2017年4月1日から、ガス小売全面自由化に伴い、新規ガス小売企業は上昇傾向にあります。
資源エネルギー庁の「ガスシステム改革及び熱供給システム改革の促進」の資料によると、自由化が開始された2017年は236社だったもの、2025年には283社まで事業者数は増加しています。
東京ガスは、130年の歴史ある老舗エネルギー事業者であり、でんき・ガスのセット割引も提供しています。
でんき・ガスをまとめて契約すると、毎月の電気料金の0.5%割引が適用されます。
また、毎月275円(税込)が基本料金から引かれる「ずっとも電気3」プランも展開されており、光熱費を削減したい世帯にもおすすめです。
- 東京ガスは東京ガスは1885年創立の老舗企業として信頼度が高い
- 東京ガスでは電気の燃料費調整額に上限がない点を不満に感じている人もいる
- 東京ガスのプランは5つある
本記事では、東京ガスの評判・口コミを紹介し、料金面やサービスの充実、他社との比較を解説します。
電気とガスをセットで契約し、少しでも毎月の光熱費の負担を軽減したい人はぜひ参考にしてください。
また、ライフラインの手続きを手間に感じる場合は、手続きを無料代行する「くらしテク」の利用がおすすめです!
安い都市ガス会社おすすめランキング!ガス会社の選び方や乗り換えの注意点も解説
東京ガスの良い評判・口コミ
東京ガスの良い口コミ・評判では「信頼性の高さ」「ガスと電気セット利用による割引」が高く評価されています。
東京ガスは1885年創立の老舗企業として国内都市ガス契約数約882万件と全国1位の実績があります。
料金面では、ガスと電気の「セット割」により光熱費が抑えられ、請求が一本化される便利さが人気です。
さらに、再エネや災害対応などの環境・防災への取り組みや、AIを活用した「IGNITURE」などの新サービスも注目されており、エネルギー企業としての信頼性と革新性の両立が高く評価されています。
以下では、東京ガスの良い評判・口コミを「料金面」「サービス面」と2つに分類して紹介します。
東京ガスのガス代・料金プランに関する良い評判・口コミ
東京ガスの料金面に関する良い口コミでは「料金の安さ」と「セット割によるメリット」が評価されています。
東京電力の従量電灯Bなどの料金と比べて安価な料金設定が維持されており「電気代が安い」「家計が助かる」といった声が多く見られます。
また、ガスと電気をまとめて契約することで「ガス・電気セット割」が適用され、光熱費全体を抑えられる点も魅力です。
特に、ガス使用量が多いファミリー世帯では年間を通して節約効果が高い傾向があります。

評価:★★★★★5点
公共インフラのことは、公共インフラを扱っている会社一択です。東電時代よりも安くなったし。それ以上は望みません。

評価:★★★★★5点
以前は電気については東京電力に加入していたのですが、こちらに提案された料金プランを確認したところかなり割安だったので、思い切って乗り換えることにしました。
電気の使用量は以前と変わりませんが、月額の利用料金は1,000円から2,000円程度安くなり、とても助かっています。

評価:★★★★★5点
また、料金も安いうえに月々の支払いでも使っている店舗のポイントがたまる事を知ったので、コツコツポイントを貯める楽しみも増えました。
東京ガスのサービスに関する良い評判・口コミ
東京ガスのサービス面に関する良い口コミでは、安心感とサポート体制の充実度の高さが評価されています。
水道の修理対応は「迅速で丁寧」と評判で、93%の満足度を維持しています。

「水とでんきの駆けつけサービス」は24時間365日対応で、急なトラブルにも迅速に対応してくれると好評です。
アプリで日単位・時間単位の使用量を確認できる利便性の高さも利用者に支持されています。

評価:★★★★★5点
プランも色々あったので気になりますが、その中で選んだプランが今は合っているみたいなので、状況に合わせてプランを見直してもいいかなと思います。

評価:★★★★★5点

評価:★★★★★5点
後日完了したという書類が送られてきます。
別途書類の提出や、自分で今までの電力会社に解約の申し込みや面倒な作業は一切なく手続きが完了しました。
東京ガスの悪い評判・口コミ
東京ガスの悪い口コミでは「料金が高い」「手続きの手間」に関する不満が挙げられています。
料金面では、、燃料価格が高騰すると他社より割高になる可能性が指摘されています。
また、電気とガスのセット契約でも、最安値を求める場合は他社を組み合わせた方が安くなることがあるほか、一人暮らしなど低使用量世帯では節約効果が小さいという声もあります。
丁寧さやファミリー世帯の利用料金の安さには定評があるものの、単身・低使用量世帯の料金の高さや手続きの手間がマイナス評価の要因となっています。
以下では、東京ガスの悪い評判・口コミを「料金面」「サービス面」それぞれの観点で紹介します。
東京ガスのガス代・料金プランに関する悪い評判・口コミ
東京ガスの料金に関する悪い口コミでは「原料費調整額に上限がない点」が指摘されています。
原料価格が高騰した際、上限を設けている他社よりも電気料金が高くなる可能性があり「思ったより請求額が高かった」という声もあります。
また、電気とガスをセット契約しても、最安値ではない場合もあり、光熱費の安さを重視する人には他社を組み合わせた方が安くなるケースもあります。
ガス料金が他社よりやや高めである点や、電気使用量が少ない一人暮らし世帯では割引効果が小さい可能性が高まります。

評価:★★★3点
両方割引になる会社もあるので要検討です。

評価:★★★3点
この先大幅に上る可能性もあるため、上限がある方がいい。

評価:★★★3点
東京ガスのサービスに関する悪い評判・口コミ
東京ガスのサービスに関する悪い口コミでは「手続きや対応の不便さ」が指摘されています。
電気とガスを同時に契約した場合でも、解約時の窓口は別々のため、個人情報を何度も伝える手間や対応のたらい回しに不満を感じる声があります。
また、検針票の書面発行が有料化(税込165円/月)されたことで、紙の明細を希望する利用者から不満の声もありました。
過去には情報流出や誤請求のトラブルも報告されており「大手なのに対応が分かりづらい」と感じる利用者もいます。

評価:★★2点
間に仲介業者も挟んだため、内容が二転三転し何度電話しても繋がらない状況が続きました。
電話がつながった際は一から同じことを説明する羽目となり、とても手間のかかる作業でした。

評価:★★2点
説明できない言い訳が「小売りなので(よく分からない)…」もどうかと思います。

評価:★★★3点
ガスを止められた所で気が付き支払うも数日経っても止まったままだったので復旧の申請メールを送りました。
電話しても窓口をたらい回しされ最終的にここに電話してくださいと言われた所は電波が混み合っており待ち続けるも応答なしです。
東京ガスが高いといわれる理由
東京ガスが「高い」と言われる理由は、自由化後の料金設定が他社よりも高めの傾向である点が挙げられます。
2017年の都市ガス小売全面自由化以降、新規参入したガス会社は東京ガスの料金体系を基準に設定しており、顧客獲得のため基準よりも低く提供しています。
さらに、東京ガスの電気料金には原料費調整額の上限がなく、原油やLNG価格が上昇すると料金が直接影響を受けやすい点もポイントです。
基準料金である点や、原料費調整額の上限がない点が「東京ガスは高い」と感じられる理由となっています。
以下では、東京ガスの料金が高くなる主な要因をまとめています。
プロパンガス料金が高い理由と対策!都市ガスとの違い、一人暮らしの平均料金も解説
自由化後も料金が相対的に高い
2017年の都市ガス小売全面自由化以降、多くの新規ガス会社が事業に参入しました。
新興事業者は、従来の東京ガスの料金体系を基準に価格を設定しています。

東京ガスの料金自体が比較的高めに設定されていることが、結果として他社との価格差を生む要因となっています。
他のガス会社と0〜20㎥の料金で比較してみると「ガスワン」は基本料金・従量料金ともに東京ガスよりも低く「Looopガス」「楽々ガス」でも合計額では東京ガスよりも安く設定されています。
| 0〜20㎥の比較 | |
|---|---|
| 東京ガス | 基本料金:759.00円 従量料金:145.31円 |
| ガスワン | 基本料金:728.64円 従量料金:139.49円 |
| Looopガス | 基本料金:1,000円 従量料金:128円 |
| 楽々ガス | 基本料金:721.05円 従量料金:145.31円 |
新電力・新ガス各社は顧客獲得のため、基本料金や従量料金を抑える割安プランを展開しており、単純な料金比較では東京ガスの方が割高に見えることがあります。
セット契約でも最安ではないケースがある
東京ガスは「ガス・電気セット割」により、電気料金の単価を下げるサービスを提供しています。

しかし、光熱費をできるだけ安く抑えたい場合には、電気とガスを別々の会社で契約したほうが総額が安くなることがあります。
新電力会社やLPガス事業者の中には、東京ガスのセット割を上回る割引率を設定している企業もあるためです。
以下に他社の割引内容をまとめています。
| セット割の割引率 | |
|---|---|
| 東京ガス | でんき・ガスをまとめて契約すると、毎月の電気料金の0.5%割引が適用される |
| ガスワン | 東京ガスの一般料金から一律4%割引 ダブルハッピー割引・トリプルハッピー割引あり |
| ストエネ | ガス料金が地域ガス会社より10%オフになる |
| Looopでんき+ガス | 電気の料金単価が1円割引になる |
特に、使用量が少ない単身世帯では、セット契約の恩恵を十分に受けにくい点もデメリットとされています。
燃料費調整額に上限がないため変動リスクが高い
東京ガスのガス料金プランには、燃料費調整額の上限が設けられていません。
燃料費調整額は、各月の燃料費調整単価に使用量を乗じて算定します。
平均燃料価格が基準燃料価格を上回る場合、燃料費調整額は電気料金に加算する「プラス調整」として反映されます。平均燃料価格が基準燃料価格を下回る場合、燃料費調整額は電気料金から差し引かれる「マイナス調整」として反映されます。
なお、当社の電気料金は燃料費調整の上限は設けておりません。
燃料費費調整額の上限が設けられていない場合、原料に使われる原油や液化天然ガス(LNG)などの輸入価格が上昇した際、コスト増がそのまま電気料金に反映されます。
たとえば、ウクライナ情勢や中東不安などで燃料価格が高騰した場合、上限設定がある他社では設定により価格上昇が抑えられるのに対し、東京ガスでは利用者が直接負担することになります。
料金変動リスクの高さが「東京ガスは高い」と言われる大きな理由の1つです。
東京ガスが向いている人の特徴
東京ガスの利用は、料金の管理を簡単にしたい人や、大手のサポートを重視する家庭に向いています。
電気とガスをまとめて契約できる「ガス・電気セット割」を使えば、電気料金の割引を受けながら請求を一本化でき、家計管理がしやすくなります。
特に使用量が多いファミリー層や、夜間に電気を多く使うオール電化世帯にはお得です。
また、130年以上の実績を持つ大手として、ガス機器の修理対応や災害時の供給体制も高く評価されており、信頼性を重視する人も安心です。
光熱費をまとめて管理したい人
東京ガスは「電気+ガス」を一括で契約できるため、料金や請求をまとめたい人に向いています。
電気とガスを同一住所・同一契約者で利用すると「ガス・電気セット割」が適用され、支払いを一本化できるので、家計管理がしやすくなる点も大きな魅力です。
また、会員サイト「myTOKYOGAS」や専用アプリで、使用量や料金を日単位・時間単位で確認でき、電気代の節約を意識する家庭にも便利です。

パッチョポイントの付与など、利用状況に応じた特典もあるため、管理の手軽さやポイント還元受けたい人に適しています。
環境意識が高く、再エネや省エネに関心がある人
東京ガスは環境に配慮したプランが充実しており、再生可能エネルギーを活用したい人に向いています。

たとえば「さすてな電気」は実質再エネ100%の電気プランで、CO₂排出量の削減に貢献できます。
また、太陽光発電や蓄電池、電気自動車の活用など、次世代エネルギー利用を支援する「IGNITURE(イグニチャー)」シリーズも展開されています。
自治体や企業と連携して脱炭素化を進めており、カーボンニュートラル実現を目指す人や、環境にやさしいエネルギーを選びたい人にも最適です。
サポート体制を重視する人
130年以上の歴史を持つ東京ガスは、大手の信頼性と安定供給を重視する人に向いています。
大手インフラ企業として設備保守や安全管理の体制が整っており、トラブル時の対応力にも定評があります。
中でも「水とでんきの駆けつけサービス」は、24時間365日対応のサポート体制が整っており、いざというときにも安心です。

また、コージェネレーションや燃料電池など「停電に強い電源システム」の開発にも力を入れており、日常の安心感はもちろん、災害時の備えを重視する家庭にとっても心強い存在です。
東京ガスが向かない人の特徴
東京ガスの利用は、料金の安さを最優先する人には向かない場合があります。
ガス料金は他社と比べてやや高めであり、光熱費の「最安値」を求める人も不満に感じるでしょう。
また、電気サービスの提供エリアが関東地方限定のため、他地域に住んでいる人や今後関東以外へ引っ越す予定の人は契約できません。
紙の検針票が有料になる点も含め、コストや使い勝手を重視する人は注意が必要です。
提供エリア外に住んでいる人
東京ガスの電気・ガスサービスは、主に関東エリア限定です。
東京ガスネットワークは、首都圏を中心とする一都六県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県)に対して都市ガス供給を行っています。
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・静岡県東部(富士川以東)に住む人が対象で、これ以外の地域では申し込みができません。
また、プロパンガス(LPガス)を利用している地域では、ガスの自由化エリア外のためセット割が適用されず、料金面の恩恵を受けにくい点があります。
東京ガスの電気サービスは他エリアでは提供されていないため、今後関東エリア外へ引っ越しを予定している人も注意が必要です。
光熱費の最安値を重視する人
東京ガスは大手ならではの安心感が強みですが、光熱費の安さを最優先する人には不向きな場合があります。
電気とガスをセット契約する「ガス・電気セット割」では毎月の電気料金(基本料金+電力量料金)の0.5%割引が適用され、「ずっとも電気3」では毎月275円(税込)が基本料金から引かれます。
しかし、他社の最安値プランと比較すると、トータルの光熱費が高くなるケースもあります。
特に電気使用量が少ない一人暮らし世帯では、割引の恩恵が小さい傾向です。
コスト重視の人は、電気とガスを別の会社で個別契約したほうが安くなる可能性があるため、料金比較サイトやシミュレーションを利用して慎重に検討することが重要です。
料金変動リスクを避けたい人
東京ガスの電気料金は燃料費調整額に上限がないため、原油やLNG価格が高騰するとガス代が上昇しやすい特徴があります。
料金の安定性を重視する人にとっては、この変動リスクがデメリットとなります。
- 燃料費調整額
- 原料費調整額
また、2024年11月からは紙の検針票が有料(月165円)となったため、紙で請求書を受け取りたい人には負担が増します。
2024年10月末に紙の検針票(ご使用量のお知らせ)の投函を終了します。
2024年11月以降も紙の検針票をご希望される場合は、郵送注1)でのお届けとなり、発行手数料165円/月(税込)をお支払いいただきます。注2)
なお、お客さまからのお申し込みが必要です。
さらに、電気とガスを同時契約している場合でも、解約時はそれぞれの窓口で手続きを行う必要があり、不便に感じる利用者もいます。
料金変動を避けたい人にとっては、東京ガスよりもシンプルで固定費重視のサービスを選ぶ方が向いています。
東京ガスの料金プラン
東京ガスの料金プランは5つあります。
| 東京ガスの料金プラン | |
|---|---|
| 一般料金 | 一般家庭向け標準プラン |
| ずっともガス | パッチョポイントが貯まる特典がある |
| エネファームで発電エコぷらん | 家庭用燃料電池(エネファーム)を設置している方向け |
| エコウィルで発電エコぷらん | ガスエンジン式コージェネレーションシステム(エコウィル)を利用して自宅で発電している方向け |
| 暖らんぷらん | ガス温水床暖房を使用している家庭向け |
プランによって適用エリアや向いている世帯の特徴が異なるため、各プランの特徴を把握しておくの必要があります。
以下では、各料金プランの詳細をまとめています。
一般料金
「一般ガス料金」は、東京ガスが提供する標準的なプランで、契約条件に制限がなく、最も多くの家庭で利用されています。
基本料金と使用量に応じた従量料金で構成されており、ガスの使用量が増えるほど単価が段階的に下がる仕組みです。
| 一般料金 | |
|---|---|
| 対象 | 一般家庭向け標準プラン |
| 料金の特徴 | ガスの使用量が増えるほど単価が段階的に下がる |
| 向いている人 | 特定の設備を利用していない世帯や、特別な割引を希望しない人 |
基本料金と使用量に応じた従量料金で構成されており、ガスの使用量が増えるほど単価が段階的に下がる仕組みです。
特定の設備を利用していない世帯や、特別な割引を希望しない人に適しています。
契約や解約に関する手数料・違約金もなく、安心して利用できるのが特徴です。
東京ガスの全プランの基準ともなる料金体系で、他プランとの比較や切り替えを検討する際の目安にもなります。
ずっともガス

「ずっともガス」は、家庭向けの自由料金プランで、ガス機器の種類を問わず誰でも契約可能です。
| ずっともガス | |
|---|---|
| 対象 | 一般家庭向けプラン |
| 料金の特徴 | 従量料金に応じて一定の割引が反映される |
| 向いている人 | ポイント還元を受けたい人 |
一般料金よりも単価がやや安く、パッチョポイントが貯まる特典も付いており、貯まったポイントは電気料金や提携サービスで利用できます。
料金体系はシンプルで、従量料金に応じて一定の割引が反映される設計です。
ガスと電気を東京ガスでまとめることで「ガス・電気セット割」も適用され、光熱費を効率的に節約したい家庭に向いています。
エネファームで発電エコぷらん

「エネファームで発電エコプラン」は、家庭用燃料電池(エネファーム)を設置している方向けのプランです。
| エネファームで発電エコぷらん | |
|---|---|
| 対象 | 家庭用燃料電池(エネファーム)を設置している |
| 料金の特徴 | 発電コストを抑えつつ、自家発電できる |
| 向いている人 | 自家発電でエネルギーを生産したい家庭 |
都市ガスから水素を取り出し、化学反応で電気と熱をつくる仕組みで、年間を通じてガス料金が割安になります。
エネファームは高効率で環境にも優しく、CO₂排出量の削減効果が高いことが特徴です。
このプランを選ぶことで、発電コストを抑えつつ、自家発電による省エネ生活を実現できます。
導入コストはかかるものの、自家発電でエネルギーを生産したい家庭に適しています。
エコウィルで発電エコぷらん

「エコウィルで発電エコプラン」は、ガスエンジン式コージェネレーションシステム(エコウィル)を利用して自宅で発電している方向けの料金プランです。
| エコウィルで発電エコぷらん | |
|---|---|
| 対象 | スエンジン式コージェネレーションシステム(エコウィル)を利用している |
| 料金の特徴 | ガス料金が通年で割安になる |
| 向いている人 | 発電によって電力購入量を減らしたい人 |
エコウィルはガスで発電し、同時に発生する熱を給湯や暖房に再利用できる省エネ機器で、このプランではガス料金が通年で割安になります。
発電によって電力購入量を減らせるため、光熱費全体の節約にもつながります。
家庭内で効率的にエネルギーを使いたい方、環境負荷を抑えながらガス利用コストを下げたい人に最適です。
暖らんぷらん

「暖らんプラン」は、ガス温水床暖房を使用している家庭向けの特別料金プランです。
| 暖らんぷらん | |
|---|---|
| 対象 | ガス温水床暖房を使用している |
| 料金の特徴 | 冬季シーズン(11月〜4月)のガス料金が割安に設定されている |
| 向いている人 | 温水式床暖房の利用率が高い世帯 |
冬季シーズン(11月〜4月)のガス料金が割安に設定されており、床暖房の長時間利用でもコストを抑えられます。
ガス温水床暖房をメイン暖房として使う家庭や、床暖房を複数の部屋で使用する住宅で特に効果的です。
年間を通じて快適な温度管理が可能で、温水式床暖房の利用率が高いほどお得になります。
東京ガスは本当に高いのか他社と比較して検証
東京ガスはガスプランを提供する他社よりも、条件や利用料によって料金が高くなる可能性もあります。
- 基本料金は759〜12,452円
- 従量料金は108.46〜145.31円
東京ガスの料金設定は高めの傾向があるため、使用量や割引を含めて他社と比較するのがおすすめです。
以下では、東京ガスと「ガスワン」「ストエネ」「Looopでんき」の3社を比較し、どれだけお得になるのか検証しています。
東京ガスとガスワンの料金を比較
東京ガス+ガスワンの料金を比較すると、ガスワンの方が安価になる可能性が高いでしょう。
ガスワンの基本料金は728.64〜11,953.92円、従量料金は104.11〜139.49円と、東京ガスの基本料金759〜12,452円、従量料金108.46〜145.31円よりも安価に設定されています。
たとえば、50㎥の利用料で比較してみると、東京ガスの料金は7,579円、ガスワンは約7,275円と毎月304円ガスワンがお得です。
以下に、東京ガスとガスワンの基本料金と従量料金をまとめています。
| ガスワン 基本料金比較(消費税率10%) | |||
|---|---|---|---|
| 使用量 | ガスワン基本料金 | 東京基本料金 | 差額 |
| 20㎥まで | 728.64円 | 759.00円 | △30.36円 |
| 20㎥をこえ80㎥まで | 1,013.76円 | 1,056.00円 | △42.24円 |
| 80㎥をこえ200㎥まで | 1,182.72円 | 1,232.00円 | △49.28円 |
| 200㎥をこえ500㎥まで | 1,816.32円 | 1,892.00円 | △75.68円 |
| 500㎥をこえ800㎥まで | 6,040.32円 | 6,292.00円 | △251.68円 |
| 800㎥を超える場合 | 11,953.92円 | 12,452.00円 | △498.08円 |
| ガスワン 従量料金比較(消費税率10%) | |||
|---|---|---|---|
| 使用量 | ガスワン基本料金 | 東京基本料金 | 差額 |
| 20㎥まで | 139.49円 | 145.31円 | △5.82円 |
| 20㎥をこえ80㎥まで | 125.23円 | 130.46円 | △5.23円 |
| 80㎥をこえ200㎥まで | 123.12円 | 128.26円 | △5.14円 |
| 200㎥をこえ500㎥まで | 119.95円 | 124.96円 | △5.01円 |
| 500㎥をこえ800㎥まで | 111.50円 | 116.16円 | △4.66円 |
| 800㎥を超える場合 | 104.11円 | 108.46円 | △4.35円 |
東京ガスとストエネのガスの料金を比較
東京ガスとストエネのガス料金を比較すると、使用量が増えるとよりストエネの方が安くなるのが特徴です。
ストエネのガス基本料金は683.10〜11,206.80円、従量料金は108.46〜185.31円と基本料金は他社よりお得ですが、20㎥程度の使用量の世帯の場合は東京ガスの方が安価です。
一方、50㎥の使用量で比較した場合は東京ガスが7,579円、ストエネが7,473円となり、東京ガス利用のほうが料金は高くなります。
東京エリア以外かつ使用量が多い世帯はストエネの方がお得になるでしょう。
| ストエネガス 基本料金比較(消費税率10%) | |||
|---|---|---|---|
| 使用量 | ストエネ基本料金 | 東京基本料金 | 差額 |
| 20㎥まで | 683.10円 | 759.00円 | △75.9円 |
| 20㎥をこえ80㎥まで | 950.40円 | 1,056.00円 | △105.6円 |
| 80㎥をこえ200㎥まで | 1,108.80円 | 1,232.00円 | △123.2円 |
| 200㎥をこえ500㎥まで | 1,702.80円 | 1,892.00円 | △189.2円 |
| 500㎥をこえ800㎥まで | 5,662.80円 | 6,292.00円 | △629.2円 |
| 800㎥を超える場合 | 11,206.80円 | 12,452.00円 | △1,245.2円 |
| ストエネ 従量料金比較(消費税率10%) | |||
|---|---|---|---|
| 使用量 | ストエネ基本料金 | 東京基本料金 | 差額 |
| 20㎥まで | 185.31円 | 145.31円 | ▲40円 |
| 20㎥をこえ80㎥まで | 130.46円 | 130.46円 | 0円 |
| 80㎥をこえ200㎥まで | 128.26円 | 128.26円 | 0円 |
| 200㎥をこえ500㎥まで | 124.96円 | 124.96円 | 0円 |
| 500㎥をこえ800㎥まで | 116.16円 | 116.16円 | 0円 |
| 800㎥を超える場合 | 108.46円 | 108.46円 | 0円 |
東京ガスとLooopでんき+ガスの料金を比較
東京ガスとLooopでんき+ガスを比較すると、利用料が多い世帯では東京ガスの方がLooop安価です。
Looopガスの料金は、基本料金1,000円、従量料金は使用量にかかわらず128/㎥です。
一方、東京ガスの基本料金は759〜12,452円、従量料金は108.46〜145.31円と使用量に応じて異なります。
たとえば、200㎥のガス利用した場合はLooopでんき+ガスは26,884円円、東京ガスは26,600円と84円東京ガスの方がお得です。
使用量が多く、関東エリアに在住の人は東京ガスを利用する方がお得となる可能性が高いでしょう。
| looopでんき+ガスと東京の料金を比較 | |||
|---|---|---|---|
| 使用量 | Looopでんきの場合 | 東京ガスの場合 | 差額 |
| 50㎥の場合 | 7,400円 | 7,579円 | △179円 |
| 100㎥の場合 | 13,800円 | 14,058円 | △258円 |
| 200㎥の場合 | 26,600円 | 26,884円 | ▲84円 |
| 500㎥の場合 | 65,000円 | 64,372円 | ▲628円 |
| 800㎥の場合 | 103,400円 | 99,220円 | ▲4,180円 |
東京ガスへの乗り換えはくらしテクにお任せ!

くらしテクは、引っ越し時のライフライン手続きを無料で一括代行してくれるサービスです。
電気・ガス・水道・インターネットなどの解約から新規契約までを、電話1本でまとめて手続きしてくれます。
- 面倒な引っ越し手続きを丸投げしたい
- 初めての引っ越しで何をしていいかわからない
- 引っ越し当日まで時間がないのに引っ越し手続きが進んでいない
- 引っ越しついでにネットや電気料金を見直したい
また、利用者は専任コンシェルジュのサポートにより、生活スタイルや使用状況に合わせた料金プランの提案を受けられます。
光熱費をまとめて見直したい人にも適しています。
サービスの利用は完全無料で、LINEや電話から24時間受付可能です。
くらしテクはガス以外にも電気やインターネットなどすべてのライフライン手続きに対応している

くらしテクは、引っ越し時に必要なすべてのライフライン手続き(電気・ガス・水道・インターネット回線など)を無料で一括代行してくれます。
電話またはLINEで依頼でき、解約から新規契約・開通手続きまでをまとめて代行します。
ガスの開栓や電気・水道の契約変更など、複数の会社に連絡する手間を省けるため、手続き時間を大幅に短縮できる点が特徴です。
また、専任のコンシェルジュが利用者の希望に合わせて最適な料金プランを提案してくれるため、光熱費の見直しにも役立ちます。
対応エリアは全国(沖縄・離島を除く)で、24時間365日受付が可能です。
引っ越し見積もりや業者の手配も可能

くらしテクは、電気・ガス・水道などのライフライン手続きに加え、引っ越し業者の見積もりや手配にも対応しています。
複数の引っ越し業者へ個別に見積もり依頼をする手間を省け、一括見積もりで料金や条件を比較したうえで、最適な業者を選択できます。
さらに、専任のコンシェルジュが引っ越し日程や荷物量をもとに、費用や対応エリアのバランスが良い業者を提案してくれるため、初めての引っ越しでも安心です。
不用品処分や住所変更など、引っ越しに付随する作業もまとめて相談可能で、時間と手間を大幅に削減できるのが特徴です。
東京ガスの基本情報

| 東京ガスの基本情報 | |
|---|---|
| 供給エリア | 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県 |
| 電気ガスセット割 | あり |
| 契約手数料 | なし |
| 解約金 | なし |
| クレジットカード | 利用可能(Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club) |
| ポイント還元 | あり(パッチョポイント) |
| 運営会社 | 東京ガス株式会社 |
| 所在地 | 東京都港区海岸1-5-20 |
| ガス小売事業者登録番号 | A0020 |
東京ガスは、1885年に渋沢栄一が創立した日本最大級の総合エネルギー企業です。

創立130年の東京ガスは、都市ガスの小売件数は約882万件で国内シェア1位、電力小売件数も約415万件で新電力No.1と、合計1,200万人以上の人が利用しています。
近年は「第3の創業」として脱炭素(GX)とデジタル化(DX)を推奨しているのも特徴です。
また、家庭向けには「ずっともガス」「さすてな電気」などガスと電気のセット割や暮らしサービスを展開し、暮らしを支える役割も担っています。
ガス・電気セット割りを提供している
東京ガスでは、都市ガスと電気を同時に契約することで電気代が割引になる「ガス・電気セット割」を提供しています。

対象は、同一の契約者・使用場所でガスと電気を契約し、料金を合算して支払う家庭です。
「基本プラン」を契約している場合、毎月の電気料金(基本料金+電力量料金)の0.5%割引が適用され、「ずっとも電気3」では毎月275円(税込)が基本料金から引かれます。
電気とガスをまとめることで光熱費全体を効率的に節約でき、請求が一本化されるため家計管理が楽になる点も魅力です。
手続きはWebで簡単
東京ガスは、契約や引越しなどの手続きをWeb上で完結できます。

引越しに伴うガスや電気の開始・停止、他社からの切り替え申し込みもWebから約5〜10分で完了します。
申し込み後は、旧電力会社の解約手続きが自動で行われるため、利用者の手間がかかりません。
Webサイトでは手続き可能な項目が一覧で示されており、混雑する電話窓口を避けたい人にも便利です。
また、個人向けの「myTOKYOGAS」、法人向けの「myTOKYOGASビジネス」では、料金や使用量の確認、ポイント管理が可能です。
くらしのサービスが利用できる

東京ガスは、エネルギー供給に加えて「IGNITURE(イグニチャー)」ブランドのもと、暮らしを支える総合サービスを展開しています。
- ガス機器修理
- 水回り修理
- ハウスクリーニングなど
ガス機器の修理・交換、水まわりのトラブル対応、バスルームやキッチンのリフォーム相談などに加え、月額制の駆けつけサービスが充実しています。
また、ウォーターサーバー、空き家管理、マンション買取といった生活支援にも対応可能です。
東京ガスは料金だけでなくくらしのサービスや手厚いサポートを受けたい人におすすめ
東京ガスは、130年以上の歴史ある老舗エネルギー企業であり、信頼度が高いのが特徴です。
都市ガスの小売件数は約882万件で国内シェア1位、電力小売件数も約415万件で新電力No.1と多くの人が利用しているのが分かります。
料金面では、他社よりも高くなる場合もありますが、でんき+ガスを組み合わせることで毎月の電気料金(基本料金+電力量料金)の0.5%割引が適用され、「ずっとも電気3」では毎月275円(税込)が基本料金の割引が受けられます。
セット割りを受けるためには、ガス供給エリアである東京圏に住んでいることが条件ですが、条件に当てはまる人は光熱費の削減できる可能性があります。
- 東京圏に住んでいる人
- 手厚いサービスを受けたい人
- 大手企業利用の安心感が欲しい人
東京ガス供給対象外エリアの人や、料金の安さを最重視したい人は、ライフラインの手続きを無料で代行する「くらしテク」の利用をせひ検討してください!



