント進呈 |
| 継続利用特典 | 契約年数に応じてポイントや割引が増加 |
企業の知名度・供給実績等の信頼性
2016年の電力自由化によって参入した電力会社である「新電力」は、大手電力会社(東京電力・関西電力等)よりも安い料金プランを打ち出していることが多く注目されています。
とはいえ大手電力会社よりも供給実績が浅く、倒産や経営破綻を心配する声もあります。
安い新電力を試したいが経営の安定性も重視したい、という方には、新電力の中でも供給実績が豊富な企業や、大手エネルギー企業が運営する新電力がおすすめです。
知名度の高い企業や大手電力グループ傘下の新電力会社は、倒産リスクが低く、安定した電力供給が期待できます。
例えばLooopでんきは、経済産業省が公表している「電力需要実績」において、独立系(大手の子会社でない)新電力各社の中で第1位の実績を取得している新電力です※。

また、東京ガスの電気、ENEOSでんきように、実績や知名度のある企業が運営する新電力もあります。
| 電力会社の信頼性の確認ポイント | 具体例 |
|---|---|
| 供給実績 | 累計契約件数が多い |
| 企業規模・財務基盤 | 大手グループの傘下なら経営が安定しやすい |
| 口コミ・評判 | 料金以外のサービス満足度も確認 |
オール電化におすすめの電力会社ランキング10選
オール電化住宅では、電気の使い方や生活リズムに合わせたプラン選びが重要です。
ここでは、オール電化でお得に利用しやすプランを提供しているおすすめの電力会社を紹介します。
| 項目 | オクトパスエナジー | Looopでんき | Japan電力 | ストエネ | リボンエナジー | 東京ガスの電気 | ENEOSでんき | idemitsuでんき | CDエナジーダイレクト | ミツウロコでんき |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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| 料金プラン名 | オール電化オクトパス | スマートタイムプラン | オール電化プラン | オール電化プラン | オール電化割 | 時間帯別プラン | オール電化プラン | オール電化プラン | スマートでんきB | とくとくナイト12 |
| プランの種類 | オール電化専用プラン | 市場連動型プラン | オール電化専用プラン | オール電化専用プラン | 市場連動型プラン | 時間帯別料金プラン | オール電化専用プラン | オール電化専用プラン | 時間帯別料金プラン | 時間帯別料金プラン |
| ピークタイムの料金単価 | 24.50円/kWh | 市場連動 | 26.00円/kWh | 26.00円/kWh | 市場連動 | 35.60円/kWh | 35.75円/kWh | 35.76円/kWh | 35.96円/kWh | 42.83円/kWh |
| オフピークの料金単価 | 17.85円/kWh | 市場連動 | 24.00円/kWh | 24.00円/kWh | 市場連動 | 27.77円/kWh | 27.85円/kWh | 27.86円/kWh | 28.06円/kWh | 33.33円/kWh |
| 対応エリア | 全国(沖縄・一部離島除く) | 全国(一部離島除く) | 全国(沖縄・一部離島除く) | 全国(沖縄・一部離島除く) | 全国(沖縄・一部離島除く) | 東京電力エリア(関東・静岡県富士川以東) | 全国(沖縄・一部離島除く) | 全国(沖縄・離島を除く) | 東京電力エリア(関東・静岡県富士川以東) | 全国(沖縄・一部離島除く) |
| 備考 | 友達紹介割(8,000円割引)は何度でも利用可能 | 市場価格に30分単位で連動、日中と深夜の電気代が安い傾向 | ピークタイムの料金単価も安い | オール電化住宅向けの固定料金制。安定した単価で長期的に予測しやすい | オール割引・ファミリー割引・ペット割引など併用可能な割引が豊富 | 首都圏最大規模の自社発電所を所持し経営も安定 | ENEOSカードで支払うとガソリンや軽油が最大7円/L割引 | 「ガソリンコース」では給油が1L当たり2円引き | 電気料金100円毎に「カテエネポイント(様々な共通ポイントに交換可能)」が貯まる | 東京電力エナジーパートナーの「スマートライフプランS・L」にご加入のお客様が対象 |
料金の安さ・特典の充実度・供給実績などを総合的に評価し、特に満足度の高い会社を厳選しました。
オクトパスエナジー│オール電化オクトパス

オクトパスエナジーでは、ナイトタイムの電気料金単価が安い「オール電化オクトパス」と、デイタイムの電気料金単価が安い「オール電化オクトパス-サンシャイン」いうオール電化専用プランを提供しています。
生活スタイルに合わせて昼と夜どちらが安くするかを選べる点が、オクトパスエナジーのオール電化プランの大きなメリットです。
| 区分 | オール電化オクトパス(東京電力エリア) | オール電化オクトパス-サンシャイン(東京電力エリア) |
|---|---|---|
| 基本料金 | 1kWごと 10円25銭 | 1kWごと 10円25銭 |
| 昼間料金 | 0時〜1時・6時〜24時 24円50銭/kWh |
9時〜15時 16円92銭/kWh |
| 夜間料金 | 1時〜6時 17円85銭/kWh |
0時〜9時・15時〜24時 26円43銭/kWh |
| おすすめ家庭 | 夜間に電気使用が集中する家庭 | 日中に在宅時間が長い家庭 |
地域大手電力よりも料金プランが安く、例えば関西電力のオール電化プラン「はぴeタイムR」と「オール電化オクトパス」を比較シミュレーションした場合、年間で8,690円お得になる試算が出ています。

また、CO2排出実質ゼロの地球にやさしい電気を提供しているのもオクトパスエナジーの特徴です。
さらに、契約手数料・解約金も無料なので、電気代を見直したいと考えているオール電化の家庭におすすめです。
- オール電化専用プランを2種類用意
- 昼型・夜型のライフスタイルに合わせて選択可能
- 基本料金・電力量料金ともに大手電力会社よりお得な場合が多い
オクトパスエナジーの評判・口コミ!怪しい・高いって本当?大手との世帯別料金シミュレーションも紹介
Looopでんき│スマートタイムONE

Looopでんきの市場連動型プラン「スマートタイムONE」は、オール電化専用おプランではないもののオール電化住宅でもお得に使える可能性があるプランです。
従来のオール電化向けプランと違い、Looopでんき「スマートタイムONE」は夜間に限らず日中や夕方にも安い時間帯があるため、時間を気にせず家電を使えるというメリットがあります。
市場連動型プランを採用しており、電気の使い方次第で大手電力会社のオール電化プランよりも年間約12,000円お得になる試算もあります。

エコキュートの稼働時間を、電気料金単価の安い日中へ設定変更することで、電気使用量を変えなくても年間約6,000円お得にできる可能性があります。

加えて、電気代がリアルタイムで確認できる専用アプリ「Looopでんきアプリ」も提供されており、日々の節電管理にも役立ちます。
- 夜間だけでなく日中や夕方も安く使える市場連動型プラン
- 電気使用量が多い家庭ほど節約効果が高い
- EV所有者にも嬉しい大幅節電の可能性
- 専用アプリで電気代の見える化が可能
- 解約金ゼロ・契約期間の縛りなしで気軽に試せる
「夜間だけが安い」制限から解放されるため、共働きで日中の電気使用が多い家庭や、日中に暖房や調理家電を頻繁に使う家庭にもぴったりです。
Looopでんきなら、ライフスタイルに合わせて柔軟に節電を実現できるため、オール電化の家庭には非常に魅力的な選択肢です。
Looopでんきの評判・口コミ!やばい・高いって本当?メリット・デメリットを徹底解説
引用:Looopでんき公式YouTube「新しいスタンダード!?30分ごとに変わる電気の価格~知るほどナットク!スマートタイムONE~」
Japan電力│オール電化プラン

Japan電力の「オール電化プラン」は、デイタイム・ナイトタイムではなく、「深夜料金」「日中料金」「夜間料金」の3つの時間帯で料金を区切っているのが特徴です。
深夜電力の単価が24.00円(東京電力エリア)と、業界トップクラスにまで抑えた設計が魅力です。
| Japan電力 オール電化プラン(東京電力エリア) | |
|---|---|
| 基本料金(20A) | 514.80円 |
| 基本料金(30A) | 772.20円 |
| 基本料金(40A) | 1,029.60円 |
| 基本料金(50A) | 1,287.00円 |
| 基本料金(60A) | 1,554.00円 |
| 電力量料金(1kWh) 深夜料金(0時~6時) |
24.00円 |
| 電力量料金(1kWh) 日中料金(6時~18時) |
25.00円 |
| 電力量料金(1kWh) 夜間料金(18時~24時) |
26.00円 |
最も電気料金単価が高い夜間料金でも26.00円と安いため、日中もある程度電気を利用する家庭にもおすすめです。
また、Japan電力の「オール電化プラン」では解約金・違約金は発生しません。
| 料金区分 (従量電灯B相当) |
北海道 | 東北 | 東京 | 中部 | 北陸 | 九州 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 基本料金(月額) |
・20A:712.80円 ・30A:1,069.20円 ・40A:1,425.60円 ・50A:1,782.00円 ・60A:2,138.40円 |
・20A:1,782.00円 ・30A:1,782.00円 ・40A:1,782.00円 ・50A:1,782.00円 ・60A:1,782.00円 |
・20A:514.80円 ・30A:772.20円 ・40A:1,029.60円 ・50A:1,287.00円 ・60A:1,544.40円 |
・20A:1,338.33円 ・30A:1,338.33円 ・40A:1,338.33円 ・50A:1,338.33円 ・60A:1,338.33円 |
・20A:1,485.00円 ・30A:1,485.00円 ・40A:1,485.00円 ・50A:1,485.00円 ・60A:1,485.00円 |
・20A:1,485.00円 ・30A:1,485.00円 ・40A:1,485.00円 ・50A:1,485.00円 ・60A:1,485.00円 |
| 電力量料金(1kWh) 深夜料金 |
25.00円 | 20.00円 | 24.00円 | 22.00円 | 17.00円 | 18.00円 |
| 電力量料金(1kWh) 日中料金 |
23.00円 | 21.00円 | 25.00円 | 23.00円 | 19.00円 | 19.00円 |
| 電力量料金(1kWh) 夜間料金 |
27.00円 | 25.00円 | 26.00円 | 26.00円 | 20.00円 | 21.00円 |
ストエネ│オール電化プラン

ストエネのメインのプランは、電気をよく使う家庭向けの「Pプラン」、電気代を安くおさえたい人向けの「Fプラン」、オール電化住宅向けの「オール電化プラン」の3種類があります。
「オール電化プラン」は深夜料金が最も安く設定されており、エコキュートとの相性もいいです。
また日中は仕事で夜間にまとめて家事をしている家庭にもおすすめです。
| ストエネ オール電化プラン(東京電力エリア) | |
|---|---|
| 基本料金 | |
| 20A | 514.80円 |
| 30A | 772.20円 |
| 40A | 1,029.60円 |
| 50A | 1,287.00円 |
| 60A | 1,544.40円 |
| 電力量料金(1kWhあたり) | |
| 深夜料金 | 24.00円 |
| 日中料金 | 25.00円 |
| 夜間料金 | 26.00円 |
ストエネでは契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金が発生しないため、お試し利用にも向いています。
リボンエナジー│オール電化割引

リボンエナジーはオール電化専用プランを提供していないものの、「オール電化割引」で1kWhあたり0.55円の割引が適用されます。
オール電化割引以外にも「太陽光割引」「蓄電池割引」「EV割引」等、いくつもの割引制度を提供しています。
| 割引名 | 割引額 | 条件 |
|---|---|---|
| マイホーム割引 | -0.55円/kWh | 持ち家の場合 |
| ファミリー割引 | -0.55円/kWh(最大) | 世帯人数に応じて |
| ペット割引 | -0.55円/kWh | ペットと暮らす場合 |
| オール電化割引 | -0.55円/kWh | オール電化住宅の場合 |
| 太陽光割引 | -0.55円/kWh | 太陽光発電ありの場合 |
| 蓄電池割引 | -0.55円/kWh | 家庭用蓄電池ありの場合 |
| EV割引 | -0.55円/kWh | 電気自動車ありの場合 |
お住いの環境に応じては複数の割引が適用されることもあり、トータルで電気代を抑えやすくなります。
また、リボンエナジーは市場連動型プランを採用しており、時間帯によって電気料金単価が変動します。
日中と深夜の電気料金単価が安くなる傾向にあり特に日中の方が単価が下がりやすいです。
そのためエコキュートの稼働時間を日中へ設定することで、効率的に安い時間帯の電気を活用しやすくなります。
- 夜間だけでなく日中や夕方も安く使える市場連動型プラン
- 「オール電化割引」がある
- 「太陽光割引」「蓄電池割引」等、割引制度が多い
- 解約金がないのでいつでも乗り換え可能
- 基本料金なしで使た分だけの支払い
東京ガスのでんき│時間帯別プラン

東京ガスのでんきは、信頼性と安定供給に定評のある大手エネルギー企業による電力サービスです。
新電力として首都圏最大規模の自社発電所を所持し、自社発電であることから燃料価格変動の影響を受けにくく、安定した電力を利用できるのも強みです。
また、新電力販売量は6年連続No.1の実績を持ちます。※
※資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」(2022年)における、みなし小売電気事業者以外の事業者(新電力)での低圧電力の需要実績値
オール電化住宅向けの「時間帯別プラン」では、深夜時間帯(午前1時〜午前6時)の電気料金が約27.7円/kWhと割安に設定されています。
| 東京ガスの電気 時間帯別プラン(オール電化向け) | |
|---|---|
| 基本料金(10Aにつき) (15Aの場合=438.43円) |
292.28円 |
| 電力量料金(1kWh) 午前6時~翌午前1時 |
35.60円 |
| 電力量料金(1kWh) 午前1時~午前6時 |
27.77円 |
東京電力エナジーパートナーのオール電化プラン「スマートライフS/L」(2024年4月実施)よりも、基本料金と電力量料金のいずれも安価なプランとなっています。
ただし、東京ガスのでんき「時間帯別プラン」はガス電気セット割の対象にはなりませんので注意しましょう。
ENEOSでんき│オール電化プラン

ENEOSでんきは、ガソリンスタンドでおなじみのENEOSグループが提供する全国対応の電力サービスです。
オール電化住宅に適した「オール電化プラン」を展開しており、深夜時間帯の電力量単価が安いのが特徴です。
| ENEOSでんき オール電化プラン(東京電力エリア) | |
|---|---|
| 基本料金(10A・1kVAあたり) | 280.57円 |
| 電力量料金(1kWh) 昼間・夜間(午前6時~翌午前1時) |
35.75円 |
| 電力量料金(1kWh) 深夜(午前1時~午前6時) |
27.85円 |
東京電力エナジーパートナーのオール電化プラン「スマートライフS/L」からの切り替えで基本料金が10%おトクになるのも特徴です。
さらに、ENEOSカードで支払うとガソリンや軽油が最大7円/L割引になる特典があり、車を利用する家庭には特におすすめです。
契約期間に応じて1kWhあたり最大0.3円(税込)引きになる「にねん とく2割(とくとく割)」も提供するなど、電気・ガス・ガソリンをトータルでお得に利用できる利便性も魅力です。
idemitsuでんき│オール電化プラン

| idemitsuでんき「オール電化プラン」の特徴 | |
|---|---|
| 電気料金 | エコキュートなどを使用する夜間の電気料金が割安 |
| 基本料金 | 地域電力のオール電化プランより基本料金が安い |
| 燃料費調整額 | 市場価格調整単価なしで、急な価格変動リスクを軽減 |
| 特典 | 「クルマ特割」でガソリン割引またはEV割引を選べる |
| 対象エリア | 沖縄・離島を除く全国(北海道〜九州まで) |
| その他 | 解約金・手数料なし |
idemitsuでんきの「オール電化プラン」は地域の大手電力会社が提供しているオール電化プランより基本料金が安いのが魅力です。
たとえば東京電力の「スマートライフL」からidemitsuでんきのオール電化プランに切り替えると、10kVA契約の場合、基本料金が毎月110円安くなります。

加えて、idemitsuでんきは燃料費調整額の上限が設定されており、急激な価格変動による影響が少ない点も安心です。
さらに「ガソリンコース」では月間100Lを上限に、1L当たり2円引きで給油でき、「EVコース」では電気料金が毎月200円引きになります。

契約期間の縛りがなく、初期費用や解約料もかからない点も安心です。
離島と沖縄を除く全国で利用でき、幅広いエリアに対応しています。
| idemitsuでんき「オール電化プラン」(東京電力エリア) | |
|---|---|
| 基本料金 |
・契約電流10A:300円75銭 ・契約電流15A:451円12銭 ・契約電流20A:601円50銭 ・契約電流30A:902円25銭 ・契約電流40A:1,203円00銭 ・契約電流50A:1,503円75銭 ・契約電流60A:1,804円50銭 |
| ナイトタイム電力量料金 (1:00〜6:00) | 27.86円/kWh |
| デイタイム電力量料金 (6:00〜翌1:00) | 35.76円/kWh |
CDエナジーダイレクト│スマートでんきB

CDエナジーダイレクトでは、オール電化や蓄電池、または夜間に電気の使用が多いご家庭向けの「スマートでんきB」プランを提供しています。
| スマートでんきB(契約電流10~60Aのお客さま) | |
|---|---|
| 月額基本料金(10A毎) | 295.24円 |
| 電力量料金(1kWh) 午前6時~翌日午前1時 |
35.96円 |
| 電力量料金(1kWh) 午前1時~午前6時 |
28.06円 |
CDエナジーでは、電気料金100円ごとに1ポイントの「カテエネポイント」が貯まり、さまざまな共通ポイントに交換できるのも特徴です。

また、CDエナジーダイレクトは、2018年に中部電力ミライズと大阪ガスがそれぞれ50%ずつ出資して設立された新電力です。
中部電力ミライズは中部電力グループの小売電気事業者であり、長年にわたり安定した電力供給を実現しています。
東海地方と関西地方を代表するインフラ企業が連携していることで、信頼性・安定性の両面に強みを持っており、「電気料金を抑えながら信頼性も重視したい」という方に最適です。
提供エリアは主に東京電力・中部電力エリアです。
ミツウロコでんき│とくとくナイト

ミツウロコでんきウロコでんきでは、時間帯別料金プラン「とくとくナイト」を提供しています。
夜間蓄熱式機器またはオフピーク蓄熱式電気温水器をお持ちのお客様で、東京電力エナジーパートナーの「スマートライフプランS・L」にご加入のお客様が対象となります。
午前9時~午後9時のデイ料金が1kWhあたり42.83円なのに対して、午後9時~翌午前9時のナイト料金は33.33円と安く設定されています。
| ミツウロコでんき とくとくナイト(時間帯別料金プラン) | |
|---|---|
| 基本料金(10Aあたり・1kVA) | 255.69円 |
| 電力量料金(1kWh) デイ(午前9時~午後9時) |
42.83円 |
| 電力量料金(1kWh) ナイト(午後9時~翌午前9時) |
33.33円 |
提供エリアは、沖縄・離島などの一部地域を除く全国です。
契約期間の縛りや解約金はありません。
オール電化向けの電力会社への乗り換え前に確認すべきこと
オール電化住宅で電力会社を乗り換える際は、料金だけでなく契約条件・供給エリア・手続き期間を事前に確認しておくことが大切です。
世帯人数や生活スタイルによって、家庭ごとに必要なアンペア数が異なります。
事前に何アンペアの契約が必要なのかを確認することで、料金シミュレーションも正確になり、電力会社探しが楽になります。
また、引っ越しに伴う電力会社の切り替えの際は、契約から利用開始までに要する期間を把握し、入居予定日に間に合うよう計算して手続きを進めましょう。
さらに、乗り換え手続きを進める前に、希望の電力会社がお住いのあるエリアを電力提供の対象としているかも必ず確認してください。
以下では、オール電化向けの電力会社に乗り換える前に確認しておきたい3つのポイントを詳しく解説します。
希望の契約アンペア数
オール電化住宅では、エコキュートやIHなどの設備を同時に使用するため、一般家庭よりも電気の使用量が多くなります。
契約前に必要なアンペア数を確認し、希望の電力会社のプランで対応可能かをチェックしましょう。
多くのオール電化住宅では、50A~60Aの契約が推奨されていますが、世帯人数や家電の使用状況によって最適なアンペア数は異なります。
アンペア数によって基本料金の価格も変わりますので、電力会社探しの前に確認することで正確なシミュレーションを出しやすくなります。
契約アンペア数を60A以上に上げる場合、ブレーカーの交換や工事が必要なこともあるため、事前に確認しておくことが重要です。
また、契約アンペア数が不足していると、ブレーカーが頻繁に落ちるなどのトラブルが発生しやすくなる点にも注意しましょう。
| 契約アンペア数の確認ポイント | |
|---|---|
| 一般的な契約目安 | オール電化住宅では50A〜60Aが一般的 |
| 基本料金が変動 | 契約アンペア数によって基本料金が変わるため事前確認が重要 |
| 60A以上の契約時の注意点 | ブレーカー交換や工事が必要な場合がある(アナログメーターの場合) |
| 契約アンペア数が不足した場合 | ブレーカーが頻繁に落ちるなどのトラブルが発生しやすい |
電力会社の供給エリア
電力会社によっては、全国対応ではなく特定地域のみで電力供給している場合があります。
例えば、「東京ガスの電気」や「CDエナジーダイレクト」の提供エリアは主に東京電力エリアで、全国対応ではありません。
そのため、契約を申し込む前に自宅の住所が供給対象エリアかを必ず確認しましょう。
| 電力会社の供給エリア一覧 | ||
|---|---|---|
| 電力会社名 | 供給エリア(対応地域) | 全国対応 |
| オクトパスエナジー | 全国(沖縄・一部離島を除く) | ◎ |
| Looopでんき | 全国(沖縄・一部離島を除く) | ◎ |
| Japan電力 | 全国(沖縄・一部離島を除く) | ◎ |
| ストエネ(ストリームエナジー) | 全国(沖縄・一部離島を除く) | ◎ |
| リボンエナジー | 全国(沖縄・一部離島を除く) | ◎ |
| ENEOSでんき | 全国(沖縄・一部離島を除く) | ◎ |
| idemitsuでんき | 全国(沖縄・離島を除く) | ◎ |
| 東京ガスの電気 | 東京電力エリア(関東1都6県および静岡県富士川以東) | ✕ |
| CDエナジーダイレクト | 東京電力エリア(関東地方中心) | ✕ |
| ミツウロコでんき | 全国(沖縄・一部離島を除く) | ◎ |
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申し込みから利用開始までの期間
オール電化向けの電力会社に乗り換える際は、申し込みから実際に電気が使えるようになるまでの期間を確認しておきましょう。
多くの電力会社では、申し込み完了から利用開始までおよそ1~2週間程度かかります。
特に引っ越しや新居入居のタイミングに合わせる場合は、余裕をもって手続きを進めましょう。
電気の切り替え手続きは、基本的にオンラインで完結し、工事が不要なケースがほとんどです。
ただし、スマートメーターが未設置の場合には、地域の電力会社による交換工事が必要になることもあります。
その際は、工事日程の調整に数日〜1週間ほどかかることもあります。
スムーズな乗り換えのために、契約開始希望日と入居予定日を逆算して準備しておくことが大切です。
| 申し込みから利用開始までの期間 | |
|---|---|
| 切り替え完了の目安 | 申し込み完了から1〜2週間 |
| 工事の有無 | 原則工事不要。ただしスマートメーター未設置なら交換が必要なことも(数日〜1週間ほど) |
| 申込タイミング | 入居1か月前には手続きしておくと安心 |
オール電化住宅にはオクトパスエナジーがおすすめ
オール電化住宅の電気代を少しでも抑えたい方には、オクトパスエナジーがおすすめです。
他社と比較してもピークタイム・オフピークタイムの単価が安く設定されていて、契約手数料や解約料が一切かからないため、初めて新電力に乗り換える方でも安心です。
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紹介数に上限がないため、有事や家族を紹介したり、SNSで紹介コードを共有して新規ユーザーを勧誘すれば何度でも割引が適用されます。
安いオール電化プランがある新電力に乗り換えたい方は、オクトパスエナジーの利用を検討してみてください。












