電気代が光熱費に占める割合は家計の中でも大きく、二人暮らしの場合も、光熱費の見直しが節約の第一歩となります。
特に物価高が続く今、毎月の固定費を見直したいと考える家庭も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、2016年の電力自由化によって参入した電力会社である「新電力」への切り替えです。
大手電力会社にはない独自の料金プランや特典を提供していることが多く、基本料金が安いプランや時間帯別料金プラン、ポイント還元付きプランなど、ライフスタイルに合ったプランを見つけやすいのが魅力です。
経済産業省によれば、新電力のシェアは、電力自由化がスタートした2016年から約26.8%も上昇しています。(家庭等含む定電圧)

引用:経済産業省 資源エネルギー庁│電力小売全面自由化の進捗状況について
この記事では、二人暮らしにおすすめの電力会社を厳選して紹介します。
電気・ガスのセットでさらにお得になる新電力まで、料金や特徴をわかりやすくまとめました。
毎月の光熱費を少しでも抑えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
電気代節約のために電力会社の切り替えを検討している方は、面倒な電気の切り替え手続きを電話一本で無料代行している「くらしテク」を活用ください!
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二人暮らしの電気代・ガス代の平均額
電気代とガス代は光熱費の中でも大きな割合を占めます。
自宅の電気代・ガス代が平均と比べて高い場合は、電力会社や料金プランを見直してみましょう。
平均額を把握しておくことで、どの程度節約の余地があるかを客観的に判断しやすくなります。
また、電気とガスをセット契約すると割引がつく電力会社も多いため、ガス代の平均も併せて確認し、場合によっては電気ガスを合わせての乗り換えも検討しましょう。
以下では、最新の統計データをもとに、二人暮らしの平均的な電気代・ガス代をまとめました。
二人暮らしの電気代の平均額は12,086円
二人暮らしの1か月あたりの電気代は平均12,086円です。
季節によっても差があり、特に暖房費のかさむ冬の時期は15,000円を超える月もあります。
冷房と暖房では暖房の方が消費電力が大きいため、冬場の方が電気代が高くなる傾向にあります。
| 月 | 二人暮らしの電気代(円) |
|---|---|
| 年間平均 | 12,086 |
| 2025年8月 | 11,621 |
| 2025年7月 | 10,238 |
| 2025年6月 | 9,915 |
| 2025年5月 | 11,490 |
| 2025年4月 | 13,760 |
| 2025年3月 | 15,252 |
| 2025年2月 | 15,252 |
| 2025年1月 | 13,678 |
| 2024年12月 | 10,291 |
| 2024年11月 | 9,416 |
| 2024年10月 | 11,898 |
| 2024年9月 | 12,226 |
出典:e-Stat政(府統計の総合窓口)│家計調査 家計収支編 二人以上の世帯「電気代」
二人暮らしのガス代の平均額は6,475円
二人暮らしの1か月あたりのガス代は平均6,475円です。
ガス代は主に給湯や調理で使用します。
冬場の方がより冷たい水から沸かす必要があるため、ガス代は夏場より冬場に上昇する傾向にあります。
特に1月から3月にかけては、ガス代の平均が8,000円を超えています。
給湯器の設定温度を少し下げたり、長時間の入浴を控え追い炊き回数を減らすなど工夫してみましょう。
電気とガスを同じ会社でまとめるとセット割が適用されることもあるため、平均よりガス代が高い方はプランやガス会社の見直しも検討してみてください。
| 月 | 二人暮らしのガス代(円) |
|---|---|
| 年間平均 | 6,475 |
| 2025年8月 | 4,792 |
| 2025年7月 | 5,031 |
| 2025年6月 | 5,392 |
| 2025年5月 | 5,913 |
| 2025年4月 | 6,891 |
| 2025年3月 | 8,012 |
| 2025年2月 | 8,741 |
| 2025年1月 | 8,653 |
| 2024年12月 | 7,932 |
| 2024年11月 | 6,214 |
| 2024年10月 | 5,284 |
| 2024年9月 | 5,115 |
出典:e-Stat政(府統計の総合窓口)│家計調査 家計収支編 二人以上の世帯「ガス代」
二人暮らしにおすすめの新電力会社12選
光熱費を少しでも節約したい方におすすめなのが新電力への乗り換えです。
新電力では、電気とガスをセットにしたプランや、時間帯によって電気料金単価が変わる時間帯別プランなど、様々なライフスタイルにフィットするプランが多数登場しています。
さらに、ポイント還元やキャッシュバックといった特典がある会社も多く、電力会社を変えるだけで同じ電気使用量でも電気代が安くなるケースもあります。
以下では、二人暮らしを想定した料金シミュレーションをもとに、二人暮らしにおすすめの新電力を紹介します。
各社の特徴や料金プランもわかりやすくまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
Looopでんき

| Looopでんきの基本情報 | |
|---|---|
| 供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア・沖縄電力エリア |
| 電気ガスセット割 | あり |
| オール電化住宅向けプラン | なし |
| プランの形態 | 市場連動型プラン |
| 契約手数料 | 0円 |
| 解約金 | 0円 |
| クレジットカード | 利用可能 |
| ポイント還元 | なし |
| 運営する電力会社 | 株式会社Looop(ループ) |
| 所在地 | 東京都台東区上野3丁目24番6号 上野フロンティアタワー15階・22階(本社) |
| 小売電気事業者登録番号 | A0021 |
Looopでんきは、経済産業省が公表している「電力需要実績」において、独立系(大手の子会社でない)新電力各社の中で第1位の実績を取得している新電力です※。

新電力の中でも、Looopでんきは特に実績のある新電力であるとといえます。
特徴的なのは、電力市場の価格に合わせて30分ごとに電気の単価が変わる「スマートタイムONE」という料金プランです。

一般的な3段階料金のプランだと、電気の使用量に伴い電気料金が高くなってしまいます。
一方、Looopでんきは市場に連動する料金プランなので、太陽光発電が活発な昼間や、電力需要が低い深夜の電気が安くなりやすいです。
日中と深夜の電気が安い時間帯にまとめて電気を使う「ピークシフト」を意識することで、自然と電気代を抑えることができます。
東京エリアでは、Looopガスとのセット契約により、1kWhあたり1円の割引も受けられるため、電気とガスをまとめて節約したい方にもおすすめです。
- 30分ごとに単価が変動する市場連動型プラン「スマートタイムONE」を提供
- 基本料金・燃料費調整額が0円で支払いは使った分だけ
- 電気単価の安い時間帯をアプリで確認し、節約が可能
- 契約期間の縛りや解約金なし。初期費用も不要
- 東京エリアではLooopガスとのセット割引が利用可能
- 全国(離島除く)で契約可能
Looopでんきの評判・口コミ!やばい・高いって本当?メリット・デメリットを徹底解説
引用:Looopでんき公式YouTube「新しいスタンダード!?30分ごとに変わる電気の価格~知るほどナットク!スマートタイムONE~」
Looopでんきの二人暮らし料金シミュレーション
二人暮らしの電気使用量を約350kWhと仮定し、全国の大手電力会社とLooopでんきの電気料金をシミュレーションで比較しました。
最も安くなるエリアは北海道で、Looopでんきの方が北海道電力より月々5,598円安くなります。
年間にすると、北海道電力と比較して約67,000円の節約が可能です。
一方で最も差が小さいエリアは関西で、関西電力の方がLooopでんきより月々101円安い結果となりました。
全体でみると、10エリア中9エリアでLooopでんきの方が電気料金が安く、Looopでんきよりも地域電力の方安い結果となったのは関西エリアのみです。
特に関東・沖縄・北海道では差が4,000円以上と大きく、電気代節約効果が高い傾向にあります。
| 項目 | 北海道電力 | 東北電力 | 東京電力 | 北陸電力 | 中部電力 | 関西電力 | 中国電力 | 四国電力 | 九州電力 | 沖縄電力 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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| 地域電力(約350kWh) | 14,075円 | 11,093円 | 14,140円 | 12,740円 | 11,002円 | 9,725円 | 12,809円 | 11,831円 | 10,115円 | 15,993円 |
| Looopでんき(約350kWh) | 8,477円 | 9,809円 | 9,172円 | 9,750円 | 8,529円 | 9,826円 | 9,208円 | 8,983円 | 8,569円 | 11,520円 |
| 差額(Looop−地域) | -5,598円 | -1,284円 | -4,968円 | -2,990円 | -2,473円 | +101円 | -3,601円 | -2,848円 | -1,546円 | -4,473円 |
オクトパスエナジー

| オクトパスエナジーの基本情報 | |
|---|---|
| 基本料金(東京電力エリア) | 0円(シンプルオクトパスの場合) |
| 解約金(違約金) | 0円 |
| 契約手数料 | 0円 |
| 電気ガスセットプラン | なし |
| ポイント還元 | なし |
| クレジットカード | 利用可能 |
| プラン一覧 | シンプルオクトパス・ソーラーオクトパス・オール電化オクトパス・EVオクトパス 等 |
オクトパスエナジーは、再生可能エネルギー100%の電気を提供する、環境志向型の新電力会社です。
イギリス発の新電力会社で、世界9か国に電力提供、イギリスでは契約数No.1の実績があります。
オクトパスエナジーの公式サイトでは、他社から乗り換えた利用者の86%が「料金が安くなった」と実感しているとのアンケート結果が公開されています。※
※参考:オクトパスエナジー公式サイト「86%が安さを実感」2024年12月時点社内アンケートより、他社から切り替えた4,143名
契約期間の縛りがなく、解約金・違約金も一切かからないため、気軽に試せるのも魅力の一つです。
オクトパスエナジーの二人暮らし料金シミュレーション
二人暮らしの電気使用量を約350kWhと仮定し、全国の大手電力会社とオクトパスエナジーの電気料金をシミュレーションで比較しました。
最も安くなるエリアは関東で、オクトパスエナジーの方が東京電力より月々約3,080円安い結果となりました。
年間にすると、東京電力と比較して約36,960円の節約が可能です。
一方で最も差が小さいエリアは東北で、東北電力の方がオクトパスエナジーより月々142円安い結果となりました。
全体でみると、10エリア中9エリアでオクトパスエナジーの方が電気料金が安く、オクトパスエナジーよりも地域電力の方安い結果となったのは東北エリアのみです。
特に関東・北陸・中国エリアでは差額が月2,000〜3,000円以上と大きく、電気代節約効果が高い傾向にあります。
| 項目 | 北海道電力 | 東北電力 | 東京電力 | 北陸電力 | 中部電力 | 関西電力 | 中国電力 | 四国電力 | 九州電力 | 沖縄電力 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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| 地域電力(約350kWh) | 14,075円 | 11,093円 | 14,140円 | 12,740円 | 11,002円 | 9,725円 | 12,809円 | 11,831円 | 10,115円 | 15,993円 |
| オクトパスエナジー(約350kWh) | 13,020円 | 11,235円 | 11,060円 | 10,045円 | 10,570円 | 9,415円 | 10,220円 | 10,080円 | 9,485円 | ― |
| 差額(オクトパス−地域) | -1,055円 | +142円 | -3,080円 | -2,695円 | -432円 | -310円 | -2,589円 | -1,751円 | -630円 | ― |
Japan電力

| Japan電力の基本情報 | |
|---|---|
| 基本料金(東京電力エリア) | 0円 |
| 解約金(違約金) | 1年未満の解約で3,300円(税込) |
| 契約手数料 | 0円 |
| 電気ガスセットプラン | なし |
| ポイント還元 | なし |
| クレジットカード | 利用可能 |
| プラン一覧 | くらしプランS・しごとプランS |
Japan電力は、基本料金が0円のシンプルな料金プランを提供しており、電気を使った分だけ支払う従量課金制となっています。
特に電気使用量が少ないご家庭では固定費である基本料金の負担が大きくなりやすいです。
共働きなどで在宅時間が少ない、電気をそこまで使わない二人暮らしの場合は、Japan電力のような基本料金0円の電力会社が特におすすめです。
また、電力量料金も大手電力会社に比べて割安に設定されているため、電気使用量が多い二人暮らしの家庭でも節約効果を期待できます。
Japan電力の二人暮らし料金シミュレーション
二人暮らしの電気使用量を約350kWhと仮定し、全国の大手電力会社とJapan電力の電気料金をシミュレーションで比較しました。
最も安くなるエリアは関東で、Japan電力の方が東京電力より月々約4,690円安い結果となりました。
年間にすると、東京電力と比較して約56,280円の節約効果を期待できます。
一方で最も差が小さいエリアは関西で、関西電力より月々約625円、Japan電力の方が安い結果となっています。
全体でみると、10エリア中全てのエリアでJapan電力の方が電気料金が安いシミュレーション結果となっています。
特に関東・北海道・中国・北陸エリアでは差額が月3,000〜4,000円以上と大きく、電気代節約効果が高い傾向にあります。
| 項目 | 北海道電力 | 東北電力 | 東京電力 | 北陸電力 | 中部電力 | 関西電力 | 中国電力 | 四国電力 | 九州電力 | 沖縄電力 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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| 地域電力(約350kWh) | 14,075円 | 11,093円 | 14,140円 | 12,740円 | 11,002円 | 9,725円 | 12,809円 | 11,831円 | 10,115円 | 15,993円 |
| Japan電力(くらしプランS/約350kWh) | 10,500円 | 9,450円 | 9,450円 | 9,100円 | 9,450円 | 9,100円 | 9,100円 | 9,100円 | 9,100円 | ― |
| 差額(Japan−地域) | -3,575円 | -1,643円 | -4,690円 | -3,640円 | -1,552円 | -625円 | -3,709円 | -2,731円 | -1,015円 | ― |
エネワンでんき

| エネワンでんきの基本情報 | |
|---|---|
| 最低料金(基本料金) | 902円25銭~(30A)※エネワンハッピー 東京電力エリアの場合 |
| 解約金(違約金) | 3,300円(1年以内の解約) |
| 契約手数料 | 0円 |
| 電気ガスセットプラン | あり |
| ポイント還元 | Pontaポイント |
| クレジットカード | 利用可能 |
| プラン一覧 | エネワンBプラン、エネワンスタンダードプラン、エネワンハッピー 等 |
エネワンでんきは、1945年創業の老舗エネルギー企業「Gas Oneグループ」の新電力サービスです。
中部電力ミライズグループに属しており、知名度のない電力会社は不安という方にもおすすめです。

メインのプランは使用量や世帯人数に応じて3つから選べ、「エネワンハッピー」「エネワンバリュー」「エネワンダフル」という構成になっています。
| エネワンでんきの代表的な料金プラン | |
|---|---|
| エネワンハッピー | 1~2人暮らし向け |
| エネワンバリュー | 3~5人暮らし向け |
| エネワンダフル | 6人以上の大家族や二世帯住宅向け |
二人暮らしといっても、在宅ワークで日中も電気を使う家庭や、共働きでほとんど電気を使わない家庭等様々です。
エネワンでんきでは電気使用量に合わせてプラン選択ができるため、ライフスタイルに応じた無駄のない契約ができます。

また、電気料金の支払い200円(税込)ごとに1Pontaポイントが貯まるので、電気代以外でもお得を実感しやすいです。
- 中部電力ミライズグループの新電力
- プランは電気使用量に合わせて選択可能
- 電気料金の支払い200円(税込)ごとに1Pontaポイントが貯まる
- ガス・ウォーターサーバーとのセットで最大385円/月割引
エネワンでんきの評判・口コミ!メリット・デメリットや大手との料金比較も解説
引用:ガスワンチャンネル(YouTube)「黒田有彩さん エネワンでんきCM」
エネワンでんきの二人暮らし料金シミュレーション
二人暮らしの電気使用量を約350kWhと仮定し、全国の大手電力会社とエネワンでんきの電気料金をシミュレーションで比較しました。
最も安くなるエリアは沖縄で、エネワンでんきの方が沖縄電力より月々約3,074円安い結果となりました。
次いで関東エリアもエネワンでんきの節約効果が大きく、東京電力よりも月々約2,236円、年間にすると、東京電力と比較して約26,832円の節約効果を期待できます。
一方で、最も節約効果が低いのは関西エリアで、エネワンでんきより関西電力の方が2,019円安い結果となっています。
全体でみると、10エリア中4エリアでエネワンでんきの方が電気料金が安いシミュレーション結果となっています。
北海道・関東・北陸・沖縄エリアにお住いの2人暮らしの方は、エネワンでんきも候補にしてみて下さい。
| 項目 | 北海道電力 | 東北電力 | 東京電力 | 北陸電力 | 中部電力 | 関西電力 | 中国電力 | 四国電力 | 九州電力 | 沖縄電力 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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| 地域電力(約350kWh) | 14,075円 | 11,093円 | 14,140円 | 12,740円 | 11,002円 | 9,725円 | 12,809円 | 11,831円 | 10,115円 | 15,993円 |
| エネワンでんき(約350kWh) | 13,452円 | 11,542円 | 11,904円 | 10,922円 | 11,438円 | 11,744円 | 12,534円 | 12,216円 | 10,544円 | 12,919円 |
| 差額(エネワン−地域) | -623円 | +449円 | -2,236円 | -1,818円 | +436円 | +2,019円 | -275円 | +385円 | +429円 | -3,074円 |
楽々でんき

| 楽々でんきの基本情報 | |
|---|---|
| 基本料金(関東エリア) | ライトシンプルプラン:0円 新生活安心プラン:280.575円(10A)※20 Aより契約可能 |
| 解約金(違約金) | 新生活安心プラン:0円 その他プラン:5,000円(非課税) |
| 契約手数料 | 3,850円(税込) |
| 電気ガスセットプラン | なし |
| ポイント還元 | なし |
| クレジットカード | 利用可能 |
| プラン一覧 | ライトシンプルプラン・新生活安心プラン・オール電化プラン |
楽々でんきは、大手電力会社と比較して基本料金が約10%安く設定されているのが特徴の新電力です。
また、よくある三段階制料金プランとは異なり、電力量料金が一律単価なので、使用量が増えても料金が急激に跳ね上がることはありません。
さらに、水回りや照明の不具合など生活インフラのトラブルに対応する「かけつけサービス」も無料で付帯しています。
U-NEXTの2か月無料や毎月1,200円分のポイント付与といった独自も特典も用意されており、電気料金以外でもお得感が感じられる新電力です。
楽々でんきの評判・口コミ!電気代が高い?大手の料金プランと比較して解説!
楽々でんきの二人暮らし料金シミュレーション
二人暮らしの電気使用量を約350kWhと仮定し、全国の大手電力会社と楽々でんきの電気料金をシミュレーションで比較しました。
最も安くなるエリアは沖縄で、楽々でんきの方が沖縄電力より月々約5,243円安い結果となりました。
次いで関東エリアも楽々でんきの節約効果が大きく、東京電力よりも月々約4,690円、年間にすると、東京電力と比較して約56,280円の節約効果を期待できます。
一方で、最も節約効果が低いのは関西エリアですが、それでも関西電力より楽々でんきの方が月々786円安い結果となっています。
全体でみても、10エリア中10エリアで楽々でんきの方が電気料金が安いシミュレーション結果となっています。
特に北海道・関東・四国エリアにお住いの2人暮らしの方は、楽々でんきを検討してみて下さい。
| 項目 | 北海道電力 | 東北電力 | 東京電力 | 北陸電力 | 中部電力 | 関西電力 | 中国電力 | 四国電力 | 九州電力 | 沖縄電力 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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|
| 地域電力(約350kWh) | 14,075円 | 11,093円 | 14,140円 | 12,740円 | 11,002円 | 9,725円 | 12,809円 | 11,831円 | 10,115円 | 15,993円 |
| 楽々でんき(約350kWh) | 11,165円 | 9,359円 | 9,450円 | 9,712円 | 9,359円 | 8,939円 | 9,656円 | 8,361円 | 8,361円 | — |
| 差額(楽々でんき−地域) | -2,910円 | -1,734円 | -4,690円 | -3,028円 | -1,643円 | -786円 | -3,153円 | -3,470円 | -1,754円 | – |
ストエネ

| ストエネの基本情報 | |
|---|---|
| 最低料金(基本料金) | Fプラン:なし Pプラン:590.48円(20A)※東京電力エリアの場合 |
| 解約金(違約金) | 0円 |
| 契約手数料 | 0円 |
| 電気ガスセットプラン | あり |
| ポイント還元 | なし |
| クレジットカード | 利用可能 |
| プラン一覧 | Pプラン、Fプラン、オール電化プラン |
ストエネのメインのプランは、電気をよく使う家庭向けの「Pプラン」、電気代を安くおさえたい人向けの「Fプラン」、オール電化住宅向けの「オール電化プラン」の3種類があります。
基本料金が0円のFプランは、ひとり暮らしや共働きで電気の使用量が少ない家庭向きのプランです。
Pプランは基本料金がかかりますが、電力量料金が安く設定されているため、電力消費量が多い家庭ほどお得に使いやすいです。
例として東京電力と比較した表が以下の通りです。
| 料金項目 | 東京電力(スタンダードS) | ストエネ(Pプラン) | ストエネ(Fプラン) |
|---|---|---|---|
| 基本料金(20Aの場合) | 623円50銭 | 590円48銭 | 0円 |
| 電力量料金(〜120kWh) | 29円80銭/kWh | 24円90銭/kWh | 30円00銭/kWh |
| 電力量料金(121〜300kWh) | 36円40銭/kWh | 24円90銭/kWh | 30円00銭/kWh |
| 電力量料金(300kWh超) | 40円49銭/kWh | 24円90銭/kWh | 30円00銭/kWh |
ストエネの二人暮らし料金シミュレーション
二人暮らしの電気使用量を約350kWhと仮定し、全国の大手電力会社とストエネの電気料金をシミュレーションで比較しました。
例えば東京電力エリアでは、二人暮らしの場合月々約3,640円安くなる結果となりました。
また北海道電力エリアでもストエネの方が安く、二人暮らしの場合月々3,096円程度安くできる可能性があります。
一方で、最も節約効果が低いのは東北エリアで、ストエネより東北電力の方が月々369円安い結果となっています。
全体でみると、9エリア中7エリアでストエネの方が電気料金が安いシミュレーション結果となりました。
特に沖縄・関東・北海道にお住いの2人暮らしの方は、ストエネを検討してみて下さい。
| 項目 | 北海道電力 | 東北電力 | 東京電力 | 北陸電力 | 中部電力 | 関西電力 | 中国電力 | 四国電力 | 九州電力 | 沖縄電力 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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![]() |
|
| 地域電力(約350kWh) | 14,075円 | 11,093円 | 14,140円 | 12,740円 | 11,002円 | 9,725円 | 12,809円 | 11,831円 | 10,115円 | 15,993円 |
| ストエネ(約350kWh) | 10,979円 | 11,462円 | 10,500円 | 10,027円 | 10,720円 | 9,027円 | 10,167円 | 10,087円 | 10,202円 | — |
| 差額(ストエネ−地域) | -3,096円 | +369円 | -3,640円 | -2,713円 | -282円 | -698円 | -2,642円 | -1,744円 | +87円 | – |
U-POWER

| U-POWERの基本情報 | |
|---|---|
| 供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア |
| 電気ガスセット割 | なし |
| オール電化住宅向けプラン | なし |
| 調整費用の種類 | 市場調整額 ※日本卸電力取引所の市場価格と連動 |
| 契約手数料 | 0円 |
| 解約金 | 0円 |
| クレジットカード | 利用可能 |
| ポイント還元 | なし |
| 運営する電力会社 | 株式会社U-POWER※遷移先は親会社「株式会社U-NEXT HOLDINGS」 |
| 所在地 | 東京都品川区上大崎三丁目1番1号 目黒セントラルスクエア |
| 小売電気事業者登録番号 | A0213 |
U-POWER(ユーパワー)は、環境に優しい再生可能エネルギーを活用しつつ、電気料金を抑えたい家庭に選ばれている新電力です。
再生可能エネルギー比率を10%、50%、100%から選べる再エネプランで、環境配慮とコストメリットに合わせた選択ができます。

U-POWERは3段階で電力量料金が変動しますが、3段階目である301kWh以上使用すると単価が下がるのが大きな特徴で、電気使用量の多い大家族や在宅時間の長い家庭にとってコストメリットが大きくなります。
| 項目 | 料金(税込)※東京エリア | 備考 |
|---|---|---|
| 基本料金 |
・10A:296.16円 ・20A:592.32円 ・30A:888.48円 ・40A:1,184.64円 ・50A:1,480.80円 ・60A:1,776.96円 |
アンペア数に応じて段階制 |
| 電力量料金 |
・〜120kWh:29.80円/kWh ・121〜300kWh:36.40円/kWh ・301kWh〜:30.36円/kWh |
段階的に単価が変動 |
| GREENホーム10 | +0.00円/kWh | 追加費用なしで再エネ電力 |
| GREENホーム50 | +0.58円/kWh | 電気の50%を再エネ由来に |
| GREENホーム100 | 月額550円 | 実質100%再エネ電力に対応 |
全国供給に対応しており、引っ越しが多い方でも安心して継続利用できます。
電気料金を抑えながらも環境負荷を減らしたいと考える方におすすめの新電力です。
U-POWER(ユーパワー)の評判・口コミ!電気代が高い?大手の料金プランと比較して解説!
U-POWERの二人暮らし料金シミュレーション
二人暮らしの電気使用量を約350kWhと仮定し、全国の大手電力会社とU-POWERの電気料金をシミュレーションで比較しました。
最も安くなるエリアは関西で、U-POWERの方が関西電力より月々約2,536円安い結果となり、年間にすると約30,432円の節約効果を期待できます。
次いで中部エリアでもU-POWERの方が安く、中部電力より月々約2,201円安くなりました。
一方で、最も節約効果が低いのは東北エリアで、U-POWERより東北電力の方が月々1,156円安い結果となっています。
全体でみると、9エリア中8エリアでU-POWERの方が電気料金が安いシミュレーション結果となりました。(沖縄エリアは供給対象外)
特に関西・中部・九州エリアにお住いの2人暮らしの方は、U-POWERを検討してみて下さい。
| 項目 | 北海道電力 | 東北電力 | 東京電力 | 北陸電力 | 中部電力 | 関西電力 | 中国電力 | 四国電力 | 九州電力 | 沖縄電力 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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| 地域電力(約350kWh) | 14,075円 | 11,093円 | 14,140円 | 12,740円 | 11,002円 | 9,725円 | 12,809円 | 11,831円 | 10,115円 | 15,993円 |
| U-POWER(約350kWh) | 13,975円 | 12,249円 | 12,172円 | 11,838円 | 8,801円 | 7,189円 | 11,885円 | 10,827円 | 8,087円 | — |
| 差額(U-POWER−地域) | -100円 | +1,156円 | -1,968円 | -902円 | -2,201円 | -2,536円 | -924円 | -1,004円 | -2,028円 | — |
東京ガスのでんき

| 東京ガスの電気の基本情報 | |
|---|---|
| 即日開通の条件 | 電話申込(平日9:00〜19:00/土日祝9:00〜17:00) |
| 供給エリア | 東京電力エリア |
| 解約金・違約金 | 0円 |
| 備考 | ガスとセット契約で電気料金0.5%割引・パッチョポイント付与あり |
東京ガスの電気は、電力契約件数300万件を超える実績があり、新電力販売量も業界トップクラス(低圧電力)です。
新電力販売量は6年連続No.1の実績を持ちます。※
※資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」(2022年)における、みなし小売電気事業者以外の事業者(新電力)での低圧電力の需要実績値
新電力として首都圏最大規模の自社発電所を所持し、自社発電であることから燃料価格変動の影響を受けにくく、安定した電力を利用できるのも強みです。
東京電力の「従量電灯B」よりも電力量料金が安く設定されており、使用量が多くなるほどお得に感じやすい料金体系になっています。
ガスとのセット利用で毎月の電気料金が割引され、基本プランなら電気代の0.5%割引、ずっとも電気3なら275円の定額割引が受けられます。
- 電気とガスをまとめて管理・節約したい方
- 信頼できる大手エネルギー企業と契約したい方
東京ガスのでんきの二人暮らし料金シミュレーション
二人暮らしの電気使用量を約350kWhと仮定し、全国の大手電力会社と東京ガスのでんきの電気料金をシミュレーションで比較しました。
東京ガスのでんきの提供エリアは東京電力エリアです。
東京電力と比較すると、東京ガスのでんきの方が東京電力より月々約2,215円安い結果となり、年間にすると約26,580円の節約効果を期待できます。
東京電力エリアにお住いの2人暮らしの方は、東京ガスのでんきを検討してみて下さい。
| 項目 | 北海道電力 | 東北電力 | 東京電力 | 北陸電力 | 中部電力 | 関西電力 | 中国電力 | 四国電力 | 九州電力 | 沖縄電力 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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| 地域電力(約350kWh) | 14,075円 | 11,093円 | 14,140円 | 12,740円 | 11,002円 | 9,725円 | 12,809円 | 11,831円 | 10,115円 | 15,993円 |
| 東京ガスのでんき(約350kWh) | — | — | 11,925円 | — | — | — | — | — | — | — |
| 差額(東京ガス−地域) | — | — | -2,215円 | — | — | — | — | — | — | — |
CDエナジーダイレクト

| CDエナジーの基本情報 | |
|---|---|
| 基本料金(ベーシックでんき) | 276.90円/10A |
| 解約金(違約金) | 0円 |
| 契約手数料 | 0円 |
| 電気ガスセットプラン | あり |
| ポイント還元 | カテエネポイント(楽天ポイントdポイントに交換可能) |
| クレジットカード | 利用可能 |
| プラン一覧 | シングルでんき・ベーシックでんき・ファミリーでんき 等 |
CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが共同出資しているため、信頼性や安定性も高く、初めて新電力へ切り替える方でも安心して利用できます。
「シングルでんき」「ベーシックでんき」「ファミリーでんき」などの世帯人数別プランを提供しており、電気使用量に応じて無駄のないプランを選択できます。

さらに、楽天ポイントやdポイントが最大6%還元される「ポイントでんき」や、Amazonプライム付きの「エンタメでんき」など、ユニークな特典も豊富です。
即日開通に対応している点も強みで、急な引っ越し時にも便利な新電力として高い支持を得ています。
出典:CDエナジーダイレクト公式YouTube「CM『引越し篇(15秒)』」
CDエナジーダイレクトの二人暮らし料金シミュレーション
二人暮らしの電気使用量を約350kWhと仮定し、全国の大手電力会社とCDエナジーダイレクトの電気料金をシミュレーションで比較しました。
CDエナジーダイレクトの提供エリアは東京電力エリアです。
東京電力と比較すると、CDエナジーダイレクトの方が東京電力より月々約2,240円安い結果となり、年間にすると約26,880円の節約効果を期待できます。
東京電力エリアにお住いの2人暮らしの方は、CDエナジーダイレクトを検討してみて下さい。
| 項目 | 北海道電力 | 東北電力 | 東京電力 | 北陸電力 | 中部電力 | 関西電力 | 中国電力 | 四国電力 | 九州電力 | 沖縄電力 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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| 地域電力(約350kWh) | 14,075円 | 11,093円 | 14,140円 | 12,740円 | 11,002円 | 9,725円 | 12,809円 | 11,831円 | 10,115円 | 15,993円 |
| CDエナジーダイレクト(約350kWh) | — | — | 11,900円 | — | — | — | — | — | — | — |
| 差額(CDエナジー−地域) | — | — | -2,240円 | — | — | — | — | — | — | — |
シン・エナジー

| シン・エナジーの基本情報 | |
|---|---|
| 供給エリア | 北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力エリア |
| 電気ガスセット割引 | なし |
| 契約手数料 | なし |
| 解約金 | なし |
| クレジットカード | 利用可能 |
| ポイント還元 | なし |
| 運営会社 | シン・エナジー株式会社 |
| 所在地 | 兵庫県神戸市中央区御幸通8丁目1番6号 神戸国際会館14階 |
| 登録番号 | A0056 |
シン・エナジーは大手電力会社に比べて電力量料金が安く、電気使用量が増えるほどお得になりやすいです。
たとえば、東京電力の従量電灯Bと比べると、同じ使用量でも単価に10円以上の差があり、300kWh以上使う家庭では毎月の請求額に大きな差が出ます。
| 料金項目 | シン・エナジー(きほんプラン) | 東京電力(スタンダードS) |
|---|---|---|
| 基本料金(30A) | 796.06円 | 935.25円 |
| 電力量料金 (〜120kWh) |
19.67円/kWh | 29.80円/kWh |
| 電力量料金 (121〜300kWh) |
24.78円/kWh | 36.40円/kWh |
| 電力量料金 (301kWh〜) |
27.71円/kWh | 40.49円/kWh |
さらに、生活スタイルに合わせた【昼】【夜】生活フィットプランを選べば、特定の時間帯の電力量単価をさらに抑えることも可能です。
また、シン・エナジーは10万件以上の契約実績があり、経済産業省の「省エネコミュニケーション・ランキング制度」で評価★5を獲得するなど、高い外部評価を受けています。

また、電気代の支払いでJALマイルが貯まる特典があり、旅行好きにうれしい独自の特典も提供されています。
シン・エナジーの二人暮らし料金シミュレーション
二人暮らしの電気使用量を約350kWhと仮定し、全国の大手電力会社とシン・エナジーの電気料金をシミュレーションで比較しました。
最も安くなるエリアは沖縄エリアで、シン・エナジーの方が東京電力より月々約6,025円安い結果となりました。
次いで東京電力エリアでもシン・エナジーの方が月々約5,138円安い結果となり、年間にすると約61,656円の節約効果を期待できます。
一方で、最も節約効果が低いのは関西エリアで、シン・エナジーの方が月々1,594円安い結果となっています。
全体でみると、10エリア中全てのエリアでシン・エナジーの方が電気料金が安いシミュレーション結果となりました。
特に沖縄・関東・北陸エリアにお住いの2人暮らしの方は、シン・エナジーを検討してみて下さい。
| 項目 | 北海道電力 | 東北電力 | 東京電力 | 北陸電力 | 中部電力 | 関西電力 | 中国電力 | 四国電力 | 九州電力 | 沖縄電力 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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|
| 地域電力(約350kWh) | 14,925円 | 11,093円 | 14,140円 | 12,740円 | 11,002円 | 9,725円 | 12,809円 | 11,831円 | 10,339円 | 15,993円 |
| シン・エナジー(約350kWh) | 10,935円 | 9,147円 | 9,002円 | 7,972円 | 8,966円 | 8,131円 | 8,714円 | 8,533円 | 8,320円 | 9,968円 |
| 差額(シン・エナジー−地域) | -3,990円 | -1,946円 | -5,138円 | -4,768円 | -2,036円 | -1,594円 | -4,095円 | -3,298円 | -2,019円 | -6,025円 |
idemitsuでんき

| idemitsuでんきの基本情報 | |
|---|---|
| 運営会社 | 出光興産株式会社 |
| 提供エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
| 契約縛り・違約金 | なし |
| 特典コース | ガソリンコース/EVコース |
| ポイント還元 | 楽天ポイント/Pontaポイント/dポイント |
idemitsuでんきは、ガソリン代や電気自動車の充電費の割引を受けられる珍しい新電力です。
たとえば「ガソリンコース」に加入すると、出光のガソリンスタンドでの給油が月100Lまで2円/L割引になります。
また、電気自動車を所有している方なら「EVコース」を選ぶことで毎月の電気代が200円割引されます。

普段から車を使う方、電気自動車を所有している方に相性が良く、光熱費とガソリン費を同時に抑えられる点が、他の電力会社にはない強みです。
料金プランも基本的に大手電力会社より安く設定されているため、車を持っている方なら、光熱費とガソリン費の両方でお得になります。
例えば東京電力とidemitsuでんきの東京エリア料金を比較すると、基本料金は同じですが、電力量料金は第二段階からidemitsuでんきのほうが安く設定されています。
関西電力(従量電灯A)プラン比較.png)
月の使用量が120kWhを超える場合には、idemitsuでんきを検討してみましょう。
| 料金比較:東京電力エリア | ||
|---|---|---|
| 料金項目 | idemitsuでんき(Sプラン) | 東京電力(スタンダードS) |
| 基本料金(10Aあたり) | 311円75銭 | 311円75銭 |
| 最低月額料金(1契約) | ― | 328円08銭 |
| 電力量料金(〜120kWh) | 29円80銭/kWh | 29円80銭/kWh |
| 電力量料金(120〜300kWh) | 34円76銭/kWh | 36円40銭/kWh |
| 電力量料金(300kWh超) | 37円10銭/kWh | 40円49銭/kWh |
idemitsuでんきの二人暮らし料金シミュレーション
二人暮らしの電気使用量を約350kWhと仮定し、全国の大手電力会社とidemitsuでんきの電気料金をシミュレーションで比較しました。
最も安くなるエリアは東京電力エリアで、idemitsuでんきの方が東京電力より月々約2,300円安い結果となり、年間にすると約27,600円の節約効果を期待できます。
次いで北陸エリアでもidemitsuでんきの方が安く、北陸電力より月々約1,450円安くなりました。
一方で、最も節約効果が低いのは九州エリアで、九州電力よりidemitsuでんきの方が月々555円安い結果となっています。
全体でみると、9エリア中全てのエリアでidemitsuでんきの方が電気料金が安いシミュレーション結果となりました。(沖縄エリアは供給対象外)
特に関東・北陸エリアにお住いの2人暮らしの方は、idemitsuでんきを検討してみて下さい。
| 項目 | 北海道電力 | 東北電力 | 東京電力 | 北陸電力 | 中部電力 | 関西電力 | 中国電力 | 四国電力 | 九州電力 | 沖縄電力 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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|
| 地域電力(約350kWh) | 14,075円 | 11,093円 | 14,140円 | 12,740円 | 11,002円 | 9,725円 | 12,809円 | 11,831円 | 10,115円 | 15,993円 |
| idemitsuでんき(約350kWh) | 13,325円 | 10,485円 | 11,840円 | 11,290円 | 10,385円 | 9,105円 | 11,426円 | 10,751円 | 9,560円 | — |
| 差額(idemitsuでんき−地域) | -750円 | -608円 | -2,300円 | -1,450円 | -617円 | -620円 | -1,383円 | -1,080円 | -555円 | — |
TERASELでんき

| TERASELでんきの基本情報 | |
|---|---|
| 基本料金(TERASEL東京B) | 300.31円 |
| 解約金(違約金) | 0円 |
| 契約手数料 | 0円 |
| 電気ガスセットプラン | なし |
| ポイント還元 | 楽天ポイント |
| クレジットカード | 利用可能 |
| プラン一覧 | 超TERASELプラン・TERASELプラン・マーケットプラン・マーケットあんしんプラン |
TERASELでんきは、伊藤忠エネクスグループが運営する新電力サービスで、沖縄を除く全国の9電力エリアに対応しています。

家庭のライフスタイルに応じて「TERASELプラン」「超TERASELプラン」「TERASELマーケット」「TERASELマーケットあんしんプラン」の4種類から選べるのが特徴です。
「TERASELプラン」は基本料金を抑えた一人暮らしや共働き向け、「超TERASELプラン」は電気使用量が多いファミリー層向けに設計されています。
「TERASELマーケット」はJEPX(日本卸電力取引所)の市場価格に連動して料金単価が変動するため、昼間や深夜にまとめて電気を使える方には最適です。
「TERASELマーケットあんしんプラン」では市場価格に上限単価が設定されており、価格高騰リスクを抑えながら市場連動型のメリットも享受できます。
さらに、楽天ポイントが電気料金200円(税込)につき1ポイント貯まり、楽天市場や楽天ペイ利用者には嬉しい還元が毎月得られます。

期間限定で、最大8,000円相当の楽天ポイントやAmazonギフトカードがもらえる特典も提供されています。
- 単価固定プランと市場連動型プランを両方提供
- 東京電力と比べて電気料金がや憂くなるシミュレーション結果がある
- 電気料金200円につき楽天ポイント1Pが自動的に貯まる
- 契約手数料・解約金0円
- 契約時に特典(楽天・Amazon・Apple等)が選べる
TERASELでんきの二人暮らし料金シミュレーション
二人暮らしの電気使用量を約350kWhと仮定し、全国の大手電力会社とTERASELでんきの電気料金をシミュレーションで比較しました。
最も安くなるエリアは中国電力エリアで、TERASELでんきの方が中国電力より月々約3,212円安い結果となり、年間にすると約38,544円の節約効果を期待できます。
次いで北陸エリアでもTERASELでんきの方が安く、北陸電力より月々約2,301円安くなりました。
一方で、最も節約効果が低いのは東北エリアで、東北電力よりTERASELでんきの方が月々2,735円高い結果となっています。
全体でみると、9エリア中4エリアでTERASELでんきの方が電気料金が安いシミュレーション結果となりました。(沖縄エリアは供給対象外)
特に中国・北陸エリアにお住いの2人暮らしの方は、TERASELでんきを検討してみて下さい。
| 項目 | 北海道電力 | 東北電力 | 東京電力 | 北陸電力 | 中部電力 | 関西電力 | 中国電力 | 四国電力 | 九州電力 | 沖縄電力 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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|
| 地域電力(約350kWh) | 14,075円 | 11,093円 | 14,140円 | 12,740円 | 11,002円 | 9,725円 | 12,809円 | 11,831円 | 10,115円 | 15,993円 |
| TERASELでんき(約350kWh) | 15,914円 | 13,846円 | 13,722円 | 10,439円 | 13,390円 | 10,439円 | 9,597円 | 14,241円 | 9,434円 | — |
| 差額(TERASEL−地域) | +1,839円 | +2,753円 | -418円 | -2,301円 | +2,388円 | +714円 | -3,212円 | +2,410円 | -681円 | — |
二人暮らしにおすすめの電気・ガスセットプラン
二人暮らしにおすすめの、電気・ガスセットプランのある電力会社をまとめています。
Looopでんき

Looopでんきは、Looopガスとセット契約すると「電気代が1kWhあたり1円引き」になるセット割を提供しています。
例えば、毎月324kWh(戸建て4人世帯の平均電気使用量※)の電力を使用する家庭なら、1カ月で約324円、年間では約3,888円の節約につながります。
※出典:東京都環境局「家庭の省エネハンドブック」2024年度(令和6年3月発行)」
対象となるのは東京電力エリアの都市ガスユーザーです。
またLooopのガスと東京ガスの料金を比較してみると、0〜20m³までの基本料金は東京ガスが安いですが、従量料金と20m³〜の基本料金は全面的にLooopのガスが安いです。
| 使用量区分 | 東京ガス(2025年6月検針分) | Looopガス |
|---|---|---|
| 0〜20m³ |
基本料金:759円 従量料金:179.79円/m³ |
基本料金:1,000円 従量料金:128円/m³ |
| 20〜80m³ |
基本料金:1,056円 従量料金:164.94円/m³ |
|
| 80〜200m³ |
基本料金:1,232円 従量料金:162.74円/m³ |
|
| 200〜500m³ |
基本料金:1,892円 従量料金:159.44円/m³ |
|
| 500〜800m³ |
基本料金:6,292円 従量料金:150.64円/m³ |
|
| 800m³超 |
基本料金:12,452円 従量料金:142.94円/m³ |
さらに、2人暮らし・住居種別ごとの平均ガス使用量をもとにLooopのガスと東京ガスのガス料金を算出したところ、集合住宅・戸建住宅のいずれの場合においてもLooopのガスが安い結果となりました。
| 世帯構成 | 平均使用量(m³/月)※ | Looopガス料金(円) | 東京ガス料金(円) |
|---|---|---|---|
| 集合住宅・2人暮らし | 30 | 4,840 | 6,004 |
| 戸建住宅・2人暮らし | 37 | 5,736 | 7,158 |
※参照:東京都環境局「平成26年度 東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査」
ガスと電気をまとめて契約することで光熱費全体を効率的に抑えたいと考えている方には、Looopのでんきをガスとセットで検討してみましょう。
- 電気ガスセット契約で電気料金が1kWhあたり1円引き
- 対象は東京電力エリアの都市ガスユーザー限定
- Looopでんき「スマートタイムONE」とLooopのガスの契約で自動適用
エネワンでんき

エネワンでんきを運営する株式会社サイサンは、ガスやウォーターサーバーなど複数のライフラインサービスを展開しています。
同じサイサングループの「Gas One(ガスワン)」や「Water One(ウォーターワン)」を組み合わせて契約することで、セット割引が適用されます。
| LPガス | エネワンでんき | ウォーターワン | 都市ガス(東G) | 都市ガス(東G以外) | 割引額(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| ● | ● | – | – | – | 220円 |
| ● | ● | ● | – | – | 275円 |
| – | ● | ● | – | – | 165円 |
| – | ● | ● | ● | – | 385円 |
| – | ● | ● | – | ● | 275円 |
| – | ● | – | ● | – | 330円 |
| – | ● | – | – | ● | 220円 |
| – | – | ● | ● | – | 330円 |
| – | – | ● | – | ● | 220円 |
エネワンでんきでは、電気料金の支払い200円(税込)ごとに1ポイントのPontaポイントが貯まりますが、エネワンでんきだけでなく「Gas One(ガスワン)」や「Water One(ウォーターワン)」もポイント還元の対象です。
ライフラインをサイサンのサービスにまとめることで、ポイントが貯まりやすくなり節約効果を高めることができます。
またライフライン契約を一本化することで、請求をまとめることができ、光熱費の管理が楽になるのもメリットです。
ストエネ

ストエネでは、ガスの基本料金が地域ガス会社より10%オフになる「Mプラン」を提供しています。
電気(Fプラン・Pプラン)とセットで契約すると、月額110円(税込)の「電気・ガスセット割引」が適用されます。
| ストエネ「Mプラン(東京ガスエリア)」料金表 | ||
|---|---|---|
| 使用量 | 基本料金 | 従量料金(1㎥あたり) |
| 0㎥〜20㎥ | 683.10円 | 185.31円 |
| 21㎥〜80㎥ | 950.40円 | 130.46円 |
| 81㎥〜200㎥ | 1,108.80円 | 128.26円 |
| 201㎥〜500㎥ | 1,702.80円 | 124.96円 |
| 501㎥〜800㎥ | 5,662.80円 | 116.16円 |
| 801㎥〜 | 11,206.80円 | 108.46円 |
対象エリアは東京ガス、東邦ガス、大阪ガス、西部ガス、静岡ガスの供給エリアです。
東京ガスのでんき

東京ガスの電気は、ガスとのセット契約で電気代が0.5%割引される「ガス・電気セット割」を提供しています。
セット割引の対象となるのは「基本プラン」または「ずっとも電気3」で、東京ガスの都市ガスと同一住所・同一名義で契約していることが条件です。
たとえば月々の電気代が10,000円なら、50円が自動的に割引される計算です。少額でも毎月継続的に割引されることで、年間トータルでは家計に嬉しい効果があります。
また都市ガスの利用が前提になるため、山梨県や静岡県(富士川以東)などガス供給エリア外ではセット割の適用はありません。
また、東京ガスの電気は、全国に数百社以上ある新電力の中で、契約件数が最も多いサービスです。

出典:新電力ネット「全国の電力販売量ランキング」(2025/02における実績値)
上位9位までは地域の大手電力会社が並び、10位に新電力である東京ガスの電気がランクインしていることがわかります。
都市ガス国内最大手の「東京ガス」が提供する信頼性の高い新電力サービスでもあり、「実績のない新電力は心配…」という方も安心して乗り換えられます。
- 東京ガスの都市ガスと電気を同じ住所で使用していること
- 契約者名義が電気・ガスで同一であること
- 料金を合算して支払うこと(別々支払い不可)
- 対象プランは「基本プラン」または「ずっとも電気3」
二人暮らしの電力会社の選び方
二人暮らしの光熱費を抑えるためには、生活スタイルに合った電力会社を選ぶことが大切です。
電気やガスの使い方は家庭によって異なり、使用量や時間帯によって最適なプランも変わります。
契約前に電気とガスの消費傾向を把握し、各社のセットプランや割引内容を比較することで、よりお得に利用できます。
自分たちの暮らし方に合わせたプランを選ぶことで、電気の使用量を変えなくても節約になることがあります。
電気やガスの消費量で選ぶ
電力会社を選ぶ前に、まず自宅の電気やガスの使用量を把握することが重要です。
毎月の使用量を確認しておくことで、どのプランが自分の家庭にとってお得かを比較しやすくなります。
また、1日の中でどの時間帯に電気を多く使っているかを把握することもポイントです。
夜間に電力使用が多い場合は夜間料金が安いプラン、日中に多い場合は昼間の単価が下がりやすい市場連動型プランも候補にしてみましょう。
使用量と時間帯の傾向を理解しておくことで、プラン選びを効率的に進められます。
| 電気・ガス使用量チェックのポイント | |
|---|---|
| 毎月の使用量 | 直近数か月分の請求書を確認する |
| ピーク時間帯 | 昼・夜のどちらで消費が多いかを確認する |
ライフスタイルにあわせて選ぶ
電気やガスのプランは、ライフスタイルによって最適なものが異なります。
共働き世帯のように日中家を空ける時間が長い家庭では、夜間料金が安いプランを選ぶのがおすすめです。
一方、在宅勤務や日中に家にいる時間が長い家庭は、市場連動型など昼間の単価が下がりやすいプランが向いています。
さらに、オール電化住宅では夜間に電気を多く使う傾向があるため、夜間割引が適用されるプランや、オール電化専用を選ぶと効率的です。
- 共働き家庭:夜間料金が安い時間帯別プラン
- 在宅ワーク中心:市場連動型や昼間割引のあるプラン
- 一日を通して電気を使う家庭:固定料金単価のプラン
二人暮らしの節約は新電力への切り替えがおすすめ
電気代やガス代の割合は家計の中でも大きく、二人暮らしの場合も、光熱費の見直しが節約の第一歩となります。
共働きや在宅勤務など、家庭ごとの生活リズムによって電力の使い方が異なるため、自分たちのライフスタイルに合った電力会社を選ぶことが重要です。
2016年の電力自由化によって参入した電力会社である「新電力」には、基本料金が0円のプランや、夜間もしくは日中料金が安い時間帯別プランなど、柔軟な料金体系を持つ会社が多いです。
また、電気とガスをまとめて契約する「セット割プラン」を利用すれば、さらにお得に光熱費を管理できます。
また、ポイント付与やキャッシュバックなどの特典を設けている新電力であれば、さらに実質的な負担を減らすことも可能です。
まずは、現在の電気・ガスの使用量を確認してみましょう。
記事内で紹介した全国平均額と比べて高い場合は、新電力への切り替えを検討してみて下さい。


